ダンダダン
日本の連載漫画
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『ダンダダン』(DAN DA DAN)は、龍幸伸による日本の漫画。『少年ジャンプ+』(集英社)において、2021年4月6日から連載中[1]。
| ダンダダン | |
|---|---|
テレビアニメ版のロゴ | |
| ジャンル | オカルト、バトルアクション、ラブコメディ |
| 漫画 | |
| 作者 | 龍幸伸 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス (JUMP COMICS PLUS.) |
| 発表期間 | 2021年4月6日 - |
| 巻数 | 既刊23巻(2026年4月3日現在) |
| アニメ | |
| 原作 | 龍幸伸 |
| 監督 | 山代風我 Abel Gongora(第2期) |
| シリーズ構成 | 瀬古浩司 |
| 脚本 | 瀬古浩司 |
| キャラクターデザイン | 恩田尚之 |
| 音楽 | 牛尾憲輔 |
| アニメーション制作 | サイエンスSARU |
| 製作 | ダンダダン製作委員会 |
| 放送局 | 毎日放送・TBS系列ほか |
| 放送期間 | 第1期:2024年10月4日 - 12月20日 第2期:2025年7月4日 - 9月19日 第3期:2027年 - |
| 話数 | 第1期:全12話 第2期:全12話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトル漫画[2]。
最新話の更新ごとに100万閲覧を突破するなど、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』に続く同サービスの看板漫画になっている[3]。コミックスの累計発行部数は2025年10月時点で1200万部を突破している[4]。
2021年8月4日にコミックス第1巻が発売。同日には作者の龍が作品の誕生秘話を語る動画「ダンダダンができるまで」などが公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」で公開された[5]。同年12月には第3巻の発売を記念して、タワーレコードとのコラボレートが実施された[6]。
2023年11月28日、テレビアニメ化が発表され、第1期は2024年10月から12月に放送された[7]。第2期は2025年7月から9月まで放送された[8]。第3期は2027年に放送予定[9]。
あらすじ
霊媒師を祖母に持つ女子高生、綾瀬桃(モモ)は、宇宙人の存在は信じていないが幽霊は信じている。オカルトマニアの男子高校生、高倉健(オカルン)は、幽霊の存在は信じていないが宇宙人は信じている。ある日、俳優・高倉健似の人生初の彼氏に振られたモモは、偶然見かけたオカルンをいじめから庇う。オカルンは話しかけてきたモモを同好の士と勘違いするが、オカルトに対して正反対のスタンスを持つ二人は取っ組み合いになり、「自分の信じるものの存在を証明出来たら相手をパシリにする」という勝負をすることなる。互いが指定した「UFOスポット」「心霊スポット」で奇しくも同時に宇宙人と妖怪に遭遇してしまった二人は、互いの理解を超越した怪奇の世界へと足を踏み入れていく。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
人間
- モモ/綾瀬 桃(あやせ もも)
- 声 - 若山詩音[10]
- 本作の主人公の1人[3]。いわゆるギャル。
- 宇宙人の存在は信じていないが幽霊の存在は信じている[3]。霊媒師の祖母を持ち、幼少期に周りからそのことでからかわれたことから、祖母に対して素直な態度を取れずにいるが、実際はおばあちゃん子であり、幽霊なども信じている。
- 俳優の高倉健の大ファンであり[11]、容姿や性格などに高倉健の要素を持つ男性に惹かれる。最初には健(オカルン)のことを「オカルト君」と呼んだが、本名を知ってから同姓同名で口調なども似ている健のことも意識してしまっており、意図的に「オカルン」というあだ名で呼んでいる。オカルンとは友人同士だが、互いのことをそれ以上に意識している描写もある。
- オカルンとはいじめから庇ったことで関わりを持ち、彼との「勝負」をきっかけとして怪異と深くかかわっていくこととなる。勝負の際にセルポ星人に誘拐されたことで超能力に目覚め、人や妖怪、物体のオーラを掴んで、自由に動かせるようになる。祖母の星子の見立てによれば、今はまだ力を封印された状態らしい。
- 超能力以外にも揺るぎない胆力と機転の速さを持っており、真っ向から怪異に立ち向かい制圧していく。
- オカルン/高倉 健(たかくら けん)
- 声 - 花江夏樹[10]
- 本作の主人公の1人[11]。いわゆる宇宙オタク。
