2004-2005シーズンのNBA
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| 2004-2005シーズンのNBA | ||
|---|---|---|
| サンアントニオ・スパーズ | ||
| 期間 | 2004年11月2日-2005年6月23日 | |
| TV 放送 | ABC, TNT, ESPN, NBA TV | |
| 観客動員数 | 21,302,850人 | |
| サラリーキャップ | 4387万ドル | |
| 平均サラリー | 490万ドル | |
| ドラフト | ||
| レギュラーシーズン | ||
| トップシード | フェニックス・サンズ | |
| MVP | スティーブ・ナッシュ | |
| スタッツリーダー | ||
| 得点 | アレン・アイバーソン | |
| チーム平均得点 | 97.2得点 | |
| プレーオフ | ||
| イースタン 優勝 | デトロイト・ピストンズ | |
| マイアミ・ヒート | ||
| ファイナル | ||
| チャンピオン |
サンアントニオ・スパーズ | |
| ファイナルMVP | ティム・ダンカン | |
2004-2005シーズンのNBAは、NBAの59回目のシーズンである。レギュラーシーズンは2004年11月2日から始まり、2005年6月23日に全日程が終了した。
ボブキャッツの誕生
シャーロット市を本拠地とするシャーロット・ボブキャッツが誕生する。新球団の新設に伴いリーグが再編成され、2カンファレンス4デビジョン制から2カンファレンス6ディヴィジョン制となり、ニューオーリンズ・ホーネッツはウェスタン・カンファレンスに編入された。さらに6月22日にエクスパンション・ドラフトが行われ、ジェラルド・ウォーレスら19名がボブキャッツ創設メンバーとなった。またドラフトでは全体2位指名でエメカ・オカフォーを指名し、さらにベテランポイントガードのブレビン・ナイトを獲得した。
ドラフト
高卒選手のドワイト・ハワードがオーランド・マジックから全体1位指名を受けた。
ドワイト・ハワード(1位)、デビン・ハリス(5位)、ルオル・デン(7位)、アンドレ・イグダーラ(9位)、ジャミーア・ネルソン(20位)ら5人のオールスターが指名を受けた他、エメカ・オカフォー(2位)、ベン・ゴードン(3位)、ショーン・リビングストン(4位)、ジョシュ・チルドレス(6位)、アンドリス・ビエドリンシュ(11位)、セバスチャン・テルフェア(13位)、クリス・ハンフリーズ(14位)、アル・ジェファーソン(15位)、ジョシュ・スミス(17位)、J・R・スミス(18位)、ドレル・ライト(19位)、デロンテ・ウェスト(24位)、トニー・アレン(25位)、ケビン・マーティン(26位)、サーシャ・ブヤチッチ(27位)、ベーノ・ウドリー(28位)、アンダーソン・ヴァレジャオ(30位)、ロイヤル・アイビー(37位)、クリス・デューホン(38位)、トレバー・アリーザ(43位)などがNBA入りを果たしている。
ドラフト外選手にはダミエン・ウィルキンスなどがいる。
詳細は2004年のNBAドラフトを参照
主な移籍
| チーム | 獲得(移籍元) | 放出(移籍先) |
|---|---|---|
| ロサンゼルス・レイカーズ | ラマー・オドム (MIA)
カロン・バトラー (MIA) |
シャキール・オニール (MIA)
リック・フォックス (BOS・引退) カール・マローン (引退) |
| フェニックス・サンズ | スティーブ・ナッシュ (DAL) | |
| ヒューストン・ロケッツ | トレイシー・マグレディ (ORL)
ジュワン・ハワード (ORL) |
スティーブ・フランシス (ORL)
カッティノ・モブリー (ORL) |
| オーランド・マジック | スティーブ・フランシス (HOU)
カッティノ・モブリー (HOU) |
トレイシー・マグレディ (HOU)
ジュワン・ハワード (HOU) |
| ダラス・マーベリックス | ジェリー・スタックハウス (WAS) | アントワン・ジェイミソン (WAS)
アントワン・ウォーカー (ATL) |
| アトランタ・ホークス | アントワン・ウォーカー (DAL) | ジェイソン・テリー (DAL)
スティーブン・ジャクソン (IND) |
| クリーブランド・キャバリアーズ | ドリュー・グッデン (ORL)
エリック・スノウ (PHI) |
カルロス・ブーザー (UTA) |
