スクイーズ・ボックス
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タイトル通り[注釈 1]にアコーディオンや、バンジョーを使用したカントリー色の強い軽快なナンバー。タウンゼントはこの曲で初めてアコーディオンを演奏したというが、「ものの10分で弾き方をマスターしたよ」と本人は語っている[4]。
歌詞は、ザ・フーの楽曲では珍しく、かなり際どい性的なメタファーが用いられている[5]。タウンゼントも「遊び半分で、下品なジョークを意図した歌詞を書いた」と認めており[6]、実際にこの曲をコンサートで披露した際には、タウンゼントとロジャー・ダルトリーは、「in-and-out...」のくだりで腰を前後に動かすパフォーマンスをしていた[7]。ジョン・エントウィッスルも「“スクイーズ・ボックス”が“おっぱい”を指していることは、俺たちみんなわかってたよ」と語っている[8]。「タウンゼントの遺書」[5]とまで言われるほどに暗い歌詞の多い『バイ・ナンバーズ』の中にあって、この曲は特に異彩を放っている[9]。
「スクイーズ・ボックス」は、同じく『バイ・ナンバーズ』収録の「サクセス・ストーリー」(エントウィッスル作)をB面に、アメリカで1975年11月に、イギリスでは1976年1月にリリースされ、イギリスで10位、アメリカで16位まで上昇。特にカナダでは1位を記録するなど[10]、世界的なヒットとなった。この曲を嫌っていたタウンゼントは「アメリカでこれがヒットした時は信じられない思いだった」と語り[6]、エントウィッスルも「これがヒットしたらものすごく決まりが悪い」と不安を漏らしたが[11]、一方でダルトリーは「とても爽やかでシンプル、そして信じられないほどキャッチーだ。飾らないところが気に入ってる。観客もこの曲が好きだ。“in-and-out”に悪い意味はないよ!」と語っている[8]。
この曲のデモ・バージョンが、タウンゼントのソロ・コンピレーションアルバム『スクープ』(1983年)に収録されている。
コンサートでの演奏
演奏メンバー
- ロジャー・ダルトリー - リードボーカル
- ピート・タウンゼント - エレキギター、アコースティックギター、バンジョー、アコーディオン、バッキングボーカル
- ジョン・エントウィッスル - ベース、バッキングボーカル
- キース・ムーン - ドラムス
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