李龍徳

From Wikipedia, the free encyclopedia

李 龍徳
(い よんどく)
誕生 1976年
日本の旗 日本 埼玉県川口市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
最終学歴 早稲田大学第一文学部
活動期間 2014年 -
ジャンル 純文学[1]
代表作 『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(2020年)
主な受賞歴 文藝賞(2014年)
野間文芸新人賞(2020年)
デビュー作 「死にたくなったら電話して」(2014年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

李 龍徳(い よんどく、: 이용덕1976年[1] - )は、日本生まれの小説家[2]在日韓国人3世[1]埼玉県川口市出身、大阪府在住[3]

埼玉県生まれ[4][5]。在日韓国人3世として日本で育つ[2][5]。幼少期からフョードル・ドストエフスキーを愛読したことが創作の原点となった[5]早稲田大学第一文学部卒業[1][5]

2014年、「死にたくなったら電話して」で第51回文藝賞を受賞しデビュー[1]。2016年、『報われない人間は永遠に報われない』で第38回野間文芸新人賞候補となり[1][5]、2020年に『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』で第42回野間文芸新人賞を受賞した[6]

作風・主題

2020年刊行の『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』は、「排外主義者たちの夢は叶った」という一文で物語が始まる[7][8]。初の女性総理大臣が極右的な政策を掲げ[1]、排外主義が加速する近未来の日本を舞台とし[9][10]、野党第一党へと躍進した「新党日本を愛することを問え」は党首・神島眞平の巧みな言動により差別的な主張を大衆へと浸透させていく[8]。文芸評論家の円堂都司昭は、本作について、差別の「竹槍」の標的となる「私」が「あなた」と容易に入れ替わり得ることが浮き彫りになっており、「自分は安全圏にいる」と思っていた読者の意識を突き刺す作品であると評している[11]。また斎藤美奈子は、本作を2025年の参院選後の日本を予見するかのような近未来ディストピアと論じた[12]

著作

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI