義烏駅
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| 義烏駅 | |
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義烏駅駅舎(2023年8月) | |
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义乌 ぎう Yiwu | |
![]() | |
| 所在地 |
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| 所属事業者 | 中国国家鉄路集団(CR) |
| 管轄鉄路局 | 上海局集団金華車務段 |
| 等級 | 一等駅 |
| 開業年月日 | 1932年 |
| 乗入路線 | |
| 所属路線 | 滬昆線 |
| キロ程 | (上海起点) |
| 所属路線 | 甬金線 |
| キロ程 | (寧波起点) |
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(10 km) 義烏西► | |
| 所属路線 | 滬昆高速鉄道 |
| キロ程 | 268 km(上海虹橋起点) |
| 所属路線 | 杭温高速鉄道 |
| キロ程 | (桐廬東起点) |
| 義烏駅 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| 繁体字: | 義烏站 |
| 簡体字: | 义乌站 |
| 拼音: | Yìwū Zhàn |
| 英文: | Yiwu Railway Station |
義烏駅(ぎうえき、中国語: 义乌站)は、中華人民共和国浙江省義烏市後宅街道に位置する中国国鉄上海局集団金華車務段の管轄する駅。旅客輸送業務のほか、荷物・小荷物輸送も取り扱っている。駅は1932年に開業し、2006年に現在の場所へ移転した。2016年には年間旅客発送数が1058万人に達し、1日の最大乗降客数は4.9万人であった[1]。義烏市内だけでなく、周辺の浦江、東陽、嵊州、新昌などの地域からの旅客も多く利用する[2][3]。2026年1月26日現在のダイヤでは、当駅には1日あたり合計221本の列車が発着している[4]。
開通と戦前戦後の拡張計画
駅は1929年に杭江線(現在の滬昆線)の建設に伴って設置され、1931年12月4日から軌道敷設が開始[6]:315、同月中に使用を開始した後、1934年1月1日に正式開業した[7][8]。当時の駅は義烏市街地から約2キロメートル離れた稠城鎮小三里塘村にあり、5本の線路、15平方メートルの乗車券売り場、15平方メートルの貨物倉庫を備えていた。その後、1941年5月15日に日本軍の爆撃による損傷で線路が3本に減少[9]:299、1942年には日本軍が義烏を占領、駅についても日本軍による接収が行われた。1945年8月には日本の降伏による混乱で線路が撤去され、1947年に修復されて運行を再開した[2]。 1958年7月22日に駅が拡張され、新たに3棟の貨物倉庫が追加されたことで貨物取扱量が増加し、旅客用待合室も新築された[2]。1960年に既存の駅舎650平方メートルを解体・再建した。1964年には旅客用待合室342平方メートルを増築し、2番線のホームと貨物線を1本新設した。1973年に乗車券の発売所を新築し、1975年に1番線ホームに雨屋根を設置した。1985年に1番線と2番線の間に跨線橋を設置し、1986年1月に完成した。1988年に再度改造を行い、待合室342平方メートル、乗車券発売窓口172平方メートル、荷物倉庫24平方メートルを新築し、ホーム施設を改築したほか、駅前広場が新設された。ホーム改築工事は1990年9月25日に完成し、1991年1月25日に竣工検査を通過した。新駅舎は1992年2月に検査を通過し、1993年に供用開始された[9]:310,311。
1970年代末から義烏市内の商人が駅を利用して全国各地へ小商品を取引するようになり、1982年に清湖門近くに設けられた市場が、今日の日本では100円ショップ等へ流通する日用品や雑貨の取引で知られる義烏国際商貿城[10]の原型となった。駅は1986年5月に貨物ヤードを新築し、貨物取扱量の増加に対応した。貨物ヤードは19.77ヘクタールの面積を持ち、10月15日に着工、1989年4月15日に完成・供用開始した。しかし完成直後から手狭になったことから、1994年12月から貨物ヤードの拡張工事が開始され、貨物線3本と専用線2本を新設した。工事は1996年4月30日に全面完成した[2][9]:310,311。2002年時点で義烏駅の駅舎面積は5608平方メートル、発着線6本、機回し線1本、貨物線9本、機関車用の引き上げ線1本を有し、義烏空港の航空燃料用タンクやその他燃料貯蔵施設への専用線が2本あった。同年の輸送収入は当時の杭州鉄路分局全体の1/10を占め、重要性から鉄道部によって一等駅に格上げされた[2][9]:308。
駅移転計画
改革開放以降の経済自由化による市街地拡大で、1997年に浙贛線を北へ越える形で市街地が広がったため、都市発展と駅の作業能力が大きく制約されるようになった。
