2026 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ2次予選

From Wikipedia, the free encyclopedia

日程 2026年3月26日 - 2026年3月31日
チーム数 16 (1連盟)
試合数 12試合
2026 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ2次予選(UEFAプレーオフ)
大会概要
日程 2026年3月26日 - 2026年3月31日
チーム数 16 (1連盟)
大会統計
試合数 12試合
2022
2030

本項目では、アメリカ合衆国カナダメキシコで開催される2026 FIFAワールドカップ出場チームを決定するための予選の、欧州サッカー連盟 (UEFA) 加盟協会を対象としたヨーロッパ予選のうち、2026年3月26日から同月31日にかけて開催された2次予選(プレーオフステージ)について記す。

開催方式は、前回同様各グループステージ2位に直近のUEFAネーションズリーグ (NL) 上位を加えたトーナメント方式である。

規律

大会フォーマットは、2023年6月28日にスイスニヨンで行われたUEFA執行委員会で確認された[1]。プレーオフは、UEFA EURO 2024予選プレーオフほどではないものの、UEFAネーションズリーグ2024-25の結果に部分的に左右される[2][3]

1次予選(グループステージ)の準優勝チーム12チームに、UEFAネーションズリーグ暫定総合ランキングで予選グループの上位2位以内に入らなかったネーションズリーググループ優勝チーム4チームが加わる。16チームは4つのプレーオフパスに分かれ、各パスには4チームが入る。各プレーオフパスでは、2026年3月26日に2回のシングルレグ準決勝、3月31日に1回のシングルレグ決勝が行われる。準決勝では、各パスの対戦カードはシードポットによって決定され、ポット1のチームがポット4のチームを迎え、ポット2のチームがポット3のチームを迎える。各パス決勝の開催国は、2つの準決勝の組み合わせによる抽選で決定される。4つのパス決勝の勝者は、カナダ、メキシコ、アメリカ合衆国で開催される2026 FIFAワールドカップの出場権を獲得する[4]。2025年12月5日に行われるFIFAワールドカップ本大会の組み合わせ抽選における各パス勝者4チームのシード順は、ヨルダンカーボベルデガーナキュラソーハイチニュージーランド大陸間プレーオフの勝者2チームと同じポット4に入ることになった[5]

プレーオフは、シングルレグのノックアウトマッチで行