- 幽霊の存在は信じていないが宇宙人の存在は信じている[11]。幼少期から友人がおらず、宇宙人なら友達になってくれるかもしれないという思いからオカルトに傾倒していくが、それによってさらに孤独を深めてしまっていた。
- モモとはいじめから庇われたことで関わりを持ち、彼女との「勝負」をきっかけとして怪異と深くかかわっていくこととなる。勝負の際にターボババアにイチモツを奪われたことで呪われ、周囲にも呪いを振りまく媒介にされてしまうが、モモとの共闘でターボババアを下して以降は、自分の意志でターボババアの力を利用できるようになる。当初はおかっぱのような髪型だったが、一度変身してからは無造作なパーマヘアーのようになった。
- 基本的には控えめで卑屈な性格をしており、気負いなく人と接することも不得手。喧嘩や戦闘などはもってのほかだが、モモと同じく土壇場では度胸と機転を発揮する。義理堅く優しい人物でもあり、モモなど人のために動くときには力を発揮することができる。モモとは友人同士だが、互いのことをそれ以上に意識している描写もある。
- 変身
- ターボババアの呪いを利用して変身した姿。当初はモモが頭部の呪いを抑えていなければ意識を保てなかったが、ターボババアに勝利し、その意識を人形に移してからは力のみを引き出せるようになった。
- 変身すると髪が白くなり、衣服とともに逆立つ。口は歯がむき出しになったマスクのようなものに変わり、体躯も筋張って細長くなるなど、妖怪じみた見た目になる。
- ターボババア由来の超人的なスピードと膂力、顎を持ち、宇宙人や妖怪にも太刀打ちできるが、体への負担が大きく、全力も一日に2回までしか発揮できない。その分、全力を出した時の威力は他の追随を許さない。
- 変化は体だけでなく精神にも表れ、フランクで攻撃的な性格になる。口調も普段の敬語が砕け、女性を下の名前で呼ぶようになる。一方でひどい抑鬱状態にもなってしまい、「萎えるぜ」が口癖になる。姿勢も異常な猫背になるが、元来の卑屈な面や消極的な面にはあまり変化が見られない。
- 星子(せいこ)
- 声 - 水樹奈々[12]
- モモの祖母。
- 「ドドリア三太」という名前で霊媒師をしている。自称エセ霊媒師だが、実力は本物であり、芸能人の経歴詐称を言い当てたり、オカルンの体を乗っ取ったターボババアと着の身着のままで渡り合ったりできる。特に結界術を得意としているが、土地神の力を借りた霊能力であるため、自身が住む町の外や、強力な地縛霊のテリトリーでは力を発揮することができないという弱点もある。
- 格好こそ乱れているが、孫を持っているとは思えないほどに若々しい容姿をしており、「美魔女」を自負している。基本的には粗野で周囲を振り回すような言行が目立つが、情の深い人物でもあり、故人への敬意やモモへの愛情は決して忘れない。
- アイラ/白鳥 愛羅(しらとり あいら)
- 声 - 佐倉綾音[12]
- 自他ともに認める美少女だが、自信過剰で思い込みも激しく、「美少女である自分は選ばれた存在である」という歪んだ使命感を持っている。オカルンの金玉を拾ったことで幽霊が見えるなど軽微な霊能力に目覚めており、それによってさらに自分は選ばれた存在であるという思い込みを強めてしまった。オカルンをからかったことでモモにタライを頭に落とされた際に、モモの超能力を象った手を悪魔の羽と思い込み、以降モモを目の敵にしている。
- 幼少期に母親を失っており、彷徨っていたアクロバティックさらさらを母親と勘違いしてしまったため、狙われてしまう。
- アクロバティックさらさら戦にて瀕死の状態に陥るが、モモの力でアクロバティックさらさらのオーラを取り込み復活する。以後アクロバティックさらさらの能力を使用することが出来るようになる。またオカルンに好意を抱くようになり積極的にアプローチをしている。
- ジジ/円城寺 仁(えんじょうじ じん)
- 声 - 石川界人[12]
- モモの幼馴染。
- 両親が入院したため、綾瀬家へ泊まりにやってくる。両親の入院の理由は自殺未遂であり、その理由を家に現れた怪異と考えている。呪われた家の調査を星子にお願いするも市外のため、代わりにモモとオカルンと共に調査に向かう。
- 常にハイテンションでおちゃらけた人物である一方、その実怪異に毎晩うなされており不眠である。幼少時代のモモの初恋相手だが、星子のおまじないを実践していたモモを馬鹿にしていた様子が第1話にて描かれている。ジジ本人はそのことをずっと後悔しており、今ではモモに好意を抱いている。
- 満次郎(まんじろう)
- 声 - 吉野裕行[13]
- 三角倒立のブーチューバーになりたい星子の弟子。ツチノコを祀る神社の神主でこの土地の大蛇信仰による人柱を人間の過ちとしてそれを繰り返さないよう大蛇伝説を伝えようとしている。星子の依頼でモモ達の手伝いをする予定が伝達内容が雑だったためモモとあったときは気付いていなかった。
