TAKANAWA GATEWAY CITY

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TAKANAWA GATEWAY CITY高輪ゲートウェイシティ、たかなわゲートウェイシティ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が主導し、東京都港区港南2丁目、芝浦4丁目、高輪2丁目、三田3丁目にまたがる再開発計画である。田町車両センターの跡地を利用し、開発区域面積は約9.5 haである。

開発用地 田町車両センター跡地
住所
座標 北緯35度38分8.8秒 東経139度44分22.7秒
現状 完成
概要 情報, 開発用地 ...
TAKANAWA GATEWAY CITY
情報
開発用地 田町車両センター跡地
住所
座標 北緯35度38分8.8秒 東経139度44分22.7秒
現状 完成
起工
竣工
  • 2025年(令和7年)3月(THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH)
  • 2026年(令和8年)3月(THE LINKPILLAR 2、TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE、MoN Takanawa:The Museum of Narratives)
開業 2025年(令和7年)3月27日(第1期区画)
2026年(令和8年)3月28日(第2期区画)
用途
関係者
建設業者 品川開発プロジェクト(第I期)設計共同企業体
デベロッパー 東日本旅客鉄道
所有者 東日本旅客鉄道
技術的詳細
建築物
  • TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE
  • THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH
  • THE LINKPILLAR 2
  • MoN Takanawa:The Museum of Narratives
開発面積 9.5万m2
ウェブサイト
www.takanawagateway-city.com
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品川駅北周辺地区」として都市再生機構(UR都市機構)が2016年平成28年)度より土地区画整理事業を実施しており[1]都市再生特別地区および国家戦略特別区域にも指定されている。

JR東日本が進める広域品川圏の中核と位置付けられている。

全体の都市設計はアメリカのアーバンプランナーピカード・チルトン英語版によるもので、縦一列にビルが建ち並ぶ配置は日本列島をイメージした[2][3]

概要・経緯

開発途中(2023年5月)の高輪ゲートウェイ駅周辺
THE LINKPILLAR 1 SOUTHのエントランス

別名はTokyoYard PROJECT[4]。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE(芝浦4丁目、三田3丁目)、文化創造棟(芝浦4丁目)、THE LINKPILLAR 2(港南2丁目)、THE LINKPILLAR(リンクピラー) 1 NORTH/SOUTH(港南2丁目、高輪2丁目)の4つの地区、5つの建築物からなる[5]。再開発にさきがけ、JR東日本は2020年3月14日に、品川駅田町駅の間に山手線京浜東北線高輪ゲートウェイ駅を暫定開業した[6]

しかし、2019年4月に、品川駅周辺の工事で石垣が見つかり、翌年に高輪築堤跡であることが確認された[7]。JR東日本と高輪築堤調査・保存等検討委員会が議論した結果、高輪築堤跡の二箇所を現地保存し、一箇所を移築保存する方針を決めた。そのため、高輪築堤跡の橋梁部がある3街区に建築計画が変更された[8]。さらに2020年にはコロナショックで利用者が激減、2020年東京オリンピックも延期かつ無観客となり、遺跡発見・コロナショック・五輪需要消滅という三つの想定外の出来事に見舞われた[9]

2022年4月21日に公表されたまちづくりプランによると、2025年3月に高輪ゲートウェイ駅周辺エリア(THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH)を開業し、2025年度中にほかのエリアを開業する。THE LINKPILLAR 1は高輪ゲートウェイ駅前の4街区に立地するツインタワーで、KDDIが本社の移転を予定している。その23階から30階にマリオット・インターナショナルの最高峰ブランド「JWマリオット」が入居し、首都圏初開業となる。THE LINKPILLAR 2は街区3に立地し、泉岳寺駅に隣接する地上31階の超高層ビルである。文化創造棟(仮称)は街区2に立地する。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEは街区1に立地し、地上44階、地下2階の高層高級賃貸住宅である[10][5]

