阪急700系電車

From Wikipedia, the free encyclopedia

2段窓がアルミサッシ化された702以下6連(2両目の張上げ屋根車は元1300形の750形、1975.8.29十三にて撮影)

阪急700系電車(はんきゅう700けいでんしゃ)は、京阪神急行電鉄→阪急電鉄がかつて保有していた通勤型電車である。

新京阪線(後の京都線)用で戦後初の新造車として、1948年ナニワ工機にて電動車700形(Mc車)701 - 705と制御車750形(Tc車)751 - 755の計10両が製造された[1]。竣工時はMc-Tcの2両固定編成であった[1]

車体

車体は半鋼製で完全上昇式の2段上昇窓を備え、1947年に運輸省が制定した規格型電車設計案のA'型に準拠しており[1]、同時期に製造された宝塚線用550形の京都線仕様に相当する[1][2]

車体寸法は最大長17,608mm、最大幅2892mmで、当時新京阪線の主力車であったP-6こと100形よりもやや短いが車体幅が22mm広い。

主要機器

電装品は新京阪線の伝統に倣い東洋電機製造製が採用されたが、台車は扶桑金属工業製鋳鋼台車のKS-33Lを装着した。中間に入った751~755(元1301~1305←301~305)は汽車KS-18を装着した。

主電動機は吊り掛け式のTDK-553-A[3]を700形の各台車に2基ずつ合計4基、制御器は電動カム軸式のES-551-Aを搭載したが、後に追加で電装されたグループのうち、707 - 710(旧752 - 755)は制御器についてP-6用予備の同じく電動カム軸式制御器であるES-504-Aを搭載した。

また、ブレーキはA動作弁によるAMA・ACA自動空気ブレーキを採用した。

運用

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI