マン島の黄金

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マン島の黄金』(まんとうのおうごん、英題:Manx Gold)は、1997年に刊行されたアガサ・クリスティの短編集、および収録されている短編のタイトル。全12編からなる。

本書は、新聞や懸賞小説など、クリスティの生前には収録されなかった作品を集めた拾遺集である。また、早川書房の短編集に限っても「バグダッド大櫃の謎」は『黄色いアイリス』に収録済みだったが、再録にあたって改訳された。巻頭に編纂者トニー・メダウォーの「まえがき」がつけられている。

イギリス版(While the Light Lasts and Other Stories, 1997年)には「夢の家」から「光が消えぬかぎり」までの9編が収録されている。各話に初出掲載誌等を解説した「あとがき」が、表題作「マン島の黄金」にはそれに加えて「まえがき」がつく[1]

アメリカ版(The Harlequin Tea Set, 1997年)は「バグダッド大櫃の謎」「クリスマスの冒険」が「スペイン櫃の秘密」「クィン氏のティー・セット」に差し替えられ、配列も違う。

早川書房から出版された単行本(Hayakawa Novels)『マン島の黄金 -クリスティー最後の贈り物-』(ISBN 978-4152081841) やハヤカワ・ミステリ文庫版 (ISBN 978-4150700898) はイギリス版の内容に「クィン氏のティー・セット」を加えたもの。文庫版の巻末の解説は作家の若竹七海「クリスティーの安らぎの罠」。

クリスティー文庫版 (ISBN 978-4151300646)にはさらに1971年の短編集"The Golden Ball and Other Stories"より「白木蓮の花」「愛犬の死」の2編が追加されている。巻末の解説は作家の藤村いずみの「クリスティー女王に感謝!」。

映像化

脚注

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