警部補ダイマジン

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警部補ダイマジン
ジャンル クライム・サスペンス青年漫画
漫画
原作・原案など リチャード・ウー
作画 コウノコウジ
出版社 日本文芸社
掲載誌 週刊漫画ゴラク
レーベル ニチブンコミックス
発表号 2019年1月18・25日合併号 -
発表期間 2019年1月4日[1] -
巻数 既刊27巻(2026年1月29日現在)
ドラマ
原作 リチャード・ウー、コウノコウジ
監督 三池崇史、倉橋龍介
脚本 徳永友一
音楽 遠藤浩二
制作 (協力):OLM楽映舎
製作 テレビ朝日
放送局 テレビ朝日系
放送期間 2023年7月7日 - 9月1日
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画テレビドラマ

警部補ダイマジン』(けいぶほダイマジン)は、原作:リチャード・ウー、作画:コウノコウジによる日本漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2019年1月18・25日合併号から連載中[1]

強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエースが、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すピカレスクサスペンス。

本作は同作者の漫画『クロコーチ』と同一世界の数年後を舞台としており、清家などが再登場している。

2023年7月7日から9月1日まで、テレビ朝日系列にてテレビドラマが放送された[2]

1巻〜5巻

警視庁捜査一課に所属する警部補・台場陣は自身が追っていた連続少女誘拐殺人事件の犯人でありながら、警察庁OBとして追及を免れてきた天羽大を義憤に駆られて処刑してしまう。天羽の死は自殺として処理されるものの、未解決事件を専門にする特命捜査班の管理官・平安才門は台場の殺人行為を見抜き、彼を脅迫する形で自身が指揮する特命班へ異動させた。奇しくも、過去に発生した未解決事件を模倣するかのような事件が次々と発生。台場は特命班の賀来牡丹両警部からそれらの未解決事件が戦後から存続するある巨大な秘密結社によるものだと知らされる。その未解決事件には、「御手洗一馬」を名乗る平安の父も関わっている疑いがあり、平安に暗い影を落としていた。

帝国陸軍の防諜機関を母体とし「44」と呼ばれるその結社の目的、それは事件で醸成された社会不安に乗じて国民感情を煽り民主主義を破壊すること、即ち独裁者の誕生にあった。更なる凶悪事件を起こす44の背後には現政権の関与も疑われる中、特命班は平安の親友で鑑識課警視の雲田の協力を得ながら44の実態解明に動き始める。

一方で、天羽の変死事件に関して台場に危機が迫っていた。神奈川県警捜査一課の七夕 夕夏警部補が天羽の殺害犯として台場を疑いはじめ、更には公安の理事官・百鬼と取引をした平安が台場を天羽殺害犯として告発したのだ。冷酷非道な44の結社員・占部や内閣特務室を裏で操る「土日の老人」こと穴水政弦も関わり台場や平安を排除しようとする罠が幾重にも仕掛けられるが、台場はそれらを掻い潜り、更には七夕の協力を得ることに成功した。

その一方で、暗躍する占部は現政権に反対の立場を取るジャーナリストの暗殺や週刊文潮編集部襲撃を実行していく。その目的は戦後有志によって作成された、44設立に深く関わる極秘文書の奪取と関係者の口封じにあった。事件後占部はある衆議院議員のもとに秘書として潜伏する。その議員こそ、かつて神奈川県警管理官として県警の悪徳警部補とともに数々の難事件を解決してきた清家慎吾その人だった。

6巻〜8巻

44が追っていた極秘文書は元総理・酒井進三郎を経て清家の手に渡っていた。世界最大の友好国であるアメリカからの独立を目指すその内容に理解を示す清家に対し、占部は清家こそ44の求める独裁者になりうると見込み、44へ引き入れようと画策する。台場は清家も44の一員だと確信して拉致尋問を行うが、実は占部を危険視し44への潜入を試みていたという清家の真意を知り、彼と協力関係を築いた。一方で特命班の内部にスパイがいると考えていた平安は罠を張り牡丹を尋問するが、平安こそ裏切り者だと主張する牡丹の言葉に平安は協力者だった百鬼こそが44の一員であったことに気づく。その百鬼に牡丹が殺害され、憤る台場は百鬼を拷問し、44が現総理・山下の暗殺を計画していることを知る。暗殺の阻止に動き出した特命班は山下襲撃犯として台場が拘束されてしまい最大の危機を迎えるが、暗殺計画の真意を見抜いた台場は実行犯のひとり、都丸を引き入れ暗殺の阻止に成功する。

