ある日、アヒルバス

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天晴れアヒルバス
著者 山本幸久
発行日 2016年9月9日
発行元 実業之日本社
ジャンル 長編小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 312
前作 ある日、アヒルバス
公式サイト https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53693-4/
コード ISBN 978-4-408-53693-4
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ある日、アヒルバス』(あるひ、アヒルバス)は、山本幸久による日本長編小説。『月刊ジェイ・ノベル』に2006年7月号から2007年11月号まで隔月で連載された後、実業之日本社より2008年10月に刊行された。2010年10月には書下ろし短編「東京スカイツリー篇 リアルデコ」を加えて実業之日本社文庫より文庫化されている。

また、続編となる『天晴れアヒルバス』(あっぱれアヒルバス)が『月刊ジェイ・ノベル』2014年10月号から2015年10月号まで連載され、実業之日本社より2016年9月に刊行された。

『ある日、アヒルバス』を原作としたテレビドラマNHK BSプレミアムプレミアムドラマ枠にて2015年7月5日から8月23日まで放送された[1]

東京・月島に本社を置く都内及び近郊の観光バス会社、アヒルバスを舞台に、入社して5年になる23歳のバスガイド高松秀子(通称・デコ)の奮闘を描く。心から慕っていた先輩社員の転職に落ち込む間もなく、新人研修の指導員を任され、一筋縄ではいかない新人たちの相手はもちろん、ツアー中に盗撮被害に遭うなど、次々と振りかかる問題にデコが立ち向かっていく。

アヒルバス
月島に本社を置く観光バス会社。バスガイド(正社員)は18名。マスコットキャラクターは、アヒルの「アルヒ」くん[注 1]築地にある女子寮は元旅館で、特に改修などをしていないため、大浴場がある、部屋の名前がすしネタ(デコの部屋は「穴子」)である、遊戯室に卓球台があるなど、その名残がある。

登場人物

高松 秀子たかまつ ひでこ
アヒルバスのバスガイド。八王子出身。あだ名は「デコ」。高校3年生の時に、進路指導の先生に朗読がうまいからとバスガイドを薦められ、アヒルバスに就職した。新人の指導係に任命され奮闘するが、なかなか日程通りに進まない新人教育に悩みが尽きない。家族とよくカラオケに行っていたため、両親(40代半ば)の世代の歌謡曲に詳しい。ツアー参加者や新人にあだ名をつける。
中森 亜紀なかもり あき
アヒルバスのバスガイド。秀子の同期。化粧が濃く、派手な雰囲気。アヒルバスを女性がもっと働きやすい職場にしたいと望み、デコに「革命を起こそう」と持ちかける。
小田切 次郎おだぎり じろう
アヒルバスのバス運転手。25、6歳。秀子と組むことが多い。
戸田 夏美とだ なつみ
アヒルバスの最年長のバスガイド。42歳。通称・鋼鉄母さん。社員も運転手も社長さえも、目が合えば小言を言われるという。入社以来、「鋼鉄の処女」と呼ばれていたが、10年前に3歳年下のサラリーマンと見合い結婚、6年前に出産。あだ名も鋼鉄の処女から、「鋼鉄の人妻」「鋼鉄の妊婦」「鋼鉄母さん」と変遷していった。出産を経て正社員としてガイドに復帰したのは夏美が初めて。
三原みはら
元アヒルバスバスガイド。秀子の新人研修を担当した。ツアーに参加した北陸の鉄道会社の社長からガイドの腕を見込まれスカウトされ、自分の可能性を試してみたいという思いから、転職した。
山中 空やまなか そら
アヒルバス新人バスガイド。就職が決まり、高校の卒業旅行名目で、秀子が担当していた「これはお得!東京名所ぐるり旅」に1人で参加した。あだ名はクウ。帰国子女
モモ
アヒルバスの女子寮の寮母。寮は元旅館で、当時は旅館の女中をしていたという。愛車はミゼットII
野口のぐち
アヒルバス企画課社員。
偽伯爵にせはくしゃく
アヒルバスの都内周遊コース「これはお得!東京名所ぐるり旅」に月に2度は参加する常連客。髪や眉、口ひげに白髪が目立つ、60代後半から70代前半と思しき男性で、背広姿でループタイ、革のセカンドバッグを持っている。

書籍情報

『ある日、アヒルバス』
『天晴れアヒルバス』

テレビドラマ

ある日、アヒルバス
ジャンル テレビドラマ
原作 山本幸久
脚本 山室有紀子
横田理恵
鹿目けい子
演出 大谷健太郎
安見悟朗
水村秀雄
出演者 藤原紀香
トリンドル玲奈
山下健二郎三代目J Soul Brothers
青山倫子
片岡愛之助
袴田吉彦
キムラ緑子
エンディング moumoon「IROIRO」(avex trax
製作
プロデューサー 後藤高久(NHKコンテンツ開発センター)
高石明彦The icon
制作 NHK BSプレミアム
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2015年7月5日 - 8月23日
放送時間日曜 22:00 - 22:49
放送枠プレミアムドラマ
放送分49分
回数8
公式サイト
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小説を原作とした同名のテレビドラマが2015年7月5日から8月23日までNHK BSプレミアムプレミアムドラマ枠にて放送された。全8話[1]

40歳で出版社リストラされ恋人とも別れた主人公・浅倉葉月が、たまたま観光バス「アヒルバス」に乗り合わせたことをきっかけにバスガイドへと成長する物語を描く。2020年東京五輪の開催を控え世界中から多くの観光客が東京を訪れることが予想されることから、バスガイドに焦点を当てた作品を企画。「東京再発見」をテーマに、東京の著名な観光地から隠れた名所までを紹介する。当作にて初めて連続ドラマの演出を手掛ける映画監督大谷健太郎[2]曰く、「この俳優がこんな芝居をするんだ」という「俳優の再発見」が裏テーマとなっている[3]

主演の浅倉葉月役の藤原紀香は「ハートフル・ストーリーの名手である山本幸久さんが描く、仕事&青春小説「ある日、アヒルバス」が原作のこのドラマは人生を懸命に生きるごくフツーの人々の波乱と笑いに満ちた日常を 都内周遊観光バス会社を舞台に描いています。」と解説している[4]

アヒルにちなみ、劇中では黄色のバスガイド衣装が採用されている[5]

キャスト

ゲスト出演
複数回登場の場合は括弧()内に表記。
第1話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話

スタッフ

放送日程

各話放送日サブタイトル脚本演出
第1話7月5日崖っぷちの女山室有紀子大谷健太郎
第2話7月12日ガイドはアイドル?横田理恵
第3話7月19日恋のストリッパー鹿目けい子
第4話7月26日父と娘のTOKYOデート横田理恵
第5話8月2日走れ!婚活バス安見悟朗
第6話8月9日愛は、飛び蹴り山室有紀子水村秀雄
第7話8月16日さらば、永久就職鹿目けい子
最終話8月23日アヒルバスは永遠に不滅です!横田理恵大谷健太郎

関連商品

サウンドトラック
  • 吉俣良『NHKプレミアムドラマ「ある日、アヒルバス」オリジナルサウンドトラック』(2015年8月5日発売) Suzak Musik、品番: NGCS-1056

脚注

関連項目

外部リンク

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