モルガンテ From Wikipedia, the free encyclopedia 『モルガンテ』(Morgante)は、ルイジ・プルチによるイタリアの叙事詩。1483年に最終版が完成した。これ以前にもいくつかの形式で出版されていたが、1483年に28章に分けられた版の形で出版された際、『大モルガンテ』(Great Morgante)の名前が付けられたので、この名で呼ばれることもある。 「フランスの話材」を題材にしており、シャルルマーニュのパラディンで有名なローラン(フランス語ではローラン)やルノー・ド・モントーバン(イタリア語ではリナルド)が物語りに登場する。ただ、生真面目な作風ではなく、バーレスクとなっており、ギャグも結構まじっている。タイトルになっている「モルガンテ」は巨人にしてオルランドの忠実な従者の名前。モルガンテはキアロモンテの修道院を攻撃しようとするところをオルランドに止められて以来、キリスト教に改宗しオルランドに仕えるようになる。いくつかの冒険のあと、モルガンテは蟹に鋏まれて命を落としてしまう。その他のキャラクターとして、モルガンテの友人で大食漢で、最終的には笑い死にしてしまうモルグーテ、哲学的な悪魔アスタロトなどが登場する。『モルガンテ』はオルランドがロンスヴォーで戦死してしまったことを説明して終わる。1822年、ジョージ・ゴードン・バイロンが初めてこの物語を翻訳した。 文献 日本語での翻訳は現在出版されていない。ただ、ブルフィンチが本作と『狂えるオルランド』などの叙事詩をまとめ、ダイジェストで紹介した『シャルルマーニュ伝説』が和訳されている。 表話編歴フランスもの(カロリング物語群)作品 フランス語圏 ローランの歌 シャルルマーニュの巡礼 フィエラブラ ジラール・ド・ヴィエンヌ アスプルモンの歌 ラウール・ド・カンブレー ドーン・ド・マイヤンス ユオン・ド・ボルドー 大足のベルト スペイン侵攻 イタリア語圏 モルガンテ 恋するオルランド 狂えるオルランド 登場人物 十二勇士 シャルルマーニュ ローラン オリヴィエ ジラール・ド・ルシヨン(ジラール・ド・ヴィエンヌ) ルノー・ド・モントーバン アストルフォ モージ オジェ・ル・ダノワ その他 アルチーナ シャルロ ユオン・ド・ボルドー ドーン・ド・マイヤンス モルガンテ ルッジェーロ ブラダマンテ マンドリカルド フィエラブラ 剣・物品 デュランダル オートクレール ジョワユーズ アルマス コルタン ミュルグレス 用語 バヤール ロンスヴォーの戦い 関連項目 シャルルマーニュ伝説 カテゴリ 武勲詩 ローマもの ブルターニュもの カテゴリ 典拠管理データベース VIAF 2 3 4 Related Articles