ランチの女王
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ランチの女王 | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 脚本 |
大森美香 二木結希 武田樹里 |
| 演出 |
水田成英 川村泰祐 唐木希浩 白川士 |
| 出演者 |
竹内結子 妻夫木聡 伊東美咲 山下智久 山田孝之 森田剛 若林豪 永山瑛太 堤真一 江口洋介 |
| 音楽 | 吉俣良 |
| エンディング |
スリー・ドッグ・ナイト 「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」 |
| 製作 | |
| プロデューサー |
山口雅俊 現王園佳正 |
| 制作 | フジテレビ |
| 放送 | |
| 放送チャンネル | フジテレビ系列 |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 2002年7月1日 - 9月16日 |
| 放送時間 | 月曜 21:00 - 21:54 |
| 放送枠 | 月9 |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 12 |
| フジテレビ番組基本情報 | |
特記事項: 初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。 最終回は30分拡大(21:00 - 22:24)。 | |
『ランチの女王』(ランチのじょおう)は、2002年7月1日から9月16日まで毎週月曜日21時 - 21時54分に、フジテレビ系「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ[1]。主演は竹内結子。
洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に、その店に現れた麦田なつみと鍋島四兄弟との恋模様や、その周囲に関わる人物達との交流を描いた笑いあり、涙ありの心温まるホーム・ラブコメディ。
「おいしいランチを食べること」だけを生きがいにしている主人公、麦田なつみ(竹内結子)は、昼休みに食べるランチが最高の人生の楽しみという女性。そんな彼女がある日、見知らぬ男性・鍋島健一郎(堤真一)と偶然出会い、「実家に帰る間だけ婚約者のふりをしてほしい」と頼まれる。健一郎は下町で長年続く家族経営の洋食店「キッチンマカロニ」の長男で、婚約は家出同然に飛び出した実家に久しぶりに帰省するにあたり、家族との関係を円滑にするための嘘だった。なつみは行きがかり上、仕方なく健一郎と一緒に鍋島家を訪れるが、結局は健一郎は家族と和解できないまま、すぐに店の金を持ち逃げして逃亡してしまう。しかし、なつみは「キッチンマカロニ」で食べたオムライスの美味しさに衝撃を受けて「この店で毎日ランチが食べられるなら」という思いから、嘘の婚約話であったにもかかわらず、他の家族には嘘とは明かさずに「婚約者の健一郎の帰りを待つ」という理由で、なかば強引にキッチンマカロニで住み込みで働くことにする。
店を切り盛りしているのは、次男の勇二郎を含む鍋島家の三兄弟と寡黙な父。次男の勇二郎(江口洋介)は頑固な料理人、三男の純三郎(妻夫木聡)は要領のいい現実派、四男の光四郎(山下智久)は自由奔放と、兄弟それぞれが強い個性を抱えている。さらに、母の不在や店の後継問題など、家族には解決できていない問題が山積み。なつみは料理人でも経営者でもないが、「おいしいものをおいしいと言える」率直さと、人の懐に自然と入り込む明るさで、少しずつ鍋島家の空気を変えていく。兄弟それぞれとの関係性も、最初はぎこちなかったものが、次第に友情や淡い恋心、信頼へと変化していく。物語が進むにつれ、キッチンマカロニの存続問題、兄弟それぞれの人生の選択、麦田なつみ自身の過去の過ちの清算や子供の頃に失踪した父の消息などが交錯し、「家族とは何か」「自分が本当に大切にしたいものは何か」が描かれていく。麦田なつみは鍋島家の人間ではないが、ランチを愛し、店と人を大切にする姿勢によって、結果的に鍋島家の中心的存在になっていく。日常の積み重ねと人との温かい関係こそが人生を豊かにするという価値観を料理と家族を通してひも解いて行く笑いあり涙ありのヒューマンドラマである。