| ニューヨーク・ニックス | ジャマール・クロフォード (CHI) | アントニオ・マクダイス (DET) |
| トロント・ラプターズ | レイファー・アルストン (MIA) |
- ロサンゼルス・レイカーズの怪物センターシャキール・オニールのトレードが成立。移籍先はマイアミ・ヒートで、ヒートからはラマー・オドム、カロン・バトラーらが出された。当時最も価値のある選手だったオニールがトレードに出された理由に、チームメイトのコービー・ブライアントとの確執があげられた。これを機に2000年代初頭に三連覇を達成したリーグ屈指の強豪チームは解体され、主力選手は次々とチームを離れていった。またフィル・ジャクソンもヘッドコーチの座を退いた。
- オーランド・マジックとヒューストン・ロケッツの間で大型トレードが成立し、スティーブ・フランシスとカッティノ・モブリーがマジックに、トレイシー・マグレディとジュワン・ハワードがロケッツに移籍。
- フェニックス・サンズはダラス・マーベリックスからフリーエージェントとなったスティーブ・ナッシュを獲得。
- カルロス・ブーザーの移籍はキャバリアーズがブーザーの契約を一旦破棄し、新たに再契約を結ぼうとしていた隙を突いた正に電撃移籍であった。
新任ヘッドコーチ
レギュラーシーズン
オールスター
- 開催日:2月20日
- 開催地:コロラド州デンバー
- オールスターゲーム イースト 125-115 ウエスト MVP:アレン・アイバーソン (フィラデルフィア・76ers)
- ルーキーチャレンジ ソフォモア 133-106 ルーキー MVP:カーメロ・アンソニー (デンバー・ナゲッツ)
- ダンクコンテスト:ジョシュ・スミス (アトランタ・ホークス)
- スリーポイントコンテスト:クエンティン・リチャードソン (フェニックス・サンズ)
シーズン中の主な移籍
- ヴィンス・カーターがニュージャージー・ネッツに移籍する。カーターとトロント・ラプターズのチームフロントとの摩擦の中で成立したこのトレードは、ネッツが一方的に利を得るものであり、当時最悪のトレードと言われた。交換要員の一人としてラプターズにトレードされたアロンゾ・モーニングは、その後古巣のマイアミ・ヒートに移籍。
- チームメイトのペジャ・ストヤコビッチとの確執が噂されたクリス・ウェバーが、サクラメント・キングスからフィラデルフィア・76ersに移籍する。
- ニューオーリンズ・ホーネッツのバロン・デイビスがゴールデンステート・ウォリアーズに移籍。
- ボストン・セルティックスは前季に放出したばかりのアントワン・ウォーカーをトレードで呼び戻した。
- オーランド・マジックのカッティノ・モブリーはサクラメント・キングスに移籍。
イースタン・カンファレンス
| # | アトランティック・デビジョン | セントラル・デビジョン | サウスイースト・デビジョン | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| チーム | 勝敗 | チーム | 勝敗 | チーム | 勝敗 | |
| 1 | ボストン・セルティックス | 45-37 | デトロイト・ピストンズ | 54-28 | マイアミ・ヒート | 59-23 |
| 2 | フィラデルフィア・76ers | 43-39 | シカゴ・ブルズ | 47-35 | ワシントン・ウィザーズ | 45-37 |
| 3 | ニュージャージー・ネッツ | 42-40 | インディアナ・ペイサーズ | 44-38 | オーランド・マジック | 36-46 |
| 4 | トロント・ラプターズ | 33-49 | クリーブランド・キャバリアーズ | 42-40 | シャーロット・ボブキャッツ | 18-64 |
| 5 | ニューヨーク・ニックス | 33-49 | ミルウォーキー・バックス | 30-52 | アトランタ・ホークス | 13-69 |
- シャキール・オニールを獲得したヒートが大きく勝率を伸ばした。2年目のドウェイン・ウェイドの成長という好材料も手伝い、4シーズンぶりの地区優勝を果たした。またアントワン・ジェイミソン、ギルバート・アリナス、ラリー・ヒューズのビッグスリーが確立されたウィザーズは、7シーズンぶりにプレーオフに進出した。セルティックスはゲイリー・ペイトン、アントワン・ウォーカーらベテランの獲得が功を奏し、地区優勝を果たした。
