アリシン

From Wikipedia, the free encyclopedia

アリシン
Allicin
Allicin
S-allicin
S-allicin
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ECHA InfoCard 100.007.935 ウィキデータを編集
KEGG
日化辞番号
  • J71.032F
性質
C6H10OS2
モル質量 162.28 g/mol
密度 1.112 g/cm3
融点 <25 ℃
沸点 分解
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

アリシン: allicin)は、ニンニク由来の化合物。強い抗菌抗カビ作用を持つ。生のニンニクを煮たり炒めたりした時の臭いの元となる物質でもある。

アリシンは自生している状態のニンニクには存在しないが、ニンニクを刻んだり傷つけたりしてニンニクの組織を破壊すると、酵素アリナーゼの作用により、化合物アリインから変換される化合物である[1]

性質

アリシンはさほど安定した化合物ではなく、放置しておくと徐々に失われ、調理すると速やかに分解する。アリシンは医学的な用途にも用いられ、動脈硬化に対抗する助けになり、脂肪塊を縮小させたり、ある程度は抗酸化作用を有する[2][3]

また加熱によりアホエンジアリルジスルファドなどに変化する。

現在、米国ではライム病の症状に対してアリシンから抽出した有効成分であるAllimaxについての臨床試験が製造元のAllimax Neutraceuticals Incにより行われている[4]

摂取の際の注意点

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI