重要参考人探偵

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ジャンル推理漫画、コメディ
出版社小学館
重要参考人探偵
ジャンル 推理漫画、コメディ
漫画
作者 絹田村子
出版社 小学館
掲載誌 増刊flowers月刊フラワーズ
レーベル フラワー・コミックスα
発表号 増刊flowers:
2013年6月号(初夏号) - 2014年12月号(冬号)
月刊フラワーズ:
2015年9月号 - 2018年2月号
発表期間 2013年5月14日 - 2017年12月28日
巻数 全7巻
話数 全36話+番外編5話
ドラマ
原作 絹田村子
脚本 黒岩勉
制作 テレビ朝日MMJ
放送局 テレビ朝日系
放送期間 2017年10月20日 - 12月8日
話数 全8話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画テレビドラマ

重要参考人探偵』(じゅうようさんこうにんたんてい)は、絹田村子による日本漫画作品である。

増刊flowers』(小学館)にて2013年6月号(初夏号)から2014年12月号(冬号)にかけて散発的に連載され[1]、後に本誌の『月刊フラワーズ』(同社刊)に移籍して[2]、2015年9月号から2018年2月号まで連載された。単行本は「フラワー・コミックスα」より全7巻が刊行されている。

2017年10月期にテレビ朝日系でテレビドラマ化された。

モデル弥木圭は、5歳の時に初めて林の中で死体を発見したのを皮切りに、幾度となく様々な死体の第一発見者となる不思議な体質になってしまった。死体を発見するだけならまだしも、慣れから生じた落ち着きぶりと仕事優先の逃避の行動ゆえに、しばしば重要参考人として疑いをかけられてしまう。事件発生時、周囲の人間は全員が圭を犯人だと信じて疑わず、キレやすい性格が仇となって容疑者にされ手錠をかけられるのは珍しくない。

無実を知るモデル仲間の、推理オタクの周防斎とナンパ好きのシモン藤馬と共に、自分にかけられた容疑を晴らすため事件に立ち向かう。しかし事件に遭遇する中で、圭自身も知らない謎が浮かび上がる。

登場人物

主要人物

弥木圭(まねき けい)
弱小モデル事務所「ウェーブ」所属の八頭身のモデル
気が強く喧嘩腰ですぐキレる。死体の第一発見者と重要参考人になるのが常。自称「名探偵」の斎とは異なり、真の意味で卓越した推理力を発揮して事件解決する。自分にしか真相を見抜けないと思い込んでいる節があるため、本職の捜査員である古仙が自分と同じ結論に達したことに驚愕した。しかしその推理力で第一発見者を回避することはできず、勘も全然働かない。死体の第一発見者という体質が原因で女性に捨てられた過去があることが発覚している。
5歳の時に立入禁止のロープが張られた林に入り、初めて死体の第一発見者となって以来、溺死焼死轢死など様々な遺体の第一発見者となる。損壊した死体にはいつまで経っても慣れないが、死体を発見してしまう「体質」には適応せざるを得ず、事情聴取で仕事に穴を開けるのを嫌って居合わせた他者に押しつけてしまう。しかし厄介事に巻き込まれるのを忌避するあまり通報を怠って、むしろ警察を含めた周囲の疑惑を深めてしまう。
第6話では捜査官の挑発的な言葉に簡単にキレて胸倉を掴み、公務執行妨害で手錠をかけられる。
「第15話◎一緒にドライブ」にて強盗犯が車のトランクに隠れて病死した件でも、ヒッチハイクのOL・秋田真穂に殺人犯だと疑われ、交番の警察官にも死体を隠したと思われて、疑いは晴れるも一泊するという[要検証]自業自得の憂き目に遭った。ご近所トラブルの逆恨みで女性が殺された事件では、初対面の担当捜査官に自分を知られていることを不思議がるが、警察では「必ず第一発見者になる」という怪しすぎる人物として警戒されていることを自覚していない。母親と古仙刑事が知り合いであることを知り、何か自身の知らない事実があるのではないかと疑念を抱く。
「第22話◎あざやかな邂逅」で殺人事件を解決した直後、事件が起きた石長島(いわながじま[3])が生まれ故郷であり、5歳の時に初めて見つけた死体が父・要人だと思い出す。父の事件の真相を調べて訪ねたフリーライター・織井から「第24話◎逃亡者」でとあるデータを託される。一ツ橋署の奥井刑事や警視庁の登刑事に頭ごなしに犯人と決めつけられるが、証拠も無いのに攻撃しても何も言わないと判断した古仙により一時的に釈放され、その後被疑者として指名手配される。頼みの綱の織居が殺されて動転していたが、真犯人が落とした凶器の包丁から、織居と父親の事件の真犯人の正体に気づく。
周防斎(すおう いつき)
圭のモデル仲間。
大の推理マニアで、圭が事件に巻き込まれると嬉々として推理を展開させるが、的外れの場合が多い。周防グループの御曹司であり、当主の父親に次代当主としてモデルを引退するよう迫られている。
シモン藤馬(しもん とうま)
圭のモデル仲間。
ナンパ好きで暇さえあれば年齢を問わず女性に声をかけるが、それは心からの言動であるため、相手の老女でさえ頬を染めてまんざらでもない様子。趣味で美大のヌードのデッサンモデルをしている。実家は花屋。日本人の父とフランス人の母を持つハーフ