- ジェイソン・キッドの手術などで出鼻を挫かれたネッツは、ヴィンス・カーターの獲得でキッドとカーターの強力なバックコートコンビが誕生。後半の巻き返しに成功し、ぎりぎりキャバリアーズをかわしてプレーオフに進出した。同じくシーズン中にクリス・ウェバーを獲得した76ersは1シーズンを挟んでプレーオフ復帰は果たすも、話題を集めたアレン・アイバーソンとのコンビは期待されたほどの効果は見られなかった。
- 前期チャンピオンチームのピストンズはラリー・ブラウンHCの健康・去就問題、そして11月に起きたペイサーズとの乱闘事件などでなかなか波に乗れなかったが、終盤には立て直し、地区優勝を飾った。前季リーグ最高勝率を収めたペイサーズは、乱闘事件で主力選手が次々と出場停止処分を受けてしまったが、レジー・ミラーが崩壊寸前のチームを纏め上げ、プレーオフ進出は死守した。若手中心で再建に勤しんでいたブルズは、開幕9連敗を喫しながらもその後カーク・ハインリックやベン・ゴードンらの活躍で巻き返しを演じ、7シーズンぶりにプレーオフ進出を果たした。
- 2年目のレブロン・ジェームズが率いるキャバリアーズは好調なスタートを切り、2月までは地区首位を維持していたが、選手とポール・サイラスHCの関係が悪化し、以後失速。サイラスはヘッドコーチを解任された。怪我が絶えず前季はシーズンを全休したマジックのグラント・ヒルが見事に復活し、オールスターにも出場した。チームはプレーオフ進出争いをしていたが、終盤になって脱落した。
- カーターを放出したラプターズはクリス・ボッシュを中心にしたチームへと移行した。前季に主力選手を尽く放出しながらも予想外の健闘を見せたバックス、サラリー総額リーグ1位を誇るニックスはともに地区最下位。平均失点がリーグワースト2位となったホークスも連勝が1度もなく13勝しかできず地区最下位となり、リーグ全体でも最下位となった。創立1年目のボブキャッツは順当な成績で終わった。
ウェスタン・カンファレンス
| # | ノースウェスト・デビジョン | パシフィック・デビジョン | サウスウェスト・デビジョン | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| チーム | 勝敗 | チーム | 勝敗 | チーム | 勝敗 | |
| 1 | シアトル・スーパーソニックス | 52-30 | フェニックス・サンズ | 62-20 | サンアントニオ・スパーズ | 59-23 |
| 2 | デンバー・ナゲッツ | 49-33 | サクラメント・キングス | 50-32 | ダラス・マーベリックス | 58-24 |
| 3 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 44-38 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 37-45 | ヒューストン・ロケッツ | 51-31 |
| 4 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 27-55 | ロサンゼルス・レイカーズ | 34-48 | メンフィス・グリズリーズ | 45-37 |
| 5 | ユタ・ジャズ | 26-56 | ゴールデンステート・ウォリアーズ | 34-48 | ニューオーリンズ・ホーネッツ | 34-48 |
- リーグの1試合平均得点が95点前後を推移していた時代に、突如毎試合110得点以上を叩き出す超攻撃的なチームが生まれる。スティーブ・ナッシュを獲得したサンズである。前季僅か29勝しかできなかったこのチームは、ナッシュを獲得したことで全く別のチームに生まれ変わり、倍以上の勝率となる62勝を収めた。ディフェンシブなチーム造りが主流となっていた当時にサンズの登場は衝撃的であった。
- スパーズはティム・ダンカンが16試合を欠場するも、シーズン中の的確な補強で大黒柱の不在を補い、サンズに次ぐ勝率を収めた。マーベリックスはナッシュを放出しながらも前季を上回る成績を収めたが、リーグ終盤になってドン・ネルソンHCが辞任した。
- ほとんど補強しなかったスーパーソニックスはレイ・アレンとラシャード・ルイスのツインシューターを中心にチームが機能し、予想外の躍進を見せた。ソニックスは6シーズンぶりに地区優勝を果たし、2シーズンぶりにプレーオフに復帰した。ロケッツはトレイシー・マグレディと姚明の2枚看板が注目を集め、大量に獲得したベテラン勢の助けもあって前季を上回る成績を収めた。
- グリズリーズはシーズン序盤にヒュービー・ブラウンHCの突然の辞任というアクシデントに見舞われたが、その後立て直し、2シーズン連続でプレーオフに進出した。ナゲッツはシーズン中に2度ヘッドコーチが代わるが、最後にヘッドコーチに就いたジョージ・カールが崩壊寸前だったチームをようやく纏め上げ、後半の40試合で32勝をあげた。