9巻〜15巻

巨大広告代理店「帝国AD」と44のつながりを疑い調査を始めた台場たち特命班の前に、警察から帝国ADに出向中の警部補・雑賀壮、元官房参事官で社外取締役の日下が現れる。公安の内偵捜査官を名乗る彼らから、台場たちは44が政界引退した山下を標的にした新たな暗殺を計画している情報を掴んだ。中国の関与を偽装したその計画を阻止するべく台場は現場に向かい、実行犯の説得に成功する。一方で、個人的な復讐から44の壊滅を目論む雑賀は平安と協力関係を結び帝国ADに潜む44のナンバー2の正体を暴き出すものの、44の刺客によって命を落としてしまう。

雑賀の遺志を継いだ特命班は彼の調査記録から人材派遣会社「キャララ」会長・兼武金太郎と44の繋がり、そして「先駆者」と呼ばれる44のトップが交代した事実を掴む。牡丹殺害容疑で警察を追われ44からも切り捨てられた百鬼の暴走や44の一員である兼武や占部の台場暗殺計画を経て、様々な情報から台場と平安は前先駆者・御手洗一馬の正体が元長官官房首席監察官・阿久津唯だという結論にたどり着く。

16巻〜18巻

その44内部では先駆者の交代とそれに伴う意見対立により、静かな分裂が起き始めていた。現44に不満を覚え改革を目論む急進派の占部は有志を募り、人事権を持つ実質的なトップ「立案の先駆者」の正体探しに乗り出し、御手洗はそんな占部を粛清しようと企んでいた。そんな中、東京の轟村で村人の大量死事件が発生する。神経毒「ノビチョク」が持ち込まれたと見られロシアの工作員の関与が疑われる中、特命班は44による犯行を疑い調査を開始、44の最終的な標的が国会である事を掴む。また、御手洗も現先駆者の過激なやり方を危険視し、占部と一時的に手を組みさらなる計画の阻止に動き出した。

19巻〜22巻

台場ら特命班の活躍により国会へのノビチョクテロは阻止され、事件解決に貢献した平安は一躍時の人に。一方、現先駆者だった赤堀は占部に粛清され、赤堀を選出した立案の先駆者への不信感は拭えないままだった。「立案」を庇いたてするような御手洗に対して占部は強硬手段に出る。 一方、2年前の文潮襲撃事件を調査していた清家は平安が文潮グループの一族だった事実を掴み、先般のノビチョクテロの真意が平安を英雄として祭り上げることにあったのではないかと推測し、平安の伯父で文潮社社長・平安才覚こそ立案の先駆者ではないかと疑いをかける。才覚から政界進出を打診された当の平安は叔父の平安才人が44の一員であると看破し台場に連行させようとするが、その最中占部の急死という衝撃的な報せが台場の元に届く。

運転中の事故死の可能性が高い占部の死は、しかし牛井栗田浅黄ら神奈川県警捜査一課に疑念を抱かれ同乗者だった阿久津こと御手洗は県警の監視対象となる。県警の尾行を安々と受け入れる御手洗の行動を不審に感じた台場は、七夕や浅黄の協力によって44が日本に潜伏するアメリカの傭兵を標的に秘密裏に暗殺を実行している事実を掴む。極秘文書を巡って44の存在を知ったアメリカがその壊滅に動き出しており、日本国内で44とアメリカの極秘部隊の暗闘が始まろうとしていた。そんな中、平安は文潮社の会長で自身の祖父でもある平安京太郎を訪ねていた。平安の追及に対して自分こそが立案の先駆者であると告白する京太郎だが、平安はその嘘を見抜き、44の背後にいる秘密結社「大大倭行動協会」の存在を知る。

一方、阿久津こと御手洗一馬からDNAの採取に成功した台場は雲田警視の鑑定結果からある「衝撃的な事実」を知るが、その直後雲田が何者かの襲撃を受け命を落としてしまう。

23巻〜

激しさを増す44とアメリカの傭兵部隊の攻防は、司令官ゴールド・ネルソンの死亡によりアメリカ部隊の撤退という形で幕切れとなった。

雲田警視殺害事件は、台場の決死の捜査によって現役の交番巡査・丹野の逮捕という結末を迎える。現役警察官による警視の殺害というスキャンダラスな大事件を前に揺れる警察上層部では、膿を出し切るべきと主張する警察庁次長の加美羅に対し、長官の権田原が事件の隠蔽を決断。丹野は拘置所で不審死を遂げてしまう。隠蔽の背後には、かつて県警の悪徳警部補によって壊滅したはずの警察内秘密結社「桜吹雪会」の暗躍が噂されていた。「桜」の残党は「サライの消しゴム」と名前を変え、警察不祥事の隠蔽に特化した活動を続けているという。

