ベルファスト (映画)

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1969年北アイルランドベルファスト。9才の少年バディは、貧しいが温かい家族に囲まれてのびのびと成長していた。ある日突然、火炎瓶を手に襲撃して来る暴徒たち。プロテスタントの強硬派が、カトリック教徒の家を焼き討ちしたのだ(北アイルランド紛争)。プロテスタントで難は逃れたものの、動揺するバディと家族。日頃は宗派など関係なく隣り合って暮している住人たちだが、バリケードが築かれ、軍隊が警備にあたる日々が始まった。

小学校の宿題に取り組み、クラスのキャサリンに恋をして、子供らしい日常を送るバディ。だが、バディの父や兄は強硬派から運動への参加を求められていた。真剣に移住を話し合うバディの両親。町から出たことのない母親にとって、「よそ者」になる事や「訛り」をバカにされる事は耐え難い恐怖だった。友達と別れるのは嫌だと泣くバディ。

「ワル」に憧れる女生徒モイラに引きずられて、訳も分からぬまま強硬派の襲撃に參加してしまうバディ。止めようとして巻き込まれるバディの母。警官隊との睨み合いの先頭で盾にされた妻子を、夢中で救い出すバディの父。

ベルファストには住めないと覚悟を決めるバディと母。祖父の葬儀をアイルランド人らしく賑やかなダンスパーティーで締め括った一家は、バスに乗り、移住先のロンドンへと旅立って行った。

キャスト

※括弧内は日本語吹替。

製作

2020年7月27日、ケネス・ブラナー監督がベルファストを舞台にした新作映画の製作準備を進めていると報じられた[4]。9月8日、ジュディ・デンチ、キアラン・ハインズ、ジェイミー・ドーナンの起用が発表された[5]。同月、本作の主要撮影イングランドとベルファストで行われた[6]

ブラナー監督は本作を白黒で撮影した理由について「僕がベルファストで育った時は、よく雨が降っていた。街の色合いは灰色。空は、炭や暗い灰色だった。ベルファストは、カムチャツカ半島中部と同じ緯度なので、かなり寒い。モノクロ撮影は、当時の記憶を呼び起こすためのものなんだ」と語っている[7]

公開・マーケティング

2020年12月16日、フォーカス・フィーチャーズが本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[8]。2021年9月2日、本作はテルライド映画祭で上映された[9]。3日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。12日、第46回トロント国際映画祭で本作の上映が行われた[11]

評価

出典

外部リンク

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