1968-1969シーズンのNBA
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| 1968-1969シーズンのNBA | ||
|---|---|---|
| ボストン・セルティックス | ||
| 期間 | 1968年10月15日-1969年5月5日 | |
| TV 放送 | ABC | |
| 観客動員数 | 3,721,532人 | |
| ドラフト | ||
| レギュラーシーズン | ||
| トップシード | ボルチモア・ブレッツ | |
| MVP | ウェス・アンセルド | |
| スタッツリーダー | ||
| 得点 | エルヴィン・ヘイズ | |
| チーム平均得点 | 112.3得点 | |
| プレーオフ | ||
| イースタン 優勝 | ボストン・セルティックス | |
| ニューヨーク・ニックス | ||
| ファイナル | ||
| チャンピオン |
ボストン・セルティックス | |
| ファイナルMVP | ジェリー・ウェスト | |
ドラフト
ドラフトではエルヴィン・ヘイズが、サンディエゴ・ロケッツから全体1位指名を受けた。またウェス・アンセルド、ボブ・カウフマンらが指名を受けている。
その他
- 新たにフェニックス・サンズ、ミルウォーキー・バックスが加盟し、チーム数は14に増加した。
- セントルイス・ホークスがミズーリ州セントルイスから、ジョージア州アトランタに本拠地を移転し、アトランタ・ホークスと改称した。
- この年の夏に開催されたメキシコシティ五輪は、アパルトヘイト政策を敷く南アフリカ共和国の五輪参加に抗議し、黒人選手によるボイコット運動が相次いだ大会である。バスケットボールアメリカ代表でも、この年にNBA入りするウェス・アンセルド、エルヴィン・ヘイズや、カリーム・アブドゥル=ジャバーらが代表入りをボイコットしている。
シーズン
オールスター
- 開催日:2月14日
- 開催地:ニューヨーク
- オールスターゲーム ウエスト 123-112 イースト
- MVP:オスカー・ロバートソン (シンシナティ・ロイヤルズ)
イースタン・デビジョン
| チーム | 勝 | 負 | 勝率 | ゲーム差 |
|---|---|---|---|---|
| ボルチモア・ブレッツ | 57 | 25 | .695 | - |
| フィラデルフィア・76ers | 55 | 27 | .671 | 2 |
| ニューヨーク・ニックス | 54 | 28 | .659 | 3 |
| ボストン・セルティックス | 48 | 34 | .585 | 9 |
| シンシナティ・ロイヤルズ | 41 | 41 | .500 | 16 |
| デトロイト・ピストンズ | 32 | 50 | .390 | 25 |
| ミルウォーキー・バックス | 27 | 55 | .329 | 30 |
ウエスタン・デビジョン
| チーム | 勝 | 負 | 勝率 | ゲーム差 |
|---|---|---|---|---|
| ロサンゼルス・レイカーズ | 55 | 27 | .671 | - |
| アトランタ・ホークス | 48 | 34 | .585 | 7 |
| サンフランシスコ・ウォリアーズ | 41 | 41 | .500 | 14 |
| サンディエゴ・ロケッツ | 37 | 45 | .451 | 18 |
| シカゴ・ブルズ | 33 | 49 | .402 | 22 |
| シアトル・スーパーソニックス | 30 | 52 | .366 | 25 |
| フェニックス・サンズ | 16 | 66 | .195 | 39 |
スタッツリーダー
| 部門 | 選手 | チーム | 記録 |
|---|---|---|---|
| 得点 | エルヴィン・ヘイズ | サンディエゴ・ロケッツ | 2,327 |
| リバウンド | ウィルト・チェンバレン | ロサンゼルス・レイカーズ | 1,712 |
| アシスト | オスカー・ロバートソン | シンシナティ・ロイヤルズ | 772 |
| FG% | ウィルト・チェンバレン | ロサンゼルス・レイカーズ | .583 |
| FT% | ラリー・ジークフリード | ボストン・セルティックス | .864 |
※1969-70シーズン以前はアベレージよりも通算でスタッツリーダーが決められていた。
各賞
- All-NBA First Team:
- All-NBA Rookie Team:
- NBA All-Defensive Team:
- First Team:
- Second Team:
シーズン概要
- オール・ディフェンシブ・チームが新設される。
- この年のドラフトは後にオールスターに出場した選手が3名のみとやや不作の年だったが、全体1位2位の上位指名を受けたエルヴィン・ヘイズとウェス・アンセルドが際立った活躍を見せた。エルヴィン・ヘイズはルーキーイヤーから得点王に輝き、ウェス・アンセルドはウィルト・チェンバレン以来史上2人目のルーキーにしてMVP獲得者となった。
- 着々と力を蓄えるニューヨーク・ニックスはチーム史上初となる50勝以上を記録。一方王者ボストン・セルティックスは1955-56シーズン以来となる、勝率6割を下回った。
ブレッツの躍進
MVPウェス・アンセルド擁するボルチモア・ブレッツはチーム史上初の勝率5割以上を達成し、さらにデビジョン優勝まで果たした。チームのリーディングスコアラーであるアール・モンローと、このシーズンに急成長を見せたケヴィン・ローリーにより強力なバックコートコンビを形成し、インサイドをガス・ジョンソンとそしてウェス・アンセルドが固めた。ブレッツを率いたジーン・シューHCは最優秀コーチ賞に選ばれた。
76ersの解体とビッグスリーの誕生
前々季に優勝を果たしたフィラデルフィア・76ersから最重要人物の2人が離脱した。ウィルト・チェンバレンとアレックス・ハナムHCである。チェンバレンはロサンゼルス・レイカーズに移籍し、ハナムはより大きなサラリーを求めてABAに渡った。
チェンバレンが移籍したロサンゼルス・レイカーズには当時を代表するスター選手2名が在籍していた。エルジン・ベイラーとジェリー・ウェストである。2人の境遇は3年前のチェンバレンとそっくりであった。優勝できる実力とチャンスを得ながら、尽くボストン・セルティックスにその夢を打ち砕かれているのである。ベイラーにウェスト、そしてチェンバレンと当時類を見ない豪華なビッグスリーで、レイカーズは悲願の優勝を目指すこととなった。
チェンバレンの抜けた76ersはビリー・カニンガムらの成長でこのシーズンも高勝率を維持した。