- キングスはチームの顔であったクリス・ウェバーを放出して新体制で臨むも故障者が続出し、不安の残るシーズンとなった。
- シャキール・オニールの放出、フィル・ジャクソンの辞任で黄金時代に終わりを迎えたレイカーズは、11年ぶりに大きく負け越した。ロサンゼルスに本拠地を移して以来、レイカーズがプレーオフ進出を逃したのはこれで4度目である。バロン・デイビスのほか主力選手を次々と放出したホーネッツも大きく低迷し、カンファレンス最下位に沈んだ。前季カンファレンス決勝まで進出していたウルブズは序盤から予想外の苦戦を強いられ、ついにはフリップ・ソーンダーズHCが解任され、プレーオフ進出も逃した。
- 「ジェイルブレイザーズ」と呼ばれるようになって以来成績が下降の一途を辿るブレイザーズは、チーム史上タイ記録となる27勝で終わった。ジャズはアンドレイ・キリレンコにカルロス・ブーザーと怪我人が続出。
- 長い低迷期に入っているクリッパーズは、シーズン前もシーズン中も目立った補強はなかったが着実に成績を向上させた。クリッパーズ以上に長い低迷期が続いているウォリアーズもバロン・デイビスの獲得でチーム成績は上向き始めた。
11月19日の乱闘事件
2004年11月19日、デトロイト・ピストンズの本拠地ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズで行われたピストンズ対インディアナ・ペイサーズの試合中、NBA史上最悪となる乱闘事件が発生する。事の発端はロン・アーテストとベン・ウォレスの諍いだったが、観客の一人がアーテストに対し紙コップを投げたことから事態は急転、観客を巻き込んだ大乱闘事件へと発展した。アーテストを始めとするペイサーズの選手たちが観客に殴り掛かるシーンや、観客がペイサーズの選手たちに飲み物やポップコーンを投げるシーンがテレビ中継され、事態を重く見た協会は乱闘に加った選手に厳罰を下した。
出場停止処分
- ロン・アーテスト(残りのシーズン全試合)
- スティーブン・ジャクソン(30試合)
- ジャーメイン・オニール(25試合、後に15試合に処分軽減)
- アンソニー・ジョンソン(5試合)
- ベン・ウォレス(6試合)
3月に行われた同カードでは電話での会場爆破予告があり、試合開始が90分遅れる事態となった。この事件はペイサーズにとって後々まで尾を引く忌まわしいものとなった。事件以前のペイサーズは優勝を争えるほどの強豪チームだったが、この事件を境にトップチームから急落してしまうのである。
個人スタッツリーダー
| # | 得点 | リバウンド | アシスト | スティール | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選手名 | avg | 選手名 | avg | 選手名 | avg | 選手名 | avg | |
| 1 | アレン・アイバーソン PHI | 30.7 | ケビン・ガーネット MIN | 13.5 | スティーブ・ナッシュ PHX | 11.5 | ラリー・ヒューズ WAS | 2.9 |
| 2 | コービー・ブライアント LAL | 27.6 | ベン・ウォレス DET | 12.2 | ブレビン・ナイト CHA | 9.0 | アレン・アイバーソン PHI | 2.4 |
| 3 | レブロン・ジェームズ CLE | 27.2 | ショーン・マリオン PHX | 11.3 | ジェイソン・キッド NJN | 8.3 | レブロン・ジェームズ CLE | 2.2 |
- ケビン・ガーネットは3シーズン連続、スティーブ・ナッシュ、ラリー・ヒューズは初の戴冠。またボブキャッツのブレビン・ナイトがキャリア8年目にして突如アシストランキング上位に浮上した。
| # | ブロックショット | FG成功率 | 3P成功率 | FT成功率 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選手名 | avg | 選手名 | % | 選手名 | % | 選手名 | % | |
| 1 | アンドレイ・キリレンコ UTA | 3.3 | シャキール・オニール MIA | 62.6 | フレッド・ホイバーグ MIN | 48.3 | レジー・ミラー IND | 93.3 |
| 2 | マーカス・キャンビー UTA | 3.0 | アマレ・スタウダマイアー PHX | 62.3 | ジョー・ジョンソン PHX | 47.8 | アール・ボイキンス DEN | 92.1 |