一方、長期入院している平安の母親について、平安は母親の意識不明は演技であり、『彼女こそが「立案の先駆者」ではないか』という信じがたい結論に辿り着く。推理通り目を覚ました母親と初めての親子の対話を果たした平安に、母親は平安の出自についてあまりにも衝撃的な真実を明かし始めた。

登場人物

主要登場人物

台場 陣(だいば じん)
本作の主人公。警視庁捜査一課所属の警部補。体格に違わぬ剛腕と高い捜査能力を持つ、自他ともに認める捜査一課のエース。一方で、高すぎる正義感ゆえ卑劣な犯罪者に対して暴力行為も辞さない一面を持ち、連続少女誘拐殺人事件の犯人として追っていた元警察庁高官・天羽大を義憤に駆られて「処刑」してしまう。
その事実を知った平安に脅される形で特命捜査対策班に異動させられ、彼の指揮のもと数々の未解決事件の捜査に加わることになり、背後に存在する秘密結社「44」の日本国を揺るがす陰謀や結社員との死闘に巻き込まれていく。
離婚歴があり、家族とも疎遠状態。周囲からは畏敬の念を込め、その名をもじりたびたび「ダイマジン(大魔神)」と呼ばれている。
平安 才門(ひらやす さいもん)
警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長。明晰な頭脳、齢に見合わぬ若々しい美形の持ち主だが、情に薄い冷淡な一面も見せ台場からは「友達がいない」と評されている。偶然台場の殺人行為を知り、脅す形で彼を自らが率いる特命捜査対策班に異動させ、半強制的に「奴隷」として酷使する。
数々の未解決事件に関わっていると疑われている御手洗一馬の息子で、強姦の末母親が15歳の時に産まれたという複雑な出自を持つ。その為御手洗が属する秘密結社「44」の存在を憎悪し、その壊滅を目指している。
交通事故に遭い現在も意識不明で入院している母親を度々見舞いに訪れている。

特命捜査対策班

警視庁捜査一課に存在する一部署。未解決事件の真相解明を目的に、元警視監の天羽によって創設された。しかしその実態は未解決事件の裏に潜む政府や警察組織の恥部など、都合の悪い事実を闇に葬りたい警察上層部の思惑が絡んだ名ばかりの部署である。
賀来(かく)
階級は警部。特命捜査対策班の紅一点。捜査では主に情報収集や分析などのサポートを行う。台場が異動してきた経緯を疑い、度々台場を問いただしている。
牡丹(ぼたん)
 階級は警部。優秀な分析官で賀来と同様捜査ではサポート役を担う。
百鬼に騙される形で彼のエス(スパイ)となり、対策班の捜査情報をリークしていた犯人。平安とともに百鬼の正体を知ったあとは二重スパイとなり百鬼の内偵を始めるが、その矢先に百鬼に刺殺されてしまう。