出演
キッチンマカロニ
- 麦田なつみ〈23〉
- 演 - 竹内結子(幼少期:谷村聡美[2])
- 本作の主人公。カフェで働いていたが、客であった健一郎から突然婚約者のふりをしてほしいと頼まれ、「キッチンマカロニ」を訪れる。明朗快活な性格。何よりもランチを毎日の生きがいとし、そのこだわりは専用のメモ帳をつけるほどの徹底ぶりである。幼い頃に生活苦のために父親に捨てられた過去を持つ。昔は不良グループの幹部クラスを務めていたが、修史に騙されて、知らずに覚醒剤を運んでいたことがトラウマとなっている。ドロップキックを得意技とし、過去にそのドロップキックで「巨体マサミツのあばらを折った」という武勇伝があるといった武闘派の一面も覗かせる。このことからも暴走族グループからは一目置かれており、女王的存在である。オムライスに関しては父親に連れて行ってもらった洋食店で食べたときと、修史に裏切られて傷心だったときに立ち寄った洋食店で食べたという思い出を持つ。「キッチンマカロニ」を気に入ったのか、勇二郎との勝負に負けた健一郎が店の金を持ち逃げした後、婚約者の健一郎を待つという理由の元で鍋島家に居座って、「キッチンマカロニ」で働くことになる。また、健一郎の行為が原因で勇二郎は「キッチンマカロニ」の閉店を決意したが、彼女の一言で踏み留まることとなった。基本怖いもの知らずだが、セミは大の苦手である。
- 鍋島純三郎〈23〉
- 演 - 妻夫木聡
- 鍋島家三男。純情で真っ直ぐな性格。「キッチンマカロニ」にやってきたなつみに想いを寄せる。男前の容姿で女性客からの人気がある。第4話で父・権造から「キッチンマカロニ」の伝統のデミグラスソースの味を守ることを一任される。
- 鍋島光四郎〈18〉
- 演 - 山下智久(当時ジャニーズJr.)
- 鍋島家四男。女好きでよく「キッチンマカロニ」に女友達を連れてくる。最初はやりたいことも見つからないので学校に行きながら遊んでいたが、権造の死をきっかけに店を手伝うようになる。最終話で戻ってきた健一郎に「コックさんになる」と宣言した。
- 牛島ミノル〈18〉
- 演 - 山田孝之
- 「キッチンマカロニ」の住み込みの見習い。真面目な性格で、日頃からフライパン捌きの練習を欠かさない。なつみと同じ高校の出身で、なつみの過去を知っている。トマトに恋心を抱き、最終話では見事付き合うことになる。
- 川端守〈46〉
- 演 - 田窪一世
- 「キッチンマカロニ」の通いのコック。
- 鍋島権造〈62〉
- 演 - 若林豪(第1話 - 第7話・最終話)
- 鍋島兄弟の父親。「キッチンマカロニ」の大黒柱。毎日伝統のデミグラスソースを作っている。純三郎にソースを任せる。第6話でクモ膜下出血により急逝。
- 鍋島健一郎〈34〉
- 演 - 堤真一(第1話 - 第6話・第10話 - 最終話)(幼少期:久保田優輔〈第6話〉)
- 鍋島家長男。ランチを取っていたなつみを「キッチンマカロニ」に連れてきた張本人。気が弱く、お調子者。婚約者を連れて来たと皆に嘘をつき、なつみを置いたまま店の売上金を持って逃亡する。
- 鍋島勇二郎〈31〉
- 演 - 江口洋介(幼少期:広田亮平〈第6話〉)
- 鍋島家次男。長男・健一郎の代わりに店を切り盛りしている。売上金の管理は全て勇二郎がしている。いきなり来たなつみを最初は健一郎の婚約者ということもあり毛嫌いしていたが、接していくうちに恋心が芽生える。第11話でなつみにプロポーズするが、健一郎が戻ってきてメチャクチャになってしまう。威張り屋で口は悪い上に暴力的だが、実は繊細で一番頼りになる存在。
キッチンマカロニの仕入先と客
- 塩見トマト〈25〉
- 演 - 伊東美咲
- 八百屋「しおみ」の看板娘。幼い頃から純三郎に恋心を抱いており、なつみなどの純三郎に近づく女性に対して嫉妬している。最終回ではミノルと付き合うことになる。
- しずか
- 演 - 山口香織里(第2話・第3話・第5話・第7話・第10話・最終話)
- 友子
- 演 - 鷹城佳世(第2話・第3話・第5話・第7話・第10話・最終話)
- 絵里
- 演 - 篠崎はるく(第2話・第3話・第5話・第7話・第10話・最終話)