怪異
- ターボババア
- 声 - 田中真弓[10]
- 第1話で登場。オカルンが最初に出会った妖怪。モデルは同名の都市伝説。100キロババアなどの異称も持つ「近代妖怪」であり、非常に強力な妖怪。かけっこで負けたら呪われると言われており、動転して走って逃げてしまったオカルンのイチモツを奪って呪った。
- 名前の通り驚異的なスピードが一番の特徴だが、強力な妖怪らしく膂力や自身を変化させる力も備えている。また、上述の通り呪いにも長けており、呪った者を介してさらに呪いを振りまくことができる非常に危険な存在。モモに挑発されてオカルンのイチモツを取り戻すための勝負に乗り、市内の地縛霊や浮遊霊を使役してモモとオカルンを追い詰めるが、電車と道連れにモモたちの居住市まで引きずり出され、星子の結界術によって撃退される。
- 消滅したかに思われたが、すんでのところでオカルンに憑りついて生き永らえており、星子によって力のみオカルンの中に残して意識だけ招き猫に封じられる。先の勝負の際にオカルンの「タマ」を落としてしまっており、自身の力と交換する条件でモモたちと共同歩調をとることになる。ターボババアとしての力は失ったが、今度は招き猫としてモモたちに有利な状況を作り出す力を得る。
- セルポ星人
- 声 - 中井和哉[10]
- 第1話で登場。モモが最初に出会った宇宙人。モデルはプロジェクト・セルポに記述がみられる宇宙人。種が雄しかおらず、クローン技術によって個体を増やしている。その結果、生物としての進化が止まってしまっており、地球人の生殖機能を研究するために誘拐と解剖を試みる。「六根」や手を十字型に組みながら「セルポ式測量法」と言うことで念能力を放つことができる。人間の性器を狙っている。
- フラッドウッズモンスター
- 声 - 大友龍三郎[14]
- 第2話で登場。モデルはフラットウッズ・モンスター。「3メートルの宇宙人」としても知られている。セルポ星人の仲間とみられ、オカルンの性器を狙ってモモの家まで襲いに来る。相撲取りのような恰好をしており、圧倒的な膂力で二人を追い詰めるが、モモの機転によって結界術にかかり、撃破された。
- トンネルの地縛霊
- 第3話で登場。なにか強い執着を持って、その場所に居続ける霊を総称して地縛霊と呼び、自分のテリトリーの中では最強ともいえる力を誇る。ターボババアがいたトンネルの地縛霊はターボババアを慕っており、蟹のような姿を取ってターボババアと合体し、襲いかかる。
- アクロバティックさらさら
- 声 - 井上喜久子[14]
- 第13話で登場。モデルは同名の都市伝説。通称アクさら。赤いワンピースを着た異常に大柄な女の妖怪。なぜかアイラに目を付けている。
- 生前は貧しいシングルマザーだったが借金取りに娘を攫われ、取り戻そうとするも叶わず自殺した。死後、生前の記憶を失い幽霊となって彷徨っていたところ、母親を亡くしたばかりの幼いアイラから母親と間違えられ、アイラを自分の娘と思い込むようになる。
- ネッシー
- 第19話で登場。セルポ星人の仲間であるUMA。
- ダンダダンでは神越市にネッシーが出たためカミッシーとも呼んでいる
- ドーバーデーモン
- 声 - 関智一[14]
- 第21話で登場。シャコ星人。セルポ星人に雇われた宇宙人。変身するとパンチ力が24倍、水の中だと10倍になる。しかしセルポ星人の栄養ドリンクがなければ24秒しか変身できない。ペニーチンコスという名前がある。
- チキチータという息子がいる。毎日血を取り入れないと血液が尿や便と一緒に排出される病気にかかっており、彼の妻もこの病気で亡くなっている。息子の治療のため出稼ぎをするが彼自身は同種族の中でも弱いため危険な仕事しかない。だが星子により彼らの血液が地球の牛乳を同じことがわかり乳牛を一頭もらい解決した。のちにオカルン達の助っ人として現れる。
- 太郎
- 声 - 杉田智和[14]
- 走る人体模型。第28話で登場。
- 花
- 声 - 平野文[14]
- 第30話で登場。太郎と相思相愛の女性人体模型。
- 大蛇様(モンゴリアンデスワーム)
- 鬼頭家が火山の噴火を鎮めるために子供を生贄してきた巨大食人ミミズ(UMA)。だが作中では育成するため200年生贄をささげてきたことも示唆されている。オカルンの話では生息はゴビ砂漠、体長1.5~2mほどでこれだけ大きいものは知らないらしい。念波を発することで人を自殺に仕向けることができる。ジジの両親も念波によって自殺をはかった。地底生物のため太陽光に弱い。モモに地上に追いやられ退治される。そのため大蛇に飲まれた鬼頭家の連中も生還した。
- 邪視
- 声 - 田村睦心[15]
- ジジに取り憑いた「山の怪」といわれる神に近い存在。大蛇信仰によって生贄に選ばれ人柱となった子供の怨念でとても強力な存在。邪視の持つ邪眼は人を自殺に追い込むほどの力を持ち、モンゴリアンデスワームの念波にも引けを取らない。
