サタースウェイト
From Wikipedia, the free encyclopedia
Mr.サタースウェイト(Mr. Satterthwaite)は、イギリスの推理作家アガサ・クリスティの推理小説に登場する人物。主にハーリ・クィンものの小説に登場し、エルキュール・ポアロものの長編『三幕の殺人』と短編『死人の鏡』にも顔をみせる。
金持ちの初老の男[1]で社交界で広く知られている。観察力が鋭く、他人の生活や人間性に非常に深い関心を寄せており、社交界の恋愛沙汰やゴシップにも通じている。女性的に思考するという特技がある。
クリスティのシリーズ探偵の1人、ハーリ・クィンとは、短編『クィン氏登場』で出会い、以後いずれも恋愛にまつわる14の事件で行動を共にする。クィンは自分では謎を解かず、サタースウェイトに暗示を与えるのにとどまり、実際に謎を解くのはサタースウェイトである[2]ため、クリスティの準探偵として位置づけられることもある。
同じくクリスティのシリーズ探偵の1人、エルキュール・ポアロとも顔見知りだが、初共演作品『三幕の殺人』時点でポアロとは「以前会ったことがある」と既知の関係で、クィンと違いいつどこで知り合ったのかは不明。