44

戦後発生した数々の凶悪な未解決事件を裏で操る巨大な秘密結社。帝国陸軍が創設した防諜部隊・西部44を母体にしており、戦後有志によって生まれた反米保守思想を継承しその実現のため活動している。自衛隊や警察関係者をはじめ、政財界や広告代理店などその魔手は様々に及び、結社員は「先駆者」と呼ばれる首領の指令によって様々な暗殺、大量殺人など非合法な裏工作に手を染めている。
御手洗 一馬(みたらい かずま)
44の首領である先代の「先駆者」。元自衛隊員でありながら傭兵として海外の様々な戦線に参加した経歴を持つ。帰国後数々の凶悪な未解決事件に関わったとされているがその行方や素性は不明。
当時未成年だった平安の母親を強姦した平安の実の父親でもある。
立案の先駆者
44に君臨する3人の「先駆者」の一人。44の作戦立案や現「先駆者」の選出に関わる実質的な44のトップとされている。
かつて御手洗とともに44の改革を成功させた人物として知られ御手洗からも深い信頼を寄せられているが、44内部でもその素性は謎に包まれている。
占部(うらべ)
44に忠実な結社員で、任務では実行役たちを指揮するリーダー的存在。「一人を殺す為に百人を平気で殺す男」と畏れられるほど冷酷非道な男だが、部下からの信頼は厚く「隊長」と呼ばれ慕われている。
抹殺指令を受け台場を執拗に付け狙うも悉く失敗。後に実行した週刊誌襲撃事件の余波を受けて任務を解かれ、以前に選挙対策参謀をしていた清家の政策秘書に転身した。その後は清家を44の目指す独裁者に仕立て上げようと彼を44に勧誘する。
市川(いちかわ)
44の殺し屋。スーツに隠したプッシュタガーで相手の延髄を正確に突き暗殺する。
以前は塩沢慎吾の名で成田官房長官の私設秘書として勤務しており政敵の排除にも関わっていた。
指令を受け様々な暗殺事件や裏工作に関わり、さらに台場や平安の命を付け狙うことから特命班とも衝突していく。
中野(なかの)
44の殺し屋。市川と同じくプッシュタガーを武器にする。特命班排除の指令を受け平安を襲撃するが失敗、後に台場の裏工作で痴漢に仕立て上げられ社会的に抹殺される。
その後は台場に協力するフリをしつつ特命班の協力者だった百鬼の暗殺を謀るが、百鬼のSPに射殺された。
天羽 大(あもう だい)
警備会社「AMOセキュリティー」社長。元警察官僚の警視監という経歴の裏で40年以上前から続く連続少女誘拐殺人事件の真犯人という顔も持つ。警察官僚という立場を使い関与を巧みに隠蔽し続けてきたが、真相を知った台場の手により自殺に見せかけ殺害された。
後に44の幹部だったことが指摘されるが、詳細は不明。
赤堀 勝正(あかぼり かつまさ)
東京山手大学の特任教授。御手洗からその座を引き継いだ現「先駆者」。隣国の脅威を煽ることで真の日本の独立を画策しており、ロシアの工作員の仕業に見せかけてノビチョクによる無差別テロを敢行する。
「チャラ男」といえる風貌を持つ優男だが、44の力を利用して平然と大量殺戮を企むなど、その本性は非常に冷酷なサイコパス。そのため44内部でも危険な存在とみなされ、前「先駆者」御手洗や占部をはじめとした44内部の分裂・混乱を招くきっかけとなった。

政府関係者

山下(やました)
内閣総理大臣。歴代でも善良と評され盤石の長期政権を築く。44の陰謀に利用されるが台場の尽力によって暗殺を免れる。44とは一線を画しており、距離を置くために総理大臣を辞任し、政界からも引退した。
成田(なりた)
内閣官房長官。内閣特務室を使い政権に批判的なマスコミや政敵を排除しており、44とも深いつながりを持つ。山下政権後の馬石政権でも官房長官を続投する。
清家 真吾(せいけ しんご)
神奈川小選挙区出馬の若手衆議院議員。元警察官僚で神奈川県警管理官を務めており、県警の悪徳警部補とコンビを組み警察組織の腐敗が絡む難事件の解決に尽力してきた。
警察時代に遭遇した事件の影響で反米に近い思想を持つ様になり44の思想にも共感を示すが、一方で占部を危険視しており、彼が属する44の実態解明と排除を画策している。
占部が政策秘書として務めている事で台場から44の疑いをかけられるが、会見により誤解が解け彼の協力者となる。
前作「クロコーチ」から続く登場。清廉潔白と評された生真面目な警察時代と比べると、公安の伝手を利用したり、台場の尋問に冷静に交換条件を持ちかけるなど「クロコーチ」での経験を糧に成長した様子が見られる。
酒井 進三郎(さかい しんざぶろう)
元内閣総理大臣。知り合いの政治記者から預かった44の創設に関与する文書を清家に託す。
前作「クロコーチ」から続く登場。前作では現首相を務め、途中で辞任した。清家に政治家への道を勧め、政界進出を後押した張本人でもある。
都丸(とまる)
山下の私設秘書。国の現状に怒りを覚えており、44の可能性に賭け山下首相暗殺計画に加担する。しかし台場から44の真意を聞かされたことで翻意し、44におけるスパイとして特命班の協力者となる。
駒瀬(こませ)
内閣官房副長官。元警察官僚の警視監で、44を監視する公安組織である横8を自称するが、実際は44の一員である。
44に見放され逆上した百鬼に拉致され、台場の尋問によって先駆者の情報を明かすが、44に雇われた暗殺者によって巻き添えを食う形で殺害された。

