AM-16 (航空機)
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1936年(昭和11年)[1][2]、愛知は海軍から命じられた十一試特殊水上偵察機の開発と並行して、独自に[1]海軍向けの先進的な偵察飛行艇としてAM-16の開発を開始した[1][2][注 1]。作業は三木鉄夫技師の主導の元に行われ、1937年(昭和12年)6月に試作機を完成させることを目標としていたが[1]、日中戦争の勃発を受け、より需要のある九六式艦上爆撃機の生産および十一試艦上爆撃機の開発に注力するため、AM-16の開発は[1][2]1937年中に[1]艇体のみが完成したところで中止された[1][2]。
機体は高翼単葉の双発飛行艇[1][2]。胴体は全金属製で[1]、中央部に後上方へ向けて7.7mm旋回機銃1挺を装備する[2][3]。主翼は木製骨組に合板および羽布張りで、補助浮舟と後縁タブ式フラップを備える。エンジンは、空気抵抗を低減できる形式を理由に[1]メナスコ「スーパー・バッカニア」が採用された[1][2]。軽量かつグラマン G-21などに類似した近代的な設計による機体であり、高い航続性能を持たせることが企図されていた他[1]、カタパルトによる運用も可能としていた[1][2]。