- 上記3名は「キッチンマカロニ」の常連客。
千葉県警察
その他
- 酒井昂〈22〉
- 演 - 瑛太[注 1](第1話 - 第6話・第9話・第10話・最終話)
- 純三郎の友人。
- 山城秀美〈27〉
- 演 - 梅宮万紗子(第2話 - 第4話・第9話・第10話)
- 勇二郎とは友達以上恋人未満の関係を築いている人妻。夫から暴力を受け、顔に傷を負っている。夫の暴力に悩んで「キッチンマカロニ」を訪れ、泣きながらクリームコロッケを食べていたことがきっかけで勇二郎と知り合う。
- 飯田のり子〈21〉
- 演 - 森田敦子(第1話・第5話・第9話)
- 銀座のOL。純三郎に好意を持つ。
- 優美〈18〉
- 演 - 鈴木えみ(第2話・第4話・第5話・第6話・第8話・第10話・第11話)
- 光四郎のガールフレンド。
- 奈々江〈18〉
- 演 - 石井里弥(第2話・第5話・第8話・第10話・第11話)
- 光四郎の女友達。
- アヤ〈18〉
- 演 - 高木麻依子(第2話・第4話・第5話・第10話・第11話)
- 優美の友達。ミノルに好意を持ち、告白するが断られた。
- 矢崎修史
- 演 - 森田剛(V6)(特別出演 / 第7話 - 第9話・第11話・最終話)
- なつみの元彼。麻薬の売人を半殺しにして警察に追われている。不良達から「房総の修史」と呼ばれている。気が短く暴力的な性格で喧嘩に滅法強いが、なつみの幼少時の境遇を知っている唯一の人間であり、本当はなつみ想いで根は優しい。最終話でビーフカツレツを食べに「キッチンマカロニ」へと訪れるが、待ち伏せしていた警官隊によって逮捕される。しかし、その際になつみ、勇二郎、純三郎に「何年でも待っているから、食べに来い」と言われ、初めて他人の優しさと温もりに触れ、涙を流した。
ゲスト
スタッフ
放送日程
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2002年7月1日 | 恋するオムライス | 二木結希 | 水田成英 | 21.9%[6] |
| 第2話 | 2002年7月8日 | 登場!夏の恋の新メニュー | 武田樹里 | 川村泰祐 | 18.5% |
| 第3話 | 2002年7月15日 | 涙の…クリーム・コロッケ | 武田樹里 大森美香 | 唐木希浩 | 19.7% |
| 第4話 | 2002年7月22日 | チキンライスをキチンとね | 大森美香 | 水田成英 | 18.8% |
| 第5話 | 2002年7月29日 | おかわり!ふっくらごはん | 川村泰祐 | 18.5% | |
| 第6話 | 2002年8月5日 | 親父の最後のお子様ランチ | 唐木希浩 | 17.0% | |
| 第7話 | 2002年8月12日 | ハンバーグ!昔の恋人!! | 水田成英 | 17.0% | |
| 第8話 | 2002年8月19日 | カツ!危険で…悲しい過去 | 川村泰祐 | 19.1% | |
| 第9話 | 2002年8月26日 | 危険な元彼と恋のライバル | 白川士 | 17.7% | |
| 第10話 | 2002年9月2日 | マジ!? 突然キスと恋の加速 | 水田成英 | 20.0% | |
| 第11話 | 2002年9月9日 | 兄嫁にプロポーズ | 川村泰祐 | 17.5% | |
| 最終話 | 2002年9月16日 | 地球上にランチがある理由 長男帰る! 恋のバトルの勝者は? | 水田成英 | 21.2% | |
| 平均視聴率 19.1%[7](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯) | |||||
受賞
- 第34回ザテレビジョンドラマアカデミー賞[8][9]
- 最優秀作品賞
- 主演女優賞(竹内結子)
- 助演男優賞(妻夫木聡)
- 劇中音楽賞(吉俣良)
- キャスティング賞
関連商品
- ランチの女王 オリジナルサウンドトラック(2002年8月7日)
- 『ランチの女王』直伝 洋食レシピ(2002年9月、ISBN 978-4594036775)
- ランチの女王 1 - 6 VHS(2002年12月4日)
- ランチの女王 DVD-BOX(2003年1月8日)