打撃天使ルリ
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普段はどこにでもいるような女子高生・ルリ。しかし彼女は打撃人類という特殊な人間であった。何の罪もない人々が身勝手で残虐な犯罪者の犠牲となる理不尽な世の中、彼女の怒りが頂点に達した時、自らの拳のみを武器として悪に立ち向かう。
人間の心からとめどなく生まれる“悪”とは何か。法律だけが人の罪を裁き、人を救えるのか。だが理不尽な暴力を目の前に、自身もまた打撃という暴力で悪を封じることで、法治国家においてはルリも犯罪者となってしまう。いったい“正義”とは何なのか?打撃人類としての宿命に苦悩し葛藤を抱えながらも、苦しむ人々を救い、戦うルリの姿が描かれた格闘アクション漫画である。
また世界観を含む一部設定は山本康人の漫画『打撃マン』を継承しており、今作の主人公であるルリもそちらで登場している。
用語
- 打撃人類
- 他人を「打撃」する特殊な能力を持つ人々の総称。許しがたい悪に怒りが高まると右手に強力な力が湧いてくる。打撃のアクションの際には「だしゃあ」の一声と共に強力な一撃を相手に与える。
登場人物
ここでは漫画版に基づいて説明する。
- 小峰 ルリ(こみね ルリ)
- 女子高生。普段は眼鏡をかけ、髪を三つ編みにしている地味であまり目立たない存在。しかし怒りが頂点に達すると打撃人類となって悪党を成敗する。幼いころから新体操をしており、相手の攻撃も優れた反射神経と俊敏な身のこなしで回避できる。全裸で戦うことも多い。戦いの中で自らの打撃人類という存在、また自分は果たして正義なのか、なぜ戦うのかという悩みをかかえるようになる。
- 相馬 健一郎(そうま けんいちろう)
- ピザ屋で配達員として働くフリーターで配達のバイクが移動手段。彼もまた打撃人類でありルリと共に戦う。少年期、父親の家庭内暴力のせいで母親は健一郎を残して家を出てしまった。ルリのことが好きで結婚したいと思っている。お金を貯めてクルーザーで世界中を旅するのが夢。
- 神取(かんどり)
- 第二特殊班捜査4係所属の刑事。通称「死神」。身長が2m以上ある大男。ルリと打撃人類に興味を持つようになり、その行動を追うようになる。妻は高校生によってレイプの上殺害されてしまったが、心神喪失が認められ無罪となった。そのことから犯罪者に対する憎しみは激しい。
- 佐々木 達也(ささき たつや)
- 神取の部下。ルリに好意を持っている。神取がルリを殺害しようとした際にはカラダを張ってこれを阻止しようとした。
- ルリの両親
- 作品内では本名は共に不詳。ルリに対する愛情は深く、彼女の「秘密」に際しても大らかに接する。また、ルリを追って来た暴漢に対しても自ら体を張って守ろうとした。