2023年5月16日に、この街の名称を『TAKANAWA GATEWAY CITY』にすると正式に発表された[11]

THE LINKPILLAR 1 NORTH-SOUTH・中央にGateway Park

2024年3月15・16日に高輪ゲートウェイ駅において、「TAKANAWA GATEWAY CITYまちびらき前年祭」を開催。

同年10月27日、港区三田の三田台公園で開催された高輪地区祭りにJR東日本が「TAKANAWA GATEWAY CITYまちづくりPRブース」を出展し、概要などを明らかにした。さらに、12月8・9日に開催されたTAKANAWA GATEWAY CITY5・6街区で確認された高輪築堤の現地見学会では、TAKANAWA GATEWAY CITYにおける高輪築堤の具体的な活用法の紹介も行われた[12]

同10月30日、前述の高輪地区祭りにおいて概要を公開したことをうけ、TAKANAWA GATEWAY CITY第1期(THE LINKPILLAR 1 南北両棟)の開業=街びらきを2025年3月27日とする旨を公表した[13]。また、JR東日本文化創造財団が運営する文化創造棟の正式名称を「MoN Takanawa:The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」とし(MoNは門のことで高輪ゲートを表す)、2026年春にオープンすることも明らかとなった[14]。THE LINKPILLAR 1 南北両棟とTHE LINKPILLAR 2に跨る商業施設はルミネが展開するファッションビルNEWoMan高輪」となり、約200の店舗が入居する。建物間の公開空地パブリックスペースの「ゲートウェイパーク」や「高輪辻広場」「泉岳寺辻広場」となり、東海道五十三次をインスパイアした「53 Playable Park」をコンセプトとした「高輪リンクライン」で結ぶ。TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE脇にはビオトープも設けられる[15]

2025年3月25日、関係者向けの内見会と報道陣公開が開かれ、駅前広場となるゲートウェイパーク(二階部分)やNEWoMan Takanawa、高輪ゲートウェイ駅の南改札が公開された[16]

同27日、TAKANAWA GATEWAY CITY第1期区画(4街区)が街びらきした[17]

5月13日、ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub(LiSH)」がTHE LINKPILLAR 1 NORTH内で運営開始[18]

7月15日、JR東日本は26年に開業するMoN Takanawa:The Museum of Narrativesに隣接して、若手クリエーターやアーティストの交流施設を設けると発表した。賃貸住居やアトリエを併設し、2027年の開業を予定する[19]

9月12日、第2期区画(4街区)開業。セレモニーではテープカットではなく、街と人を結びつける意味から「テープ結び」が行われた[20]。THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH両棟の1 - 5階に跨るNEWoMan高輪ではコスメブランドのシャネルやファッションブランドのアニエス・ベーなどの海外ブランド、セレクトショップのビームスユナイテッドアローズ、雑貨の中川政七商店、食品スーパーの明治屋、カフェを併設する書店・文喫の旗艦店BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー)など全ての店舗が一斉オープン。この他、NORTH棟の28 - 29階には約10店舗が彩る飲食ゾーン「ルフトバウム」、同屋上(29階上)には庭園のボタニカル・ルーフトップも展開。限定出店用のレンタルスペースとなる"+Lab"(プラスラボ)1 - 4も開設[21]。また、10月2日にはSOUTH棟の23 - 30階にJWマリオット・ホテル東京も開業[22][23]

NEWoMan TAKANAWA LUFTBAUMのボタニカルな空間

10月21日、THE LINKPILLAR 1 NORTH内に東京大学がゲートウェイキャンパスを開設[24]

2026年2月9日、THE LINKPILLAR 1 NORTHのNEWoMan Takanawa内に『サ道』の作者で日本サウナスパ協会サウナ大使でもあるタナカカツキが総合プロデュースを務めるサウナ施設「高輪サウナス」がオープン[25]

