依遅ヶ尾山
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| 依遅ヶ尾山 | |
|---|---|
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| 標高 | 540 m |
| 所在地 |
京都府京丹後市 |
| 位置 | 北緯35度44分3.3秒 東経135度8分14.6秒 / 北緯35.734250度 東経135.137389度座標: 北緯35度44分3.3秒 東経135度8分14.6秒 / 北緯35.734250度 東経135.137389度 |
| 山系 | 金剛童子山系[1] |
依遅ヶ尾山[注 1](いちがおさん[1][2][3][4]、いちがおやま[5][6])は、京都府京丹後市丹後町にある山。丹後半島の北端にあり[2]、標高540mの独立峰で[2][5][4][7]、かつては活火山であった[8]。関西百名山に選ばれている丹後半島唯一の山であり、金剛童子山系の北端に位置する[1]。
地理

白山から中国山地に向かって伸びる白山火山帯に含まれ、片流れの外輪山型をした特異な山容を持つ[2][4]。依遅ヶ尾山の東側に降った雨は宇川を流れて平海水浴場付近で日本海に注ぎ、西側に降った雨は竹野川を流れて立岩付近で日本海に注ぐ[1][5][10]。
展望が開けた山頂からは竹野郡や日本海を一望でき、中郡・熊野郡・与謝郡および但馬の山々も見渡すことができる[5]。東には碇峠を挟んで権現山などが、南東には太鼓山風力発電所がある太鼓山などが、南には金剛童子山などがある。
新第三紀中新世の石英安山岩の溶岩類からなり[11]、山頂部は広く平坦な台地状で尾根型の山系をなしている[1][11][12]。その平坦地の周囲を急斜面が囲んでおり、谷はあまり発達していない[11]。特に北側は急傾斜の斜面となっており、下部には大規模な地滑り地形が発達している[11]。
乗原集落(のんばら)は地滑りに伴う地形上にあり、山麓の滑落崖直下には湿地が形成されている[11]。かつては依遅ヶ尾山にも木地師が住んでいたとされ、また十年や二十年に1回は山火事があったという[13]。
自然

山の中腹以上は木々に乏しいが、山麓にはマツ、ケヤキ、カシ、シイなどの混交林に覆われている[1][5]。北麓の日本海沿岸部は丹後松島の景勝地であり、真北に犬ヶ岬が日本海に突き出ている[3]。山頂部からは北東の経ヶ岬や丹後松島などの海岸部を眺望でき[11]、春や秋の行楽シーズンには地元の学校や団体旅行者などで賑わう[1]。
山域は丹後天橋立大江山国定公園の一部となっており、第1種特別地域に指定されて保護規制が行なわれている。日本海沿岸部は「丹後半島海岸地区」として指定されているが、山域は丹後半島中央部の高原とともに「世屋高原地区」として指定されている[14][15]。