| 3 | ティム・ダンカン SAS | 2.6 | 姚明 HOU | 59.9 | カッティノ・モブリー SAC | 43.9 | ペジャ・ストヤコビッチ SAC | 92.0 |
個人タイトル
- 最優秀選手:スティーブ・ナッシュ (PHO)
- ルーキー・オブ・ザ・イヤー:エメカ・オカフォー (CHA)
- 最優秀守備選手賞:ベン・ウォレス (DET) ※三度目の受賞。
- シックスマン賞:ベン・ゴードン (CHI) ※ルーキーとしては初の受賞。
- MIP:ボビー・シモンズ (LAC)
- 最優秀コーチ賞:マイク・ダントーニ (PHO)
- エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー:ブライアン・コランジェロ (PHO)
大躍進を果たしたサンズが主要3部門を制覇した。MVP投票ではナッシュとマイアミ・ヒートのシャキール・オニールとで争ったが、結果が発表された後、オニールはナッシュのMVP受賞に対し批判的なコメントを出している。
- オールNBAチーム
| ファーストチーム | セカンドチーム | サードチーム | |
|---|---|---|---|
| F | ティム・ダンカン SAS | レブロン・ジェームズ CLE | トレーシー・マグレディ HOU |
| F | ダーク・ノヴィツキー DAL | ケビン・ガーネット MIN | ショーン・マリオン PHO |
| C | シャキール・オニール MIA | アマレ・スタウダマイアー PHO | ベン・ウォーレス DET |
| G | アレン・アイバーソン PHI | ドウェイン・ウェイド MIA | コービー・ブライアント LAL |
| G | スティーブ・ナッシュ PHO | レイ・アレン SEA | ギルバート・アリナス WAS |
※スティーブ・ナッシュ、ダーク・ノヴィツキーは初のファーストチーム入り。レブロン・ジェームズ、アマレ・スタウダマイアー、ドウェイン・ウェイド、ショーン・マリオン、ギルバート・アリナスは初のオールNBAチーム入り。
- オールディフェンシブチーム
| ファーストチーム | セカンドチーム | |
|---|---|---|
| F | ケビン・ガーネット MIN | テイショーン・プリンス DET |
| F | ティム・ダンカン SAS | アンドレイ・キリレンコ UTA |
| C | ベン・ウォレス DET | マーカス・キャンビー DEN |
| G | ブルース・ボウエン SAS | チャンシー・ビラップス DET |
| G | ラリー・ヒューズ WAS | ジェイソン・キッド NJN |
| G | ドウェイン・ウェイド MIA | |
※ラリー・ヒューズは初のディフェンスチーム入りにしてファーストチームに名を連ねた。マーカス・キャンビー、テイショーン・プリンス、チャンシー・ビラップス、ドウェイン・ウェイドは初のディフェンスチーム入り。
- オールルーキーチーム
| ファーストチーム | セカンドチーム |
|---|---|
| エメカ・オカフォー CHA | ネナド・クリスティッチ NJN |
| ベン・ゴードン CHI | ジョシュ・スミス ATL |
| アンドレ・イグダーラ PHI | ジョシュ・チルドレス ATL |
| ルオル・デン CHI | ジャミーア・ネルソン ORL |
| ドワイト・ハワード ORL | アル・ジェファーソン BOS |
プレーオフ
イースタン・カンファレンス
| ファーストラウンド | カンファレンスセミファイナル | カンファレンスファイナル | ||||||||||||
| 1 | マイアミ・ヒート | 4 | ||||||||||||
| 8 | ニュージャージー・ネッツ | 0 | ||||||||||||
| 1 | ヒート | 4 | ||||||||||||
| 5 | ウィザーズ | 0 | ||||||||||||
| 5 | ワシントン・ウィザーズ | 4 | ||||||||||||
| 4 | シカゴ・ブルズ | 2 | ||||||||||||
| 1 | ヒート | 3 | ||||||||||||
| 2 | ピストンズ | 4 | ||||||||||||
| 3 | ボストン・セルティックス | 3 | ||||||||||||
| 6 | インディアナ・ペイサーズ | 4 | ||||||||||||
