Jitsi

自由かつオープンソースのビデオ会議、VoIP、インスタントメッセージアプリケーションのコレクション From Wikipedia, the free encyclopedia

Jitsi(ジッチ、ジトシ[5])は自由かつオープンソースで、ウェブプラットフォーム英語版WindowsLinuxmacOSAndroidといったクロスプラットフォーム向けの音声(VoIP)、ビデオカンファレンスインスタントメッセージアプリケーションのコレクションである[6][7][8]。JitsiプロジェクトはJitsi Desktop(旧称:SIP Communicator)の開発から始まった。WebRTCの普及に伴いプロジェクトチームはウェブペースの複数人ビデオ会話を実現するJitsi Video Bridgeの開発に集中するようになった。その後、チームは完全なビデオカンファレンスアプリケーションであるJitsi Meetを追加し、ウェブ、Android、iOSクライアントが利用可能になった。Jitsiは、Jitsi Meetをmeet.jit.siでホストしており、コミュニティは無料で利用できる。その他に開発しているプロジェクトとしては、Jigasi、lib-jitsi-meet、Jidesha、Jitsiがある[9][10][11]

作者 Emil Ivov
初版 2003年 (23年前) (2003)
最新版
2.8.5426 / 2017年10月1日 (8年前) (2017-10-01)
概要 作者, 初版 ...
Jitsi
作者 Emil Ivov
初版 2003年 (23年前) (2003)
最新版
2.8.5426 / 2017年10月1日 (8年前) (2017-10-01)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Java
対応OS LinuxmacOSWindows(Javaをサポートするすべてのオペレーティングシステム)、Android, iOS
サイズ 52.4 MB – Windows (独自JREをバンドル)[1]
78.8 MB – Mac OS X (独自JREをバンドル)[2]
22 MB – Linux
65 MB – ソースコード[3]
対応言語 オーストリア語、英語、フランス語、ドイツ語、ブルガリア語、日本語、スペイン語、イタリア語、ルーマニア語、ギリシャ語、その他25ヶ国語
種別 Voice over IPインスタントメッセージングビデオ会議
ライセンス Apache License 2.0[4]
公式サイト jitsi.org
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Jitsiは、NLnet Foundation[12][13]ストラスブール大学、Region of Alsace[14] など様々な機関から支援を受けており、Google Summer of Codeプログラムにも複数回参加している[15][16]

Jitsiの主なプロジェクト

Jitsiは2020年4月現在、GitHubで103個のリポジトリがオープンソースで公開されている。主なプロジェクトには以下のものがある[17]

  • Jitsi Meet – Debian/Ubuntuサーバーで簡単にインストールできるように設計されたビデオ会議サーバー
  • Jitsi Videobridge – 複数人参加会議を動作させるWebRTCのSelective Forwarding Unitエンジン
  • Jigasi - 標準のSIPクライアントが、Jitsi VideobridgeでホストされたJitsi Meet会議に参加することを可能にするサーバーサイド・アプリケーション
  • lib-jitsi-meet - Jitsi MeetのためにカスタマイズされたUIを提供する低レベルのJavaScript API
  • Jidesha – Jitsi MeetのためのGoogle Chrome拡張機能
  • Jitsi – 音声、ビデオ、チャットでのコミュニケーションを可能にする、SIP、XMPP/Jabber、AIM/ICQ、IRCプロトコルをサポートするプログラム

Jitsi Meet

オープンソースのJavaScript WebRTCアプリケーションであり、ビデオ会議に使うことができる。Android、macOS、Windows、Linuxに対応している。デスクトップ画面やプレゼンテーションを共有でき、リンクで新しいメンバーをビデオ会議に招待できる。ブラウザで直接、またはアプリケーションをダウンロードして利用できる[18][19]

Jitsi Meetの主な特徴

Jitsi Videobridge

複数ユーザーのビデオ通信を可能にするWebRTCをサポートするビデオ会議プログラムである。Selective Forwarding Unit(SFU)を利用して選択されたストリームだけを他のビデオ会議通話の参加ユーザーに転送するため、CPUの性能はパフォーマンスにそれほど重要ではない[21][22]

Jitsi Desktop

Jitsiからは、Jitsi Video Bridge Selective Forwarding Unit(SFU)や、ウェブ会議アプリケーションのJitsi Meetなど、いくつかの姉妹プロジェクトが生まれた。これらの他のJitsiプロジェクトがよく知られるようになるにつれて、混同を防ぐために、JitsiクライアントアプリケーションはJitsi Desktopとしてリブランディングされた。

プロジェクトは当初からIPv6をサポートしていたため、主に実験的なツールとして使われていた[23][24]。時が経つにつれ、プロジェクトは多くのメンバーを集め、SIP以外のプロトコルのサポートも追加されていった。

機能

Mac OS X上で動作するjitsiのビデオ会議のウィンドウ。

Jitsiは、Windowsや、Linux、macOSBSDのようなUnix系システムを含む複数のオペレーティングシステムをサポートしている。スマートフォン向けにはiOSとAndroidをサポートしており、iOS向けアプリはApp Storeで、Android向けアプリはGoogle Play StoreおよびF-Droid上でダウンロードできる[25]。Jitsi Desktopがサポートする機能には以下のものがある[26]

  • 通話転送英語版(attendedおよびblind)
  • 自動退席
  • 自動再接続
  • 自動応答と自動転送
  • 通話の録音
  • SRTP英語版ZRTP英語版を利用した通話の暗号化
  • 会議通話
  • ICEプロトコルを使用した直接のメディア接続の確立
  • デスクトップ画面のストリーミング
  • マスターパスワードを利用した暗号化パスワードの保存
  • XMPPAIM/ICQWindows Live MessengerYIMに対するファイル転送
  • OTR英語版(エンド・トゥ・エンドの暗号化)を利用したインスタントメッセージの暗号化
  • SIPおよびXMPPへのIPv6のサポート
  • TURNプロトコルを利用したメディアのリレー
  • Message Waiting indication英語版RFC 3842
  • ビデオエンコーディングにH.264およびH.263またはVP8を使用した、SIPおよびXMPPのための音声およびビデオ会話[27]
  • SILK英語版G.722SpeexOpusを使用したWideband audio英語版[27]
  • SIP INFO、RTPRFC 2833/RFC 4733)、In-bandを使用したDTMFのサポート
  • mDNS/DNS-SDによるZeroconfAppleBonjourを使用)
  • DNSSEC
  • グループビデオ会議のサポート(Jitsi Videobridge)[28]
  • SILKおよびOpusコーデックを使用したパケットロスの隠蔽英語版[29][30]

関連項目

出典

外部リンク

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