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アイビスサマーダッシュ

日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬の重賞競走 From Wikipedia, the free encyclopedia

アイビスサマーダッシュは、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走 (GIII) である。2001年に新設された重賞で、芝の直線1000 mコースで開催される。

開催国 日本の旗 日本
競馬場 新潟競馬場
第1回施行日 2001年8月19日
概要 アイビスサマーダッシュ, 開催国 ...
アイビスサマーダッシュ
第23回アイビスサマーダッシュ
(2023年7月30日)
優勝馬:オールアットワンス、鞍上:石川裕紀人
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 新潟競馬場
第1回施行日 2001年8月19日
2026年の情報
距離 芝直線1000m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 別定
出典 [1][2]
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競走名のアイビス (Ibis) は、新潟県の県鳥トキの英称。新潟競馬場のスタンドにも「アイビススタンド」の名称で使用されている[3]。 寄贈賞は新潟市長賞[2][1]。

概要

中央競馬で唯一、直線コースのみで施行される重賞競走[注 1]。

2001年に新潟競馬場のコース改修が行われた際に新設された、芝直線1000メートルのコースを使用して行われる[4]。創設から2005年まではスプリンターズステークスのステップレースとして位置付けられ[5]、2005年まではスプリンターズステークスの出走候補馬となる地方競馬所属馬3頭に出走資格が与えられていたが、2006年以降地方所属馬の出走枠は2頭になった[5]。また2005年から国際競走に指定され、外国馬も出走可能になった[5]。 2006年から施行時期が夏の新潟開催の開幕週に移設されるとともに、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられたサマースプリントシリーズに指定された(2011年までは第2戦、2012年以降は第3戦)[5]。

牡馬・牝馬混合戦ではあるが、牝馬の勝率が良く、2020年までに開催された全20回中、牡馬の優勝が7回(6頭)に対し、牝馬の優勝は13回(11頭)を数える。なお、直近10年(2011年~2020年)において牝馬の勝率は五分五分となっているが、2005年~2011年にかけて牝馬が7連勝としており、これはJRAの牝馬限定戦ではない重賞競走における牝馬の最多連勝記録である[注 2]。

競走条件

以下の内容は、2026年現在[2][1][6]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳55kg(8月1日以前に施行される場合は54kg)、4歳以上57kg、牝馬2kg減
    • 2025年8月2日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2025年8月1日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • (ただし2歳時の成績をのぞく)

賞金

2026年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[2]。

コース

新潟競馬場の芝コース、直線1000メートルを使用。

本競走が施行される直線コースは他競馬場の周回コースの芝1000メートルに比べ速いタイムが出やすく、2001年に中央競馬史上初めて1ハロン10秒を切るラップタイムが本競走を含む3競走で記録され[7]、2002年に本競走で優勝したカルストンライトオの走破タイム(53秒7)は2026年にピューロマジックが更新する(53秒5)まで芝1000メートルのJRAレコードとなっていた。この時の平均速度は 時速 67.0 キロメートル に相当する。

周回コースを走る馬の影響で芝が傷みやすい内枠よりも芝のコンディションの良い外枠の方が有利な傾向があるといわれる[8]。

歴史

  • 2001年 - 3歳以上の馬による重賞競走(GIII[注 3])として新設、新潟競馬場の直線芝1000mで施行[5]。
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[5]。
  • 2006年
    • 特別指定交流競走に変更され、地方競馬所属馬の出走枠が3頭から2頭に縮小[5]。
    • サマースプリントシリーズに指定。[5]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[5]。
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[5]。
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更[5]。
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[9]。
  • 2023年 ‐ 負担重量を「グレード別定」に変更。
  • 2024年 - 暑熱対策による最終競走の発走時刻を18時25分に設定したことに伴い、競走番号が第11競走から第7競走に変更(2025年以降も同様)。
  • 2026年 - ピューロマジックが勝ちタイム53秒5で優勝し、2002年の同レースでカルストンライトオが保持していた53秒7の芝1000m日本レコードを24年ぶりに更新。

歴代優勝馬

距離はすべて芝コース。

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回2001年8月19日新潟直線1000mメジロダーリング牝553.9吉田豊大久保洋吉(有)メジロ牧場
第2回2002年8月18日新潟直線1000mカルストンライトオ牡453.7大西直宏大根田裕之清水貞光
第3回2003年8月24日新潟直線1000mイルバチオ牝654.2左海誠二小檜山悟柴原榮
第4回2004年8月22日新潟直線1000mカルストンライトオ牡653.9大西直宏大根田裕之清水貞光
第5回2005年8月21日新潟直線1000mテイエムチュラサン牝354.0田嶋翔小島貞博竹園正繼
第6回2006年7月16日新潟直線1000mサチノスイーティー牝355.7鈴来直人平井雄二佐藤幸彦
第7回2007年7月15日新潟直線1000mサンアディユ牝555.1村田一誠音無秀孝松岡隆雄
第8回2008年7月20日新潟直線1000mカノヤザクラ牝454.2小牧太橋口弘次郎神田薫
第9回2009年7月19日新潟直線1000mカノヤザクラ牝556.2小牧太橋口弘次郎神田薫
第10回2010年7月18日新潟直線1000mケイティラブ牝653.9西田雄一郎野元昭瀧本和義
第11回2011年7月17日新潟直線1000mエーシンヴァーゴウ牝453.8福永祐一小崎憲(株)栄進堂
第12回2012年7月22日新潟直線1000mパドトロワ牡554.2安藤勝己鮫島一歩吉田照哉
第13回2013年7月28日新潟直線1000mハクサンムーン牡454.2酒井学西園正都河崎五市
第14回2014年8月3日新潟直線1000mセイコーライコウ牡754.3柴田善臣鈴木康弘竹國美枝子
第15回2015年8月2日新潟直線1000mベルカント牝454.1M.デムーロ角田晃一前田幸治
第16回2016年7月31日新潟直線1000mベルカント牝554.1M.デムーロ角田晃一前田幸治
第17回2017年7月30日新潟直線1000mラインミーティア牡754.2西田雄一郎水野貴広大澤繁昌
第18回2018年7月29日新潟直線1000mダイメイプリンセス牝553.8秋山真一郎森田直行宮本孝一
第19回2019年7月28日新潟直線1000mライオンボス牡455.1田辺裕信和田正一郎(有)和田牧場
第20回2020年7月26日新潟直線1000mジョーカナチャン牝554.5菱田裕二松下武士上田江吏子
第21回2021年7月25日新潟直線1000mオールアットワンス牝354.2石川裕紀人中舘英二吉田勝己
第22回2022年7月31日新潟直線1000mビリーバー牝754.4杉原誠人石毛善彦(有)ミルファーム
第23回2023年7月30日新潟直線1000mオールアットワンス牝554.9石川裕紀人中舘英二吉田勝己
第24回2024年7月28日新潟直線1000mモズメイメイ牝455.3国分恭介音無秀孝(株)キャピタル・システム
第25回2025年8月3日新潟直線1000mピューロマジック牝453.7C.ルメール安田翔伍(株)スリーエイチレーシング
第26回2026年8月2日新潟直線1000mピューロマジック牝5R53.5田辺裕信安田翔伍(株)スリーエイチレーシング
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脚注

関連項目

外部リンク

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