3月28日、3街区のTHE LINKPILLAR 2、2街区のMoN Takanawa:The Museum of Narrativesと1街区のタワーマンションTAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE(分譲ではなく賃貸)およびビオトープ公園の「Link Biotope」が開業。LINKPILLAR 2にはNEWoMan高輪のアネックス(食のオープンファクトリー)となるMIMURE(ミムレ)が、レジデンス棟の低層階にはインターナショナルスクールが入居する(開校は同年8月予定)[26]。MIMUREは「“未来”と“群れる”」に由来する造語で、2階は小川珈琲が手掛ける「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」が占有し、書店の「LABORATORY HON:273 The Unfolding Lab」、ワインバーの「LABORATORY GLS:125 The Swirling Lab」、生鮮食品を扱う「LABORATORY KURA:000 The Gathering Lab」などを展開。3階には日本酒蔵元の哲学や風土の物語とともにその価値を世界へ発信する「sakejump takanawa」などが入居する[27]。なお、MoN Takanawaに附属する2街区公園としての高輪築堤公園とTHE LINKPILLAR 2に接する3街区公園での高輪築堤第7橋梁部の公開は2027年度中となっている。

高輪自動運転バス

全面開業に合わせ、交通広場を発着する自動運転バスの実証実験も始まった。JR東日本が蓄積してきた鉄道無線とTAKANAWA GATEWAY CITYオフィスフロアに入居するKDDI通信技術を活用し、ティアフォーの車両を用いて運行する[28]

高輪ゲートウェイ駅駅前広場のゲートウェイパークからTHE LINKPILLAR 1⇔THE LINKPILLAR 2⇔MoN Takanawaは、約1.1キロにわたり地上2階部分でビル間をペデストリアンデッキの「デッキプロムナード」で結ぶ(レジデンス棟へは当面引き込み道路を横断しての接続)。このデッキプロムナードは「新東海道」と位置付けている。

入居企業

TAKANAWA GATEWAY CITYに本社(東京本社)機能を移転する企業が続いており、中にはTAKANAWA GATEWAY CITYでの実証実験や運営サポート技術を提供するパートナーシップをJR東日本と締結する企業もある。

ギャラリー

MoN Takanawa: The Museum of Narratives

概要 MoN Takanawa: The Museum of Narratives, 情報 ...
MoN Takanawa: The Museum of Narratives
MoN Takanawa:The Museum of Narratives
情報
用途 文化施設
設計者 JR東日本建築設計JR東日本コンサルタンツ日本設計日建設計
外装デザインアーキテクト = 隈研吾建築都市設計事務所
外構照明デザイン = シリウスライティングオフィス
施工 鹿島建設
管理運営 JR東日本文化創造財団東日本鉄道文化財団
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、及び鉄骨造
敷地面積 7,977.31 m²
建築面積 5,209.17 m²
延床面積 28,952.55 m²
階数 地上6階、地下3階
高さ 44.98m
竣工 2026年3月
所在地 東京都港区三田三丁目16番
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フロアガイド
  •  屋上  庭園
  •  6F  月見テラス、足湯
  •  5F  BOX1500…ライブシアター
  •  4F  TATAMI…100畳のが敷かれ和の文化とテクノロジーを掛け合わせたイベントプログラムを展開
  •  3F  レストラン
  •  2F  エントランスミュージアムショップ、BOX300…オープンディスプレースペース
  •  1F  カフェ
  •  B1F  シェルフ(MoNライブラリー)…開催中のプログラムや参加クリエーターに関連する書籍やグッズを公開するアーカーブス
  •  B1-B3F  BOX1000…3フロア吹き抜けのシアターホール

2階はデッキを通りTHE LINKPILLAR 2 - THE LINKPILLAR 1 NORTHを介して高輪ゲートウェイ駅と直結。2028年春には北側に高輪築堤公園が完成し、レジデンス棟へのデッキが展望遊歩道となり、1階が公園への出入り口となる。