モデル事務所

浪江篠介(なみえ しのすけ)
圭らが所属する小さなモデル事務所「ウェーブ」の社長。
所属するモデルは全員、自らがスカウトしてきた少数精鋭。元カリスマモデルで人脈が広く、ファッション誌から旅行ムック、模擬挙式までどんな仕事でも引き受ける。
瓦あやめ(わたり あやめ)
ウェーブのデスク。
牧太 譲(まきた ゆずる)
ウェーブのマネージャー。小太りの男性。

主要人物の家族

周防実香(すおう さねか)
周防グループの総帥で、斎の父。
既に約束の期限が過ぎているのに、いまだモデル業を続ける息子を一刻も早くグループに戻したがっている。
弥木主計(まねき かずえ)
圭の母。
圭が死体に遭遇することはなくなっていると思っているが、実はむしろ増えていることを知らない。
自室には幼い圭と彼が最初に遭遇した被害者が一緒に写った写真を隠し持っており、圭が5歳の時のことを話そうとすると険しい表情で大声を出して遮るなど挙動不審な様子だった。圭が俳優として舞台に立ち、例のごとく容疑者になってしまった際、古仙刑事と意味深な会話をする。圭が父親の記憶を失っていることを知り、周囲から疑惑の目で見られていることもあって東京に移り住んだ。
藤馬沙良(とうま さら)
シモンの姉。第14話「注文の多い花屋」で登場。
実家の花屋「フラワーショップ藤馬」の従業員として働いている。感性に浸り時間のかかる母親と、その上にタダで花を女性に配る弟、2人に甘い父親に頭を抱えている。
藤馬クリスティーヌ(とうま くりすてぃーぬ)
シモンと沙良の母。フランス人の女性。
藤馬園蔵(とうま えんぞう)
シモンと沙良の父で、クリスティーヌの夫。「フラワーショップ藤馬」の店長。
弥木要人(まねき かなめ)
圭の父で、主計の夫。石長島の昔の場所[どこ?]にあった駐在所勤務の警察官だった。
圭が最初に遭遇した死体であり、現場には覚醒剤が散乱していた。古仙の秘密に気づき自首を勧めるも、逆に口封じに殺されてしまった。

警察

神山(かみやま)
一ツ橋署の男性捜査官。
背が低いことを気にしており、背が高くイケメンの圭に対する僻みもあってか、圭を犯人と決めつける言動を度々する。
頼母(たのも)
一ツ橋署の女性捜査官。神山よりも背が高い。
但見(たじみ)
青山署の警察官。第7話で圭に手錠をかけた。
登一学(のぼり いちがく)
刑事部捜査第一課の警察官。35歳[注 1]。第17話で登場した若い捜査官。
ドラマの刑事に憧れて警察官になったため現実とドラマを混同し、現実の書類と格闘している。常に第一発見者となる圭の怪しい経歴から、強盗事件の犯人に違いないと先入観を持った。
フリーライターが殺された事件では当て推量で追いつめているつもりだったが、鑑識の報告を待てと古仙に制止された。しかし、圭から渡されたファイルの写真に映る、警察幹部と思われた人物が実はヤクザの幹部だと気づき、尊敬する古仙の犯罪を暴くことになる。
古仙淳(こせん あつし)
刑事部捜査第一課のベテラン捜査官。
圭と同等かそれ以上の卓越した推理力を有しており、暴走する登の手綱を引き絞る。
圭が舞台で容疑者にされた際、圭の母・主計に「貴方の眼から見てどうですか?」と何事かを確認していた。証拠も無しに圭を犯人と決めつける登に釘を刺す。
実は圭の父・要人とフリーライター織居を殺害した犯人であり、陰でヤクザと繋がっていた。圭を苦しめるために投身自殺を図るが、当の圭に救われて刑に服すことになる。連行される車中で意味深な独り言を呟く。
奥井(おくい)
一ツ橋署の男性捜査官。
圭の通報で織居の事件を捜査することになるが、圭の供述に疑念を抱く。

関係者

織居和彦(おりい かずひこ)
未解決事件専門のフリーライター。42歳。
17年前の圭の父親の事件を追っており、重要な手がかりを掴んでいたが包丁で刺殺された。

書誌情報

漫画

  • 絹田村子 『重要参考人探偵』 小学館フラワー・コミックスα〉 全7巻
    1. 2015年3月10日発売[小 1]ISBN 978-4-09-136806-5
    2. 2016年2月10日発売[小 2]ISBN 978-4-09-138235-1
    3. 2016年7月8日発売[小 3]ISBN 978-4-09-138627-4
    4. 2016年12月9日発売[小 4]ISBN 978-4-09-138683-0
    5. 2017年6月9日発売[小 5]ISBN 978-4-09-139310-4
    6. 2017年11月10日発売[小 6]ISBN 978-4-09-139790-4
    7. 2018年6月8日発売[小 7]ISBN 978-4-09-870124-7

小説

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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