地底人
評価
反響
筆致は週刊連載とは思えないほど美麗、画面構成は密度の高さに反して見やすいと評価されている。宇宙人や妖怪の不穏な登場シーン、怪異たちとのキレのあるバトルアクションシーンなど、そのクオリティから瞬く間に話題となり、Twitterのトレンドをにぎわせ、公開2日で100万PVを達成した[5]。
2021年8月11日発表のトーハン・週刊ベストセラーコミックス部門で初登場10位を記録[2]。同年8月24日に発表された次にくるマンガ大賞2021では『怪獣8号』に次ぐWebマンガ部門第2位にランクインした[17]。
2022年1月発表の「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」では第1位を獲得[18]。同賞のスピンオフ企画である「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 2022」でも第1位に選ばれている[18]。同年3月、「マンガ大賞2022」では第7位を獲得し[19]、同年6月には「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」にて4位を獲得[20]。2026年1月に第71回小学館漫画賞を受賞[21]、同年3月には2025年度の芸術選奨新人賞を受賞した。
批評
作者の龍幸伸は『チェンソーマン』(藤本タツキ)、『地獄楽』(賀来ゆうじ)のアシスタントを務めていた[3]。藤本タツキは本作を絶賛している[1]。
フリーライターの青木圭介は本作の魅力は「爆発力とスピード感」であると語る[1]。さらに「軽妙さ」と龍の画力により、「重厚な作品に絶妙な軽妙さを加え、作品自体を読みやすくしている」と評価している[1]。
書誌情報
- 龍幸伸『ダンダダン』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊23巻(2026年4月3日現在)
- 2021年8月4日発売[22][23]、ISBN 978-4-08-882599-1
- 2021年10月4日発売[24][25]、ISBN 978-4-08-882804-6
- 2021年12月3日発売[26][27]、ISBN 978-4-08-882854-1
- 2022年3月4日発売[28]、ISBN 978-4-08-883046-9
- 2022年5月2日発売[29]、ISBN 978-4-08-883103-9
- 2022年8月4日発売[30]、ISBN 978-4-08-883208-1
- 2022年10月4日発売[31]、ISBN 978-4-08-883270-8
- 2023年1月4日発売[32]、ISBN 978-4-08-883370-5
- 2023年3月3日発売[33]、ISBN 978-4-08-883414-6
- 2023年5月2日発売[34]、ISBN 978-4-08-883503-7
- 2023年8月4日発売[35]、ISBN 978-4-08-883599-0
- 2023年12月4日発売[36]、ISBN 978-4-08-883726-0
- 2024年1月4日発売[37]、ISBN 978-4-08-883841-0
- 2024年4月4日発売[38]、ISBN 978-4-08-883897-7
- 2024年7月4日発売[39]、ISBN 978-4-08-884054-3
- 2024年10月4日発売[40]、ISBN 978-4-08-884227-1
- 2024年11月1日発売[41]、ISBN 978-4-08-884259-2
- 2025年1月4日発売[42]、ISBN 978-4-08-884340-7
- 2025年4月4日発売[43]、ISBN 978-4-08-884470-1
- 2025年7月4日発売[44]、ISBN 978-4-08-884592-0
- 2025年10月3日発売[45]、ISBN 978-4-08-884720-7
- 2026年1月5日発売[46]、ISBN 978-4-08-884824-2
- 2026年4月3日発売[47]、ISBN 978-4-08-885012-2
- 龍幸伸 『ダンダダン ダイズカン』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2025年8月4日発売[48][49]、ISBN 978-4-08-884647-7
テレビアニメ
第1期は2024年10月から12月まで、毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズムTURBO』枠ほかにて放送された[50]。
第2期は2025年7月から9月まで、同枠ほかにて放送された[8][51]。