2001年に鉄道部が当駅を通る浙贛線を電化することを決定し、最高速度140km/hへの設備改修を目指したことを受け、義烏市政府は駅を市街地東側の稠城鎮十里牌村と湖塘村の間に駅を移転新設させることを提案した。2003年に鉄道部が改造基準を200km/hへ引き上げる方針を明らかにした後、義烏市委や市政府は複数回の会議を開き、大規模高速化が既存施設に与える影響が大きいと判断し、鉄道の郊外移転計画を一致して承認した。この承認で市街地を貫いていた旧駅の施設をすべて撤去し、駅を郊外へ移転させることになった。同年11月、浙贛線電化工事の施工が既に始まった後でようやく駅移転計画に着手。浙江省政府と省発展改革委員会の全面支援を受け、2004年2月9日に鉄道部の承認を得た[9]:301。 当時は義烏新客駅や設置場所の地名から後宅駅とも呼ばれた同駅は2006年6月16日に正式に開業し、同時に貨物業務は新設の義烏西駅へと移管された[11][9]:302。新設された義烏駅の駅舎建築面積は14900平方メートルを超え、待合室は上下2階建て構造で、軍人用待合室、母子用待合室、ソファが設けられた待合室、貴賓室、CRH動車組列車利用者専用の待合スペースなどを備え、同時に3000人の収容が可能な構造とされた[12][13]。ホームは3面7線で、同年9月に電化工事が完了した[14]。 2007年4月18日の中国鉄道の大規模高速化工事により、当駅は在来線動車組列車の停車を開始し、上海南―義烏間のD685/686次列車が停車するようになった[15][16]。以降、在来線動車組列車の当駅への停車本数はダイヤ改正のたびに増加し、本格的な高速鉄道路線である杭長旅客専用線の開通まで続いた。
高速鉄道の開通による駅の拡張と駅の交通ハブ化
2010年7月に杭長旅客専用線の工事が着工し、既存駅の北側に3面7線の高速列車用ホームを設置する計画が出され[17]、2014年12月10日に開業した[18]。当初は杭長旅客専用線のホーム北側に北駅舎を新築し、ホーム天井に高架待合室を建設する計画であったが[19]、後に既存の南駅舎待合室を利用し、幅20メートルの入場用跨線橋を新設する方針に変更された[20]。
しかし利用者の増加により新駅開業から8年足らずで当駅の規模が飽和状態となった。駅を設計した頃は高速鉄道の計画が全国的に未確定だったため、交通渋滞、駐車場の不便、駅舎の狭さ、周辺施設の不足、違法タクシー多発などの問題が発生した。これを受けて義烏市政府は新たな駅改造を検討し始め、2014年5月13日に義烏市の交通の旅客輸送建設計画を指揮する関係機関が計画を発表し、改造後の駅施設総建築面積を16万平方メートルとした上で、周辺交通の渋滞等の問題を解消するため、元の駅舎の前に交通ハブを集約したビルを新設する計画を公表した[21]。
同5月には総合交通ハブの建物の外観デザイン案が公表され、市民から意見を募集した[22]。なお工事に伴い一部施設の撤去が必要となったために、総面積11.42ヘクタールの臨時のバスターミナルや駐車場等を駅西側に新たに設置するなどの措置を行った[23]。
2015年7月から待合室の配置を調整し、高速鉄道と在来線(普速列車用)、上り下りの方面にそれぞれ別々の4つの待合室を設けた。1号・4号待合室は高速鉄道の旅客用で駅舎1階と2階にあり、2号・3号待合室は在来線旅客用で駅舎東側の仮設の建物内に設置した。また、乗車券発売窓口は駅舎1階西側の入場用通路の外側に設けた[24][25][26][27]。 また2017年2月28日から2019年1月5日まで、近隣の金華駅の在来線ホームが改築により営業休止した際には、同駅を始発とする在来線列車についても2往復を当駅が引き受けた[28]。
義烏駅前の総合交通ハブは工事の進捗によって、2021年7月26日から一部供用が開始され[29]、まず自家用車送迎用の通路と地下駐車場が利用可能となった[30]。全面的な供用開始は2022年7月5日からとされ、同日に所有権が鉄路集団(国鉄)へ移管された[21]。2006年に建設された旧駅舎は閉鎖ののち、解体された[31]。
杭温高速鉄道および甬金線の開通に向けた工事は2019年10月に着工[32]。高架待合室の工事は2021年4月27日に着工した。総合交通ハブ供用後に既存駅舎を解体し、高架待合室を建設する計画である[33]。 2022年1月30日に国鉄集団が高架駅舎設計方案を承認し、8月19日に着工した[34]。高架駅舎建設に伴い、2022年11月20日から在来線の旅客列車の旅客業務を一時停止した。改造期間中、総合交通ハブの2階待合コンコースは南行方面の高速鉄道旅客用、3階は北行方面の高速鉄道旅客用とし、待合室と各ホームの間は地下通路で連絡し、柵で入出場の旅客の流動を分散した[35]。南駅前広場は、2023年9月8日に杭州市で開かれた2022年アジア競技大会の多客期に備えるため、義烏交旅集団の指示で工期を早めた後に供用開始された[36]。
杭温高速鉄道のホームへ向かう旅客用の連絡通路は2023年8月31日に、既存のほかの連絡通路と接続する工事が完了し、高架待合室は同年12月2日に屋根鋼構造の荷揚げを完了した[37]。2024年8月16日に杭温高速鉄道の開業に関連した駅設備が全て完成し、検査の段階を通過した[38]。同年9月6日に杭温高速鉄道が正式開業し、2面6線のホームで供用開始した[39]。 2025年1月5日に義烏駅は滬昆線在来線列車の旅客営業を再開し、同時に既存の杭長旅客専用線の運行を一時停止して杭温高速鉄道の列車を増発した[40]。これに合わせて、2階待合コンコースを高速鉄道旅客用の待合スペース、3階待合コンコースを在来線列車旅客用の待合スペースとして再整備した。
2026年1月16日に杭長旅客専用線のホームが検査を終了し、同月26日から営業を再開[4]。同時に駅舎横の第2入場口を供用開始した[37]。杭長と杭温を結ぶ連絡線は2026年1月31日に正式開業し、この日より初めて杭温高速鉄道経由で滬昆高速鉄道を通り、杭州東駅および上海虹橋駅へ向かう列車が運行開始された[41]。
