段丘
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段丘(だんきゅう、英語: terrace)は、川・湖沼・海・谷筋に沿って分布する階段状の地形である。ほぼ水平で平坦な段丘面(だんきゅうめん)と、その周囲の急斜面である段丘崖(だんきゅうがい)とからなる[1]。台地とほぼ同義。

形成過程による分類
内部構造による分類
段丘化の根源的原因による分類
河床・海面からの比高による分類
形成時代による分類
相対年代による分類
一般に高所にある段丘ほど形成時代が古い。そのため、高位置にあり古い時期に形成された段丘を「高位段丘」(高位面)[8]、低位置にあり新しい時期に形成された段丘を「低位段丘」(低位面)、その中間の段丘を「中位段丘」(中位面)として、段丘面の高さによる分類を、相対年代による分類として間接的に形成時代を表していることがある[6][7]。日本では、各地で地形・地層の対比と編年の研究が進むにつれ、低位段丘は最終氷期、中位段丘は最終間氷期に、高位段丘は中期更新世に形成されたものを指すという用法が広まり[8]、各地で対応する段丘面が対比されている。
しかし、段丘の形成時期(形成過程)は地域により一様ではなく、河成段丘については上流部と下流部の交差や、海成段丘においても隆起の差異などがある[8]。河成段丘について、氷期には山地からの土砂生産が増し上流部での堆積が進む一方で、下流部では海水面の低下により下刻が進む。間氷期には湿潤な気候となり降雨量が増すことで上流部では下刻が進む一方、下流部では海水面の上昇により堆積が進むことになる[9]。土砂供給量と流量が安定していると河道が側方に移動して側方侵食(側刻)により侵食面の形成が進むことになる[10]。
1980年ごろから段丘の形成時期に海洋酸素同位体ステージ(MIS)を用いることが普及してくることにより、特定の時期の意味合いで高位・中位・低位段丘の語が用いられることは減ってきている[8]。