第3期は第2期の放送終了後に制作が発表された[52]。2027年に放送予定[9]。
毎日放送社長の虫明洋一は「海外での反響が高い」とコメントしている[53]。第1期はNetflixの週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で第2位を獲得したほか、第2期の先行劇場上映では全米8位を記録している[52]。
スタッフ
| 第1期 | 第2期 | 第3期 | |
|---|---|---|---|
| 原作 | 龍幸伸[7][8][52] | ||
| 監督 | 山代風我[7][8] | 未公表 | |
| N/A | Abel Gongora[8] | ||
| 副監督 | モコちゃん | N/A | |
| シリーズ構成・脚本 | 瀬古浩司[7][54] | ||
| キャラクターデザイン | 恩田尚之[7][54] | ||
| 宇宙人・妖怪デザイン | 亀田祥倫[7][54] | ||
| プロップデザイン | 田巻智子 | ||
| N/A | 羅雄韜 | ||
| 色彩設計 | 橋本賢、近藤牧穂[55][54] | ||
| 美術監督 | 東潤一[56][54] | ||
| 美術設定 | 田村せいき | N/A | |
| 撮影監督 | 出水田和人[56][54] | ||
| 編集 | 廣瀬清志[56][54] | ||
| 音響監督 | 木村絵理子[56][54] | ||
| 音響効果 | 八十正太[57] | ||
| 音楽 | 牛尾憲輔[7][54] | ||
| チーフプロデューサー | 前田俊博、林辰朗、嵯峨隼人 | ||
| N/A | 藤田雅規 | ||
| プロデューサー | 亀井博司、青井宏之、崎田康平、 真壁佳子、斉藤壮一郎、石川達也、 山守貴子 | ||
| 武藤大司 | 鈴木聡 | ||
| アニメーション プロデューサー |
番匠彩子 | ||
| 橋本拓明 | N/A | ||
| アニメーション制作 | サイエンスSARU[7][8][9] | ||
| 製作 | ダンダダン製作委員会 | 未公表 | |
主題歌
- 第1期
- 第2期
-
- 「革命道中」[54]
- アイナ・ジ・エンドによる第2期のオープニングテーマ。作詞・作曲はアイナ・ジ・エンドとShin Sakiura、編曲はShin Sakiura。
- 「どうかしてる」[51]
- WurtSによる第2期のエンディングテーマ。作詞・作曲はWurtS、編曲はWurtSとSingo Kubota([Jazzin'park])。
- 「Hunting Soul」[59][60]
- 第18話の劇中歌。作詞・作曲・編曲は永井聖一、プロデュースは牛尾憲輔、演奏は谷山紀章(ボーカル)/マーク・ハドソン(英語版ボーカル)、マーティ・フリードマン(ギター)、Chargeeeeee...(ドラム)、わかざえもん(ベース)。
劇中歌「Hunting Soul」をめぐる騒動
2025年8月8日(7日深夜)にTBS系列にて放送された第18話「家族になりました」では、ジジの中にいる怪異を祓うために、囃子をモチーフにしたヴィジュアル系メタルバンド「HAYASii」が登場し、「Hunting Soul」を披露[59][61]。ボーカルの谷山は本楽曲について、「真面目にふざけるとでも言うんですかね、オマージュやパロディーってやる側がヘラヘラやっちゃうと、受ける側には伝わっちゃって醒めるんですよね。本気でやるから笑ったりして貰えるものなので、この度のコレは音楽制作から歌唱まで、ある種の意図に沿って手応えを感じられるものになったと、おそらく一同自負してます。」とコメントしたほか[61]、製作委員会も後にこの楽曲について、「尊敬してやまないYOSHIKI様とX JAPAN様のような熱量をアニメの中で表現すべく、また、音楽演出において『ダンダダン』のアニメにおけるストーリーにマッチし、かつ作品としてクオリティをさらに上げられるようにとの想いで制作いたしました」とコメントしているように[62]、X JAPANへのオマージュとして製作された[63]。ギターを担当したマーティ・フリードマンも、「Yes, my band and I did it out of love and repsect for X Japan!(はい、私と私のバンド(Marty Friedman Band)は、X JAPANへの愛とリスペクトを込めました)」と自信のXで投稿した[63]。