屋上庭園からの素晴らしい展望

「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」は建屋全体がスパイラル状を成し緑に覆われ、植栽のほとんどを日本の在来種で構成する[36]

従来の美術館がモノ(美術工芸品)を収集・展示するのに対し、MoN Takanawa:The Museum of Narrativesではインスタレーションのような体験やプロセスをデジタル技術でアーカイブしコレクション化する。演劇作品では舞台装置や制作プロセスも記録保存することで将来の再上演を可能にする。さらに松竹との協働で歌舞伎の新しい演出方法を考案したり、俳優の身体性を取り込む(モーションキャプチャ)ことで現代的なパフォーマンス演出を創造する。J-WAVEとの連携では館内の多層空間全体を楽器として捉え、建屋空間全体と音楽が共鳴する音楽体験を提供する[37]

2025年7月15日、MoN Takanawa:The Museum of Narrativesのロゴマークやブランドコンセプトが公開・公表された。運営面では、Narratives(物語)の名が示すようにストーリー性がある展示やイベントを目指し、「ひとつのテーマ、ひろがる体験」と題してテーマ(=問い)に連動した展覧会やライブ・パフォーマンス、日本文化体験、実験的なプログラムなど、未来へつながる問いに出会える体験を展開。また「“知”と“美”と“笑”が溢れる、知のおもてなし」として多言語翻訳や解説プログラム、親子鑑賞や食事をしながらのリラックス鑑賞体験など年齢や言語を問わず訪れる全ての人に楽しんでもらえるよう「知のおもてなし」を提供する。さらに、JR東日本の「鉄道ネットワーク」がもたらす「地域とのネットワーク」を活かし、地方(主として東日本)の美術館や伝統工芸品の産地と連携し、MoN Takanawaがハブとなって都市と地方を繋ぐ試みも行う[38]

同月にJR東日本が長期経営戦略のビジョン『勇翔2034』を発表し、その中で「高輪ゲートウェイの都市OS」や「地域みらいブレインリンク」を掲げたが、この「地域みらいブレインリンク」はMoN Takanawaが目指す“都市と地方を繋ぐハブ”において地域(都市と地方の両方)をリンクさせる役割の一端を担うことにもなる[39]

「Life as Culture - 生きるは、ブンカだ」の垂れ幕

開館時のコンセプトをテーマを「Life as Culture – 生きるは、ブンカだ」と定め、オープニング企画として2026年3月28日から9月下旬まで「スパイラル・スパイラル - ぐるぐるせずにはいられない」展(仮称)が開催されることが決まったほか、4月22日から5月中旬まで「MANGALOGUE(マンガローグ)」火の鳥編も開催する。総合プロデューサーは小山薫堂。地階のBox1000とMoNライブラリーは4月22日からの開設となる[40]

なお、TATAMIに敷かれた畳は、伊藤園が「お〜いお茶」の製造過程で出た茶殻を配合した「さらり畳」が使用されている[41]

顕彰

2025年12月26日、開業前にも拘らず文化観光推進法の拠点計画に認定[42]

ユネスコによって設立された優れた現代建築インテリアを顕彰するヴェルサイユ賞の美術館・博物館部門「The World's Most Beautiful Museums 2026(世界で最も美しいミュージアム 2026)」に選出された[43]

工法

4街区方面 工事の様子
場所打ち杭で用いる鉄筋かご

4街区地下階層の躯体工事は逆打ち工法が用いられている。

この工法は、工期の短縮を目指して、先ずは1階の床を先行で造り、引き続き上部階の工事を進めると同時に地下階を掘り進め順次地下1階、地下2階と下へと工事を進めていく工法である[44]

また、地下は山留壁として遮水性及び剛性の高いソイルセメント壁(SMW)及び地中連続壁(RC 連壁)で固めている。これは下位に広く分布する難透水層(上総層群)まで根入れすることで、地下水の流入を防止するとともに、周辺地盤の変形および地盤沈下が生じないようにするためである。掘削中は、地盤アンカー等の補強を施すなど周辺への影響を及ぼすことないよう配慮された[45]

