パラカヌー
From Wikipedia, the free encyclopedia
クラス分け
障害の程度が重い順に、カヤック種目はKL1からKL3、ヴァ―種目はVl1からVL3のクラスに分けられる[8]。
- KL1、VL1 胴体が動かせず、腕及び(または)肩だけを使ってカヌーを漕ぐことができる選手のためのクラス。胸髄損傷また上位腰髄損傷などの選手が該当。
- KL2、VL2 胴体と腕を使うことができるが、下肢の機能が著しく弱い選手のためのクラス。継続して足を踏ん張る、または腰かけてカヌーを操作できない選手。腰髄損傷の選手などが該当。
- KL3、VL3 腰、胴体、腕を使うことができ、足を踏ん張る、または座位で上半身と腰を使ってカヌーを操作できる選手のためのクラス。下肢切断などの選手が該当。
競技ルール
歴史
起源
カヌー競技の世界選手権大会が1930年から開催されているのに比べ、パラカヌーの歴史は浅く、2010年にパラカヌー世界選手権大会が初めて開催された[3]。2010年に広州(中国)で開催された国際パラリンピック委員会において、パラリンピック種目にパラカヌーを追加することを決定[1] [10]、この決定を受けて、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックでシングルカヤック競技が初めて実施された[3] [4] [10]。
日本への導入
1991年に日本で初めての障害者カヌー体験会(パラマウントチャレンジカヌー)が奈良県五條市の吉野川で実施された[11]。1995年に障害者カヌー協会が設立され、同年、大分県犬飼町の大野川で、本格的な競技大会として、日本パラカヌー競技大会が初めて開催された(スラローム種目)[9]。2012年には、大阪府泉南郡岬町の大阪府立青少年海洋センターでスプリント種目の大会が初めて行われた[9]。
2010年には、ポーランドで開催されたパラカヌー世界選手権大会に小川真を選手として派遣し、国際大会への初参加を果たした[11]。全国で選手発掘を進め、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックでは、日本代表の瀬立モニカが8位に入賞した[12]。
主要な国際大会
ダートマス(カナダ)で開催された2009年カヌースプリント世界選手権において、公開競技としてパラカヌー4レースが実施された[13]。2010年に第1回を開催したパラカヌー世界選手権は、その後、継続して毎年開催されている[13]。
このほかに、ICFパラカヌーワールドカップ、アジアパラカヌー大会などがある[14]。
主要な国内大会
日本障害者カヌー協会の主催により、日本パラカヌー選手権大会が毎年実施されている[15]。