この楽曲について、放送後にX JAPANのYOSHIKIが自身のXにて投稿した内容が、大きな反響を呼ぶことになった[64][65]。YOSHIKIは投稿の中で、「何これ、X JAPANに聞こえない?」「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに」と不快感を表し、自身の楽曲に対する類似性を指摘した上で著作権侵害の可能性があると弁護士から連絡があったことを明らかにした[66][67]。8月9日に開始された楽曲のサブスクリプション配信が停止される事態になったが[59]、8月18日、YOSHIKIはそれまでの一連の投稿を削除したうえで、「今回の件、全て関係者に任せます」と投稿した[68]。
8月22日、製作委員会が一連の騒動に関する声明文を発表し、「YOSHIKI様及びX JAPAN様に対して、事前のご説明に思いが至らなかったことで、ご心配をおかけしてしまったことは本意ではなく、心からお詫び申し上げます。権利関係につきましても、関係各所と建設的に協議を進めております。本件についてはYOSHIKI様ともすでにお話をさせて頂いており、今回を契機に、未来に向けた創造的な取り組みを共に考えている所でございます」と謝罪した[62][68]。この日、自身のコンサートに関する記者会見に出席していたYOSHIKIは、製作委員会のプロデューサーから電話を受けたことを明かし、「とても前向きな話になった」ことなどを述べた[68][69]。その翌日、YOSHIKIは「ダンダダン製作委員会の誠実な対応に、心から感謝します」から始まる文章を日本語および英語で投稿し、和解したことを報告した[70][71]。
フリーライターの川崎龍也はリアルサウンド映画部における自身の記事の中で、今回の騒動の核心は文化と法の狭間にあるとしている[72]。川崎は「単なる一作品の演出に留まらず、日本のアニメやサブカルチャーに長く根づいてきた『オマージュ』や『パロディ』といった創作文化、そしてデジタル時代の知的財産のあり方そのものを問うものだった。」としたうえで、次のように評している[64][72]。
SNSでの世論や関係者間の不信感が商業的な判断に直結し、作品表現が差し止められる現実を浮かび上がらせた。これは、日本のアニメやサブカルチャーが長らく支えられてきた“暗黙の了解”が、SNSの即時性やグローバルなビジネス慣習の前ではもはや成立しにくいことを示す象徴的な事件だったと言える。〈中略〉今回の騒動が突きつけたのは、創作における愛やリスペクトが、安易に搾取と誤解されてしまう危うさだ。YOSHIKIが求めた一言は、まさに相互尊重の精神であり、文化の健全な継承に不可欠なものだった。今後の創作活動においては、法的リスクマネジメントの徹底とともに、権利者とクリエイター、そしてファンとの間で、より透明性の高いコミュニケーションが不可欠になるだろう。『ダンダダン』をめぐる一件は、愛と敬意に基づく創作文化を未来に引き継ぐための重要な契機となった。法の網をかいくぐるグレーゾーンだけではなく、事前の確認や対話を前提とした新たなエコシステムを築くこと。それは表現の自由を制限するものではなく、むしろクリエイターも権利者も安心して活動できる環境を整えるための一歩なのだ。
一方で川崎は、今回問題となった「HAYASii」のライブシーンについて、「この作品のオマージュが持つ魅力とパワーを、これまで以上に鮮やかに見せつけた瞬間だった。」とも評している[65]。
なお、2025年8月8日にYouTubeの「MBSanimation 公式チャンネル」にて公開された「Hunting Soul」のリリックビデオの再生回数は1000万回を突破し、騒動後に配信を再開したSpotifyでも110万人以上の月間リスナーがいる状況となっている(数値はいずれも同年8月28日時点)[59][73]。
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1期 | ||||||||||||||||||||||||
| 第1話 | それって恋のはじまりじゃんよ | 山代風我 | 山代風我 |
| 恩田尚之 | 2024年 10月4日 | ||||||||||||||||||
| 第2話 | それって宇宙人じゃね | 森山瑠潮 |
| 10月11日 | ||||||||||||||||||||
| 第3話 | ババアとババアが激突じゃんか | 米森大貴 |
| - | 10月18日 | |||||||||||||||||||
| 第4話 | ターボババアをぶっ飛ばそう | モコちゃん |
| 10月25日 | ||||||||||||||||||||
| 第5話 | タマはどこじゃんよ | 西山壮海 |
| 恩田尚之 | 11月1日 | |||||||||||||||||||
| 第6話 | ヤベー女がきた | 福井のぞみ |
| 羽田浩二 | 11月8日 | |||||||||||||||||||
| 第7話 | 優しい世界へ | 榎本柊斗 | 松永浩太郎 | 榎本柊斗 | - | 11月15日 | ||||||||||||||||||
