パーシャンボーイ
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戦績
欧州から日本に渡って来た本馬は、育成を経て高松厩舎に入厩することとなった。しかし体質的な弱さからデビューは明け4歳までずれ込んだ。デビュー戦は1985年2月24日、中山芝2,000メートルの新馬戦で5着に終わる。その後、中2週ほどの間隔で中山を2戦使われるも2戦連続2着となったが、3戦目の直後に重度の右後脚骨折を発症した。引退の検討もなされたが、オーナーの意思もあり引退はせず未勝利のまま休養に入った。
約10ヶ月の休養から復帰したが、既に5歳以上の未勝利戦は組まれていなかったため、中京の400万下条件戦で復帰。復帰後は、中京のダート戦を2戦使ったもののともに着外に敗れた。しかし、芝に路線変更した小倉の400万下条件戦を連勝し、その勢いで900万下の特別戦も勝ち、陣営は宝塚記念を春の大目標とした。宝塚記念に間に合わせるために中2週で臨んだ谷川岳ステークスは2着となったため、安田記念に出走するプランを変更し、確実に勝つために準オープンに出走し勝利を収めた。オープン入りし、推薦制度での宝塚出走にかけることとなった。
シンボリルドルフが引退、ミホシンザンは故障、シリウスシンボリは海外遠征と一流馬が不在ということもあり、パーシャンボーイは無事に推薦馬に選出された。栗東での最終追いきりはラスト3ハロン33.0というすばらしい動きとなった。陣営が鞍上に前年の未勝利戦以来となる柴田政人を起用したこともあり、当年春の天皇賞を勝ったクシロキング、ファン投票1位のスダホークに次ぐ3番人気に支持された。
レースはクシロキングをマンマークして好位を追走していたが、クシロキングの反応が鈍いため早めに進出を開始し、後続もそれに続いた。最後の直線は、伸びないクシロキングや追い込んでくるスダホークやスズカコバンを尻目にメジロトーマス(当年春の天皇賞2着)とともに先頭に立ち一騎討ちになったが、1 3/4馬身差をつけて快勝。重賞初制覇が「外国産馬はGIを勝てない」というジンクスを打ち破るGI制覇となった。
その後は、秋に備え休養しジャパンカップや有馬記念を目標に調整されていたが、春の4ヶ月で遠征多数の8戦という過酷なローテーションや元々の脚部不安もあり屈腱炎を発症し引退。種牡馬入りとなった。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[1]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ (人気) | 着順 | タイム (上り) | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1985.2.24 | 中山 | 4歳新馬 | 芝2000m(良) | 16 | 3 | 5 | 15.2(5人) | 5着 | 2:05.1 | 1.1 | 田面木博公 | 55 | バンダルオー | ||
| 3.10 | 中山 | 4歳新馬 | 芝1600m(稍) | 10 | 5 | 5 | 5.3(3人) | 2着 | 1:37.6 | 0.3 | 柴田政人 | 55 | シュンミサキ | ||
| 3.31 | 中山 | 4歳未勝利 | 芝2200m(重) | 14 | 5 | 7 | 2.3(1人) | 2着 | 2:20.0 | 0.3 | 柴田政人 | 55 | トウショウドリーム | ||
| 1986.2.1 | 中京 | 5歳上400万下 | ダ1700m(良) | 11 | 1 | 1 | 5.4(3人) | 7着 | 1:50.7(40.4) | 1.4 | 中村力男 | 56 | レッドスピリッツ | 498 | |
| 2.16 | 中京 | 美濃特別 | 400万下 | ダ2200m(良) | 9 | 4 | 4 | 8.5(5人) | 8着 | 2:26.2(40.4) | 2.5 | 中村力男 | 56 | ブルートロピカル | 502 |
| 3.9 | 小倉 | 5歳上400万下 | 芝2600m(良) | 11 | 4 | 4 | 10.3(5人) | 1着 | 2:41.6(37.0) | -1.0 | 中村力男 | 56 | (シンオーシャン) | 496 | |
| 3.23 | 小倉 | 北方特別 | 400万下 | 芝1800m(不) | 11 | 7 | 9 | 4.0(2人) | 1着 | 1:52.7(37.3) | -0.2 | 中村力男 | 57 | (ダイナパワー) | 496 |
| 4.6 | 中山 | 千葉日報杯 | 900万下 | 芝2200m(良) | 12 | 7 | 10 | 6.1(4人) | 1着 | 2:15.0(36.9) | -0.3 | 田面木博公 | 56 | (アサカテームオー) | 488 |
| 4.27 | 新潟 | 谷川岳S | OP | 芝1600m(稍) | 11 | 7 | 9 | 7.1(4人) | 2着 | 1:35.6(48.7) | 0.1 | 田面木博公 | 54 | ダイナシュガー | 498 |
| 5.11 | 東京 | 5歳上1400万下 | 芝2000m(良) | 7 | 6 | 6 | 1.4(1人) | 1着 | 2:02.3(47.9) | -0.1 | 田面木博公 | 56 | (エプソムチーフ) | 500 | |
| 6.1 | 阪神 | 宝塚記念 | GI | 芝2200m(良) | 17 | 1 | 2 | 7.1(3人) | 1着 | 2:14.4(47.7) | -0.2 | 柴田政人 | 56 | (メジロトーマス) | 492 |