普賢延命菩薩

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普賢延命菩薩(ふげんえんめいぼさつ、: Vajrāmoghasamayasattva [1])は、仏教における信仰対象である菩薩の一つ。普賢菩薩の持つ「延命」の功徳を、密教において一つの尊格として崇拝したもの[2]種子はヨク(युःyuḥ[注 1][3]

普賢延命菩薩像(12世紀、ボストン美術館所蔵)

大安楽不空真実菩薩は悟りを生み出す智慧を持つとされ、この菩薩が制定した禅定に入れば時の限界を超越した安楽な命が生成されるとされることから「普賢延命」と呼ばれるようになった[4]

普賢延命菩薩は、普賢菩薩釈迦如来の脇侍であり、独尊としても祀られる)から派生した密教系の菩薩像であり、除災、長寿などを祈念する修法「普賢延命法」の本尊として造像される。

現世利益の菩薩と解釈された普賢延命菩薩は、10世紀から11世紀にかけて日本の宮廷社会で盛んに信仰された。 奈良県五條市常覚寺は普賢延命菩薩を本尊とする寺院であり、現在このような例はきわめて稀少である[4]

真言

  • オン・バザラユセイ・ソワカ (Oṃ vajrāyuṣe svāhā) [注 2][3]

絵画・彫刻

脚注

関連項目

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