| 第8話 | なんかモヤモヤするじゃんよ | 錦織博 |
| 羽田浩二 | 11月22日 | |||||||||||||||||||
| 第9話 | 合体!セルポドーバーデーモンネッシー! | 前場健次 |
| - | 11月29日 | |||||||||||||||||||
| 第10話 | キャトルミューティレーションを君は見たか | 許琮 | 山田加余仲 |
| 12月6日 | |||||||||||||||||||
| 第11話 | 初恋の人 | 笹木信作 | 蓮谷トヲル |
| 12月13日 | |||||||||||||||||||
| 第12話 | 呪いの家へレッツゴー | 西山壮海 | 若野哲也 |
| 羽田浩二 | 12月20日 | ||||||||||||||||||
| 第2期 | ||||||||||||||||||||||||
| 第13話 | 大蛇伝説ってこれじゃんよ | 許琮 | 山田加余仲 |
| - | 2025年 7月4日 | ||||||||||||||||||
| 第14話 | 邪視 | 河浪栄作 | 森慶彦 |
| 7月11日 | |||||||||||||||||||
| 第15話 | ゆるさねえぜ | 若野哲也 |
| 7月18日 | ||||||||||||||||||||
| 第16話 | やば過ぎじゃんよ | 田中宏紀 | mosh | 7月25日 | ||||||||||||||||||||
| 第17話 | みんなでお泊まりじゃんよ | 木村拓 | 常岡修吾 |
| 野田友美 | 8月1日 | ||||||||||||||||||
| 第18話 | 家族になりました | 山田加余仲 |
| - | 8月8日 | |||||||||||||||||||
| 第19話 | なんかモヤモヤするじゃんよ | 西山壮海 |
| 8月15日 | ||||||||||||||||||||
| 第20話 | がんばれオカルン | 矢嶋哲生 |
|
| 8月22日 | |||||||||||||||||||
| 第21話 | 家を建て直したい | 許琮 | 森慶彦 |
| 野田友美 | 8月29日 | ||||||||||||||||||
| 第22話 | モテる秘訣はなんだ | 雪村愛 | 雨蛙 |
| - | 9月5日 | ||||||||||||||||||
| 第23話 | 怪獣じゃんよ | 笹木信作 | 松永浩太郎 |
| 9月12日 | |||||||||||||||||||
| 第24話 | 激突!宇宙怪獣対巨大ロボ! | 前場健次 | mosh | 9月19日 | ||||||||||||||||||||
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [74] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年10月4日 - 12月20日 | 金曜 0:26 - 0:56(木曜深夜) | 毎日放送(製作参加) ほかTBS系列全28局 | 日本国内[注 1] | 字幕放送 / 連動データ放送[75][76] / 『スーパーアニメイズムTURBO』枠 |
| 金曜 22:30 - 23:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[77] / リピート放送あり | |
| 2024年10月6日 - 12月22日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 字幕放送[78] / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
| 2024年10月26日 - 2025年1月25日 | 土曜 19:30 - 20:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / リピート放送あり |
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2024年10月4日 | 金曜 1:00(木曜深夜) 以降順次更新 | 最新話期間限定無料配信 | |
| 見放題配信 | |||
| 都度課金配信 |
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [74] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年7月4日 - 9月19日 | 金曜 0:26 - 0:56(木曜深夜) | 毎日放送(製作参加) ほかTBS系列全28局 | 日本国内[注 1] | 字幕放送 / 連動データ放送[80][81] / 『スーパーアニメイズムTURBO』枠 |