取り付け道路

都市計画の一環として、TAKANAWA GATEWAY CITYには第一京浜(国道15号)泉岳寺交差点から、港区特別区道1193号(計画段階では港区補助線街路第332号)および港区特別区道1194号(計画段階では区画道路3号)が引き込まれており、駅前広場となるTHE LINKPILLAR 1 南北両棟間のGateway Park(地上2階部分のデッキブリッジ)の下にロータリーとなる交通広場が整備された[46][47]

MoN Takanaw:The Museum of Narrativesaは区道第241号線から派生する区画道路1号が建物外周を取り囲む。MoN Takanawaの北側に立地するTAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEへは、三田3丁目12番15-17号間に第一京浜(南行方)からの一方通行の工事用車両進入路が設けられ(2019年11月16日に行われた当該地付近での線路切替作業に伴う工事用道路として同丁同番16号にあったビルを撤去して用地を確保し、線路切替後に生じた軌道跡の鉄道用地を道路化して接続)、MoN Takanawaを囲む外周路の区画道路1号と一体化するが、RESIDENCE棟周辺は歩行者専用道となる計画である[48]。2026年3月28日のTAKANAWA GATEWAY CITY全面開業に合わせて開放された。

高輪ゲートウェイ駅南側では歩行者専用道路の東西自由通路が架橋され、LINKPILLAR 1 SOUTH脇から港区特別区道1193号へと下りられ、東側へは東海道新幹線上を跨ぐ線路跨線橋となり芝浦・港南側の特別区道第241号および芝浦中央公園へ至り、中央新幹線の品川駅との接続も検討されている[48]

また、高輪橋架道橋下区道を拡幅し、2032年(令和14年)4月を目途に特別区道第241号線を第一京浜と直結させ(港南側へ抜ける一方通行)、THE LINKPILLAR 2とMoN Takanawaの間を通り抜けさせるが(THE LINKPILLAR 2とMoN Takanawa間は歩道橋のペデストリアンデッキが区道第241号線を跨ぐ)、架道橋下の歩道だけは先行開通させる計画もある[49]

一方、TAKANAWA GATEWAY CITY4街区(THE LINKPILLAR 1)より南側に位置する5街区は将来整備区域となっているが、高輪ゲートウェイ駅と品川駅間で軌道を跨ぐように敷設される東京都市計画道路幹線街路環状第4号線(環状四号)に接続するスロープ状の区画道路4号(港区補助線街路第334号)が港区特別区道1193号から延伸され、品川駅に新たに整備される北口広場と北口改札に接続する[48]

隣接地開発との接続

都営浅草線泉岳寺駅の地上部分を京浜急行などが事業主体となり、泉岳寺駅ビル(仮称)建設を含む泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業が進められている。LINKPILLAR 1 NORTHの公開空地である泉岳寺辻広場に、泉岳寺駅から地上へ出る既存のA1出口(2021年1月から閉鎖中)を改修するかたちで設けるほか、現時点では第一京浜に面した側にしかないA4出口をMoN Takanawa側にも開設する計画もある。また、泉岳寺駅ビル(仮称)はTHE LINKPILLAR 2と隣り合い、高輪ゲートウェイ駅から続くデッキプロムナードが二本連結する計画である[51]

TAKANAWA GATEWAY CITYが属する品川駅北周辺地区第一種市街地再開発事業の区域4-2Aに建てられるビルへは、THE LINKPILLAR 1 NORTHからデッキプロムナード(歩行者通路11号)が接続する。その並びとなる港区市街地再開発事業としての区域4-2Bのビル(2031年竣工予定)とは高輪ゲートウェイ駅の駅前広場であるGATEWAY PARKから伸びるデッキプロムナード(歩行者通路13号)がLINK LINEを跨いで接続する[52]

