クリスタルムーバー
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クリスタルムーバー(英語: Crystal Mover)は、三菱重工業が開発・製造している新交通システムである。
日本製のAGTとしては本格的な海外輸出を前提に設計された車両[1]で、導入線区は海外の新規開業路線や空港内交通機関が多かった。
2010年代以降は改良モデルとしてUrbanismo (アーバニズモ) シリーズが登場しており、シリーズには最高速度120km運転に対応した高速型とセミオーダーメイドが可能な標準型があるが、このうち標準型については日本国内のAGT路線でも既存車両の置換用に導入される事例が増えている。
2025年9月15日 「Prismo(プリズモ) 」を発表[2][3][4][5] ◆ 新開発のエネルギーマネジメントシステムで車両の回生電力を無駄なく使用し、約10%減の省エネ運行を実現◆ 駅間「架線レス」化およびセンターガイド方式の採用により、インフラ建設費を大幅減◆ CO2排出量を97.5%削減した広島県三原市の工場で生産することにより、製造・建設時のCO2排出量は従来に比べ約40%以上削減
日本
- 埼玉新都市交通2020系電車 - 1983年の開業以来使用している1010系の取替えを目的に、2015年から2024年にかけて6編成が導入された[6][7]。
- ゆりかもめ7300系電車 - 2014年営業開始。
- 東京都交通局日暮里・舎人ライナー330形電車 - 輸送力増強のために2015年導入。
- 広島高速交通7000系電車 - 開業当初から在籍する6000系と、その増備車である1000系の置き換えのために24編成が導入される。
- 西武L00系電車 - 新交通としての開業当初から使用している山口線の8500系の取替目的に導入予定。
シンガポール
シンガポールでは、SBSトランジットが2003年よりLRTセンカン線、2005年よりLRTプンゴル線でクリスタルムーバーを運行している。両線で計57両が運用されている[8]。
マカオ
マカオ特別行政区政府は2010年にマカオLRTとしてクリスタルムーバーの導入を決定した。三菱重工業が車両と関連システムを総額46億8,800万パタカで受注し、2019年から2020年にかけて供用開始の予定である[9][10]。
空港連絡

クリスタルムーバーを運行している空港は以下の通りである。
- エアロトレイン - ワシントン・ダレス国際空港(アメリカ合衆国)
- ATLスカイトレイン - ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(アメリカ合衆国)
- チャンギ空港スカイトレイン - シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
- 香港国際空港新交通システム - 香港国際空港(中華人民共和国)
- MIAムーバーおよびスカイトレイン - マイアミ国際空港(アメリカ合衆国)
- 仁川国際空港シャトルトレイン - 仁川国際空港(大韓民国)
- エアロスカイ - ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)