| 金曜 22:30 - 23:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[82] / リピート放送あり | |
| 2025年7月9日 - 9月24日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 字幕放送[83] / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
| 2025年7月26日 - 10月11日 | 土曜 19:30 - 20:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / リピート放送あり |
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年7月4日 | 金曜 1:00(木曜深夜) 以降順次更新 |
| 最新話期間限定無料配信 |
| 見放題配信 | ||
| 都度課金配信 | ||
| 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | ABEMA アニメチャンネル[85] | ||
| 金曜 1:30(木曜深夜) 更新 | ABEMA[85] | 最新話期間限定無料配信 |
BD / DVD
| 巻 | 発売日[86][87] | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| BD | DVD | |||
| 1 | 2025年1月29日 | 第1話 - 第3話 | ANZX-16931/2 | ANZB-16931/2 |
| 2 | 2025年2月26日 | 第4話 - 第6話 | ANZX-16933/4 | ANZB-16933/4 |
| 3 | 2025年3月26日 | 第7話 - 第9話 | ANZX-16935/6 | ANZB-16935/6 |
| 4 | 2025年4月23日 | 第10話 - 第12話 | ANZX-16937/8 | ANZB-16937/8 |
| 5 | 2025年10月8日 | 第13話 - 第15話 | ANZX-16939/40 | ANZB-16939/40 |
| 6 | 2025年11月12日 | 第16話 - 第18話 | ANZX-16941/2 | ANZB-16941/2 |
| 7 | 2025年12月3日 | 第19話 - 第21話 | ANZX-16943/4 | ANZB-16943/4 |
| 8 | 2026年1月7日 | 第22話 - 第24話 | ANZX-16945/6 | ANZB-16945/6 |
ポッドキャスト
ポッドキャスト『ダンダ談話室』が、2024年10月4日よりSpotifyおよびYouTubeにて配信中[88]。毎週金曜20時に最新回が更新される[88]。MCは綾瀬桃役の若山詩音[89]。
ゲスト
関連商品
受賞・候補
- FILMARKS AWARDS 2025 アニメ部門 優秀賞[93]
- 日本アニメトレンド大賞2025 エンディングアニメーション賞[94]
- 第53回アニー賞最優秀監督賞 TV/メディア部門(第24話「激突!宇宙怪獣対巨大ロボット!」、山代風我、アベル・ゴンゴラ) 候補[95][96][97][98]
| 毎日放送制作・TBS系列 スーパーアニメイズムTURBO | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
女神のカフェテラス(第2期)
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ダンダダン(第1期)
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WIND BREAKER Season 2
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ダンダダン(第2期)
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ARGイベント
少年ジャンプ公式サイトの「『ダンダダン』キャラクター紹介特設サイト」には、インターネットミステリーとして有名なシケイダ3301を模倣したと思われる暗号が仕込まれており、これを解読して指定の地点にたどり着いた者には特典品の配布が行われた。
コラボレーション企画
- 『TVアニメダンダダン ✕ 肉汁餃子のダンダダン』(2025年8月8日 - 2025年9月7日)
- コラボメニューやコラボドリンクの限定販売やオリジナルコラボグッズが発売された。
- 『リアル脱出ゲーム×ダンダダン『怪奇(オカルト)だらけの図書室からの脱出』』