HFpEF

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HFpEF(ヘフペフ[1]英語: heart failure with preserved ejection fraction)は、かつて主に拡張不全と呼ばれていた病態で、左室拡張機能障害に起因する心不全

「左室拡張機能障害に起因する心不全(拡張不全)」とも呼ばれていたが、駆出率が低下した心不全(英語: heart failure with reduced ejection fractionHFrEF、左室収縮機能障害に起因する心不全、収縮不全)でも拡張機能障害を認めることが多いため、左室駆出率(英語: left ventricular ejection fraction;LVEF)が保持されている(preserved )心不全は、主にHFpEFと呼ばれるようになった。

病態

「今日の治療指針2019」(医学書院)による分類は、

  • 駆出率が40%未満の心不全をheart failure with reduced ejection fraction(HFrEF、ヘフレフ[1]
  • 駆出率が40%以上50%未満の心不全をheart failure with mid-range ejection fraction(HFmrEF、ミッドレンジ[1]
  • 駆出率が50%以上ある心不全をheart failure with preserved ejection fraction(HFpEF、ヘフペフ)

HFrEFにおいては通常拡張能も低下しており、逆にHFpEFにおいても一部の心筋の収縮能は低下しているため、正確には、HFrEF=収縮不全、HFpEF=拡張不全ではないが、それぞれの主因で収縮不全、拡張不全とよぶことも多い。

診断

  1. 臨床的「心不全」の診断にあてはまる(例:Framingham基準[2]に合致するなど)
  2. 左室駆出率の低下を認めない
  3. 拡張機能指標の異常を有する

以上すべてを満たすこと。ただし2019年現在、拡張機能を非観血的に評価することが困難なため、臨床の現場では、1.と2.を満たすものとなっている[3]

治療

脚注

参考文献

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