警察関係者

雲田(くもた)
警視長鑑識課に所属する警視。平安の唯一の理解者で、平安の父親を特定するためのDNA鑑定や事件の鑑識報告など、科学的な面から対策班をサポートする。
百鬼 渚(なぎり なぎさ)
警察庁公安の理事官。平安に協力を持ちかけ彼に情報を提供する。
実は44の一員で警察庁における44のスポンサー役。あえて暗殺の標的になることで平安の信頼を得、情報提供により対策班を巧みにコントロールしつつ牡丹をスパイに仕立て上げるなど非常に狡猾な性格。
牡丹から自身の正体が露見した後は、決定的な瞬間を目撃した牡丹を自らの手で殺害するが、台場に拉致され拷問を受けた末に特命班のスパイにさせられる。後に牡丹殺害の証拠を提出されたことで警察から追放され、44からも見放された。
以降は台場とは一応の協力関係にあるが、台場の抹殺を図ろうとしたり、穴水や占部とも未だ関係を持ち、天才的な二枚舌で容易く勢力を乗り換えている。
七夕 夕夏(たなばた ゆうか)
神奈川県警捜査一課の女性警部補(班長)。同期でも出世頭で、公安から引き抜きの話が出るほど優秀な刑事。
連続少女誘拐殺人事件を独自に捜査しており、真犯人を天羽と断定し、天羽を殺害した犯人として台場を疑い付け狙う。
台場の心を折るための犠牲として占部に利用され殺されかけるが、暗殺者を逆に殺害してしまう。台場が自身の罪を被った事で恩義を感じ、以降は彼の協力者となる。
浅黄 由芽(あさぎ ゆめ)
神奈川県警の女性巡査部長。七夕とは同期。
台場たちの追う44の起こす事件に直接関わることは少ないが、県内で起きた事件の際には端役ながら登場し、清家にも協力している。
前作「クロコーチ」から続く登場。次期総理大臣暗殺事件の目撃者の一人で、暗殺犯である悪徳警部補を「日本を救った英雄」として尊敬している。
牛井(うしい)
神奈川県警捜査一課の警部補で浅黄の上司。
前作「クロコーチ」から続く登場。遭遇した事件の影響で出世を諦めており、自らを「万年警部補」と自嘲するシーンがある。
栗田(くりた)
神奈川県警捜査一課の巡査部長。牛井の部下。
前作「クロコーチ」から続く登場。「クロコーチ被害者の会」として浅黄・牛井とともに清家に協力する。

その他の登場人物

穴水 政玄(あなみず せいげん)
公安警察出身で長年「内閣特務室」のトップにいた元官僚。引退後の現在も内閣特務室を裏で操るとされている。44とも繋がりを持ち、44や政府関係者の依頼を受け都合の悪い人物の抹殺や、醜聞の揉み消しについてアドバイスを与えている。
毎週土曜か日曜に山下総理と面会していることから「土日の老人」の異名を持つ。
雑賀 壮(さいか そう)
広告代理店「帝国AD」に出向中の現役警察官(警部補)。情報処置課に所属し、政府関係者等からの依頼を受け賄賂や殺人等の非合法手段によりスキャンダルの揉み消しを行っている。
正体は44の実態解明の為公安から送り込まれたスパイであり、44の中枢に食い込むためなら殺人行為も辞さない思考を持つ。台場や平安と協力関係を作り、帝国AD内に潜む44のナンバー2の炙り出しに成功するが、44の罠に掛かり殺害される。
御手洗一馬に惨殺された「伝説のギャンブラー」の隠し子であり、使命より私怨から44壊滅に動いてていることが明かされている。
高田 美和子(たかだ みわこ)
台場の元妻。既に新しい相手を見つけており台場とも疎遠なことから44の暗殺対象から外されている。
連続少女誘拐殺人事件及び天羽大殺害事件の容疑者の弁護人を務めており、被害者の一人である少女から重要な証言を引き出す。
兼武 金太郎(かねたけ きんたろう)
人材派遣会社「キャララ」の会長。44の一員であり、先駆者の指令を受け民間軍事会社設立や暗殺要員の手配を行う。
台場抹殺のため派遣した傭兵が同じく44だった駒瀬を殺害したことから占部の怒りを買い、占部が自身を殺害しようとしているという疑心暗鬼に陥り、占部の抹殺を条件に台場の情報提供者となる。

書誌情報

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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