催事

高輪ゲートウェイ駅の駅前広場でもあるGateway Park(噴水広場)は野外イベント会場としても利用される。街びらき時のオープニングセレモニーを除き、2025年9月12日の4街区2期区画開業以後、本格的に各種イベントが開催されるようになった。

  • 2025年9月23日、TAKANAWA GATEWAY CITYと高輪ゲートウェイ駅でミュージック・ビデオを撮影したダンスボーカルユニット超特急が新曲披露のシークレットライブを20時から開催。駆け付けたファンに加え、GATEWAY CITYに居合わせた買い物客や駅を利用する通りすがりの帰宅者も含め約1000人が広場を埋め尽くした。なお、超特急はそのグループ名からファンのことを「8号車」と呼ぶなど鉄道を連想させる縁もあり、GATEWAY CITYと駅で初となるプロモーション・ビデオ撮影のロケ地として使わせてもらえた[53]
  • 同年10月3・4日、映画祭「TAKANAWA FILM FESTIVAL 2025」が開催[54]
  • 同10月26日、これまで高輪台の公園で開催してきた高輪地区まつりをGateway Parkで開催。TAKANAWA GATEWAY CITY利用者と昔ながらの地域住民の交流の場とすることを目的とし、特設ステージでのライブ演奏や太鼓櫓として盆踊りなども実施。露店のほか、JR東日本のPRブースや泉岳寺も出展して赤穂浪士の衣装(だんだら模様の法被)着用による記念撮影なども行われた[55]
  • 11月9・10日、食と音楽で地域と都市、日本と世界を繋げる新しい“クールジャパン・フェスティバル”「EAT JAPAN!〜Nippon Taste Festival〜」開催。7月にJR東日本が発表した長期経営戦略のビジョン『勇翔2034』で示した「高輪ゲートウェイの都市OS」「地域みらいブレインリンク」の一環として、都市と地方や世界を結びつける役割を担うもので、3万人を動員した[56]
  • 11月29日から12月25日、開業後初となるクリスマスシーズンに合わせ、イルミネーションライトアップクリスマスマーケットが行われた[57]
  • 2026年3月30日、TAKANAWA GATEWAY CITY全面開業を記念して、大崎駅を出発し山手線を一周して高輪ゲートウェイ駅に着く団体専用列車「FUTURE GATE TRAIN」が運行された。車内ではMoN Takanawa:The Museum of Narrativesの総合プロデューサーを務める小山薫堂が監修したプログラム(MoN Takanawaで開催中の「ぐるぐる展ー進化しつづける人類の物語」にちなみ江戸時代から未来を表現しておもてなし武将隊モード系ファッションショー)が上演され、進行役として小山薫堂と宇賀なつみが乗り込みDJを務め、ナビゲーターとしてタイムスリップしてきた歌川広重(声は津田健次郎)が車掌として沿線をガイドした。なお、当企画は事前にTAKANAWA GATEWAY CITYアプリをインストールし、アカウント登録時のアンケートで興味がある項目として都市開発や鉄道を選択した会員を招待したほか、TAKANAWA GATEWAY CITY利用でアプリに貯まったポイント(アプリではアクションと呼称)を引き換えることで参加できた[58]

問題

駅前広場のGateway Parkを通過するとLINK LINEへと下りる大階段があるが、中央部分がベンチとして設計されており、その左右が階段で構造上一体化している。ベンチは階段から曲線を描いて張り出しており、階段三段分の段差がある。腰掛部分は素材に木製板が使用されているが、他は階段部と同じ材質・色調であり、遠目からでは階段とベンチの識別がつきにくく、ベンチ部を階段だと錯覚して足を踏み外してしまい転落する事故が多発している。

安全対策として階段とベンチとの間をチェーン柵で仕切り、ベンチとして利用する際の出入口を限定するよう配慮が行われ、段差があることを分かりやすくする塗装や滑り止めを敷設する改修工事を実施することになった[59]

脚注

関連項目

外部リンク

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