青木淳悟
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作風
デビュー作「四十日と四十夜のメルヘン」は時間軸が円環構造になっている複雑な構成で、選考委員の保坂和志が「これはピンチョンなんだ。」と強く推薦して新潮新人賞を受賞したが、単行本化に際して大きく書き直された。これについて保坂は、「ピンチョンみたいなところ」は無くなり、「青木淳悟になった」と評している[2]。同作はさらに文庫化にあたっても大きく書き直された。『匿名芸術家』の単行本には、初出の雑誌掲載版が収められている。
「このあいだ東京でね」は、インターネットのマンション関連の掲示板を半年間読みふけった後に書かれた[3]。また『私のいない高校』は古本屋で手にした、高校教師の書いた『アンネの日記 海外留学生受け入れ日誌』という「業務日誌のような本」を元にしている[3]。その他にもアニメ『耳をすませば』を元にした「私、高校には行かない。」やテレビゲーム『プロ野球?殺人事件!』を元にした「プロ野Qさつじん事件」など、独特の執筆手法を取る。