アンバスケイド (駆逐艦・2代)
From Wikipedia, the free encyclopedia
| アンバスケイド | |
|---|---|
|
| |
| 基本情報 | |
| 建造所 | ヤーロウ |
| 運用者 |
|
| 艦種 | 駆逐艦 |
| 前級 | アマゾン |
| 次級 | A級 |
| 艦歴 | |
| 進水 | 1926年1月15日 |
| 就役 | 1927年5月15日 |
| 最期 |
1946年にスクラップとして売却, 1947年に解体処分 |
| 要目 | |
| 基準排水量 | 1,173トン |
| 満載排水量 | 1,585トン→1,820トン |
| 全長 | 98.14 m |
| 最大幅 | 9.47 m |
| 吃水 | 3.45 m |
| ボイラー | 水管ボイラー×3缶 |
| 主機 | 蒸気タービン×2基 |
| 推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
| 出力 | 33,000馬力 |
| 速力 | 37.0ノット |
| 航続距離 | 2,880海里 (15kt巡航時) |
| 乗員 | 138名 |
| 兵装 |
・45口径12.0cm砲×4門 ・39口径40mm機銃×2門 ・53.3cm3連装魚雷発射管×2基 |
アンバスケイド(HMS Ambuscade)は、イギリス海軍の駆逐艦[1][2]。同型艦はない。その名を持つ艦としては7隻目。
設計
設計面では、ソーニクロフト改W級をベースとして改正を加えたものとなっている。兵装などの艦上配置は「アマゾン」と同様であるが、同艦より若干小型である。艦橋はかなり大型であり、用兵側からは、軽巡洋艦に相当するほどの過剰な広さであると指摘されていた。また艦型も、夜戦には不適切なほどの大きさとして不評であった[1]。暴露艦橋の前面には鋼製のブルワークが付されており、測距儀と、新開発の射撃方位盤が装備された。操舵スタンドは廃止してコンパスのみとなり、上部指揮所としての機能が付与された[4]。
艦橋構造物内部の区画配分はソーニクロフト改W級のものが踏襲されているが、病室や先任下士官室が追加された。また船首楼甲板下区画には作戦室と電信室が設置されたが、これらは抗堪性を考慮して、舷側から離れた船体中央部に配された。前部缶室前の2甲板上中央には、ジャイロ室を新設した[4]。
本艦は、「アマゾン」よりも機関出力は低く、計画速力も35ノットとされていた[1]。しかし本艦では、圧力290 lbf/in2 (20 kgf/cm2)、温度111.1℃と、より高圧・高温の蒸気を採用したこともあり、海上公試では37.16ノットを記録している。ボイラーは4胴型ヤーロー式水管ボイラーを3基搭載したが、このうち1基は港内航行などに用いるための小型缶であった。燃費を「アマゾン」と比べると、25ノットまでは同艦のほうが優れ、それ以上では本艦のほうが優れていた[5]。