粗暴な独裁者としてタタールに君臨していたマンドリカルドは、一人の老人からパラディンのローランにより父であるアグリカンが討たれたことを知る。復讐心に燃えたマンドリカルドは老人の促すまま自らの武勇のみでローランを打倒すると決意し、身分を隠した上武器や馬も持たずにタタールを出国する。道中(アルメニア地域にて)武器などを得るため見つけた泉のそばにある天幕に侵入、鎧と馬を奪うも魔術の炎にて下着ごと全て焼かれてしまう。泉に飛び込んだところで乙女に会い、近くの城にヘクトールの武具(デュランダルを除く)がしまわれているということを教えられ、「あなたにヘクトールの武具を手に入れる勇気があるのなら案内しましょう」と告げられる。マンドリカルドは一瞬躊躇したがその話に乗り、ヘクトールの武具を手に入れる旅を始めた。
武具を手に入れるためまずマンドリカルドに与えられた試練として、まず捕らわれていたグラダッソ(セリカン王)との戦闘があり、槍を互いに砕きながらもマンドリカルドが勝利。だが武具を置いてある城に入ることのできる時間が過ぎたため、マンドリカルドは他の城へと宿泊したがそこに巨人が襲来。戦闘となったがマンドリカルドは巨人を城の水路に叩き落とすという形で倒す。更に武具のある城では膨大な量の穀物を刈り尽くし、畑の中にある大木を根元から引き抜き、大木を抜いた穴から這い出た大蛇を殺したりと試練を突破。ヘクトールの鎧などを授けられる。妖精の主に『デュランダルを手に入れるまで、それ以外の剣を使わない』という誓いを立てさせられた後、ひとまずタタールへと戻る旅を始める。
マンドリカルドはグラダッソと共に旅をしていた。ある海岸にて乙女ルキアナが縛られているのを発見、海魔オルクへの生贄であることを知りオルクの打倒を決定。マンドリカルドは策を講じてオルクを巨大な溝の中に落とし、ルキアナを救う。そのお礼として船に乗せてもらっていたのだが再びオルクが出現、今度はなんとか逃げ切りアクア・モルタ(スペインとフランスを分かつ山の中にある)へと漂着、情報を集めているところでアグラマンテとシャルルマーニュの戦闘に遭遇する。
ブラダマンテとはぐれたロジェロに出会う。マンドリカルドはロジェロの持つ盾(鷲のコート・オブ・アームズが描かれている)を見るや否や「なんの権利をもってその盾を所有している」と詰め寄る。自らがヘクトールの子孫であることを告げられ、逆になぜ武具の所有権を主張するのかとロジェロに問われる。マンドリカルドはヘクトールの鎧を手に入れた経緯とを説明し、盾の所有権を巡って決闘しようと持ちかける。ロジェロはマンドリカルドが剣を持っていないことに気づき戦うことをためらった。その中にグラダッソが「デュランダルを手に入れる権利は自分にある」と割って入り、互いに近くの木を引き抜いて戦闘。後にやってきた騎士であるフロリマールによりそれは仲裁されデュランダルの現保持者であるローランの元へと案内すると言われるが、人数が一人多いということで一人不参加になる者をくじで決めたところマンドリカルドがそのはずれを引く。結果、マンドリカルドは一行と分かれ、単身アグラマンテの野営地へと向かうことになる。