| 3 | ペイサーズ | 2 | ||||||||||||
| 2 | ピストンズ | 4 | ||||||||||||
| 7 | フィラデルフィア・76ers | 1 | ||||||||||||
| 2 | デトロイト・ピストンズ | 4 | ||||||||||||
- ウィザーズは1回戦、0勝2敗からの4連勝でブルズを降し、1984年以来の実に23年ぶりとなるカンファレンス準決勝にまで勝ち進んだ。
- ヒートはシャキール・オニールとドウェイン・ウェイドの活躍で1回戦、準決勝を全く危なげなく勝ち進み、8戦全勝でカンファレンス決勝に進出した。
- 1回戦で前季チャンピオンのピストンズと対戦した76ersはアレン・アイバーソンがシリーズ平均31.2得点10.0アシストと奮闘するも、味方からの援護を受けることができずに敗退。
- セルティックスを第7戦にまでもつれ込んだ末に降したペイサーズは、準決勝で因縁の相手であるピストンズと対決。すでに引退宣言をしているペイサーズのレジー・ミラーのミラータイムは健在であり、第3戦では残り1分21秒から6得点を叩き出し、シリーズ最終戦でも27得点を記録した。シリーズは2勝1敗とペイサーズがリードしたが、総合力で上回るピストンズがその後3連勝し、シリーズを制した。
- ここまで圧倒的な強さで勝ち進んできたヒートが、カンファレンス決勝ではアクシデントに見舞われた。第2戦ではシャキール・オニール、第5戦ではドウェイン・ウェイドと、チームを支える2枚看板が次々と故障した。それでもヒートは3勝2敗とシリーズをリードするも、最後は力尽き、2連敗で敗退した。ピストンズは2年連続でファイナルに進出した。
ウェスタン・カンファレンス
| ファーストラウンド | カンファレンスセミファイナル | カンファレンスファイナル | ||||||||||||
| 1 | フェニックス・サンズ | 4 | ||||||||||||
| 8 | メンフィス・グリズリーズ | 0 | ||||||||||||
| 1 | サンズ | 4 | ||||||||||||
| 4 | マーベリックス | 2 | ||||||||||||
| 5 | ヒューストン・ロケッツ | 3 | ||||||||||||
| 4 | ダラス・マーベリックス | 4 | ||||||||||||
| 1 | サンズ | 1 | ||||||||||||
| 5 | スパーズ | 4 | ||||||||||||
| 3 | シアトル・スーパーソニックス | 4 | ||||||||||||
| 6 | サクラメント・キングス | 1 | ||||||||||||
| 5 | ソニックス | 2 | ||||||||||||
| 2 | スパーズ | '4 | ||||||||||||
| 7 | デンバー・ナゲッツ | 1 | ||||||||||||
| 2 | サンアントニオ・スパーズ | 4 | ||||||||||||
- 第7戦までもつれたマーベリックスとロケッツの対決は、最終戦にマーベリックスがプレーオフ記録となる40点差をつけて勝利し、準決勝に駒を進めた。
- シーズン後半に驚異的な追い上げを見せてプレーオフに進出したナゲッツは、1回戦スパーズのホームで行われた第1戦に勝利し、プレーオフでは11年ぶりにロードでの勝利を収めた。しかしシリーズはその後4連勝したスパーズが制した。スパーズは7年ぶりにカンファレンス準決勝まで進出したスーパーソニックスを、第6戦でスパーズのティム・ダンカンが残り1秒で決勝点を決めると言う劇的な結末で降し、カンファレンス決勝に進出した。
- サンズとマーベリックスのシリーズは、スティーブ・ナッシュを手放したマーベリックスと獲得したサンズの差がそのまま出る形となった。シリーズを決した第6戦では16点差から追いついたサンズが、オーバータイムではナッシュがチーム総得点の19点のうち18得点をあげてマーベリックスを降した。ナッシュは他にも第4戦では48得点、第5戦では34得点13リバウンド12アシストのトリプルダブルの大活躍だった。
- レギュラーシーズン、プレーオフと快進撃を続けるサンズが、カンファレンス決勝ではホームでの初戦、第2戦でまさかの2連敗を喫する。スパーズはサンアントニオに戻った第3戦でも勝利し、3連勝を飾った。サンズは第4戦で辛うじて一矢を報いるも、4勝1敗でスパーズがシリーズを制し、ファイナルに駒を進めた。シリーズ中サンズの平均失点は109.2点であり、「ディフェンスの良いチームがプレーオフを制す」というNBAの定説を、サンズが自ら立証してしまう形となった。