宋明理学において、自己修養から始めて人々を救済する政治へと段階的に発展していく基本綱領が示されているとして重要視された。その内容には「明明徳」「親民」「止於至善」の三綱領と「格物」「致知」「誠意」「正心」「修身」「斉家」「治国」「平天下」の八条目が提示されている。
朱熹は、注釈書『大学章句』や解説書『大学或問』を著した(熊沢蕃山『大学或問』とは別)。朱熹は『大学章句』において、本来の『礼記』大学篇には無い本文「格物補伝」を創作して追加した。
王陽明は、朱熹を批判して「格物補伝」を不要とし、本来の『礼記』大学篇を『古本大学(大学古本)』と称して注釈を施した。
その他、真徳秀『大学衍義』、丘濬(中国語版)『大学衍義補(中国語版)』、豊坊(中国語版)『石経大学』などが書かれた。