第19回宝塚記念
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この年の宝塚記念も前年の6頭に続き、出走頭数わずか7頭と少ない顔ぶれであったが、エリモジョージ・グリーングラス・ホクトボーイと3頭の天皇賞馬が出走する豪華版となった。
1番人気の関東馬・グリーングラスは、4歳時に12番人気で第37回菊花賞を優勝。5歳時はトウショウボーイ・テンポイントと共に「TTG」と呼ばれる三強を形成し、幾度となく死闘を繰り広げた。TTの2頭が去ったこの年は天皇賞(春)を制し、2年連続3度目の挑戦で見事に盾を掴んだ。ファン投票でも堂々の1位に選出され、単勝2.3倍と抜けた1番人気であった。
2番人気の関西馬・エリモジョージは、5歳時に不良馬場の天皇賞(春)を12番人気で逃げ切ったが、6歳時は低迷に陥る。7歳になったこの年は福永洋一が再び騎手に起用され、京都記念(春)を60kgを背負いながら逃げ切ると、鳴尾記念も62kgを背負いながら逃げ切ってしまう。重賞2連勝と快進撃を始めたこの馬が2番人気であった。
3番人気は5歳時の天皇賞(秋)でトウショウボーイとグリーングラスを破ったホクトボーイ。この年は京都記念(春)と鳴尾記念で共に62kgを背負ったが、エリモジョージに大差で逃げ切られていた。
以下の人気は、この年の天皇賞(春)で2着に突っ込んだトウフクセダン、前年の春秋天皇賞2着馬で、エイトクラウンとの母仔制覇にナオキとの兄弟制覇の両方が懸かるクラウンピラード、GI級レースはおろか、重賞も未勝利のシンザン産駒・ハシコトブキ、サンケイ大阪杯でホクトボーイを破ったキングラナークと続いていた。