人工心臓

From Wikipedia, the free encyclopedia

人工心臓(じんこうしんぞう)とは、心臓の機能の代替もしくは補助を行うために用いられる人工臓器である。

国際的に見て、日本医療機器の承認には制度上諸外国で承認された機器との時間的なラグが生じるが(デバイス・ラグ)、特に人工心臓では、承認の遅れにより本来ならば助かるはずの患者の生命が失われることもありうるので、学会等でも日本の承認の遅れの問題は大きな問題として取り上げられている[1]。未だ自然の心臓に匹敵するような完全なものは存在しておらず、目下研究中の分野である。

リンドバーグの還流ポンプ

チャールズ・リンドバーグの大きな業績の一つとして人工心臓の開発がある[2]。リンドバーグには心臓弁膜症を患っている姉がおり、心臓病の治療法を開発したいという思いから生理学者アレクシス・カレルの研究室を訪れた[2]。2人は意気投合し共同研究をおこない、1935年に「カレル・リンドバーグポンプ」を開発[2]。これは今日の人工心臓に影響を与えている[2][3]。組織が体外で生き続るための生理学的条件についてはカレルの知識が、血液を連続して環流させるポンプ装置の発明についてはリンドバーグの工学知識が生かされた[3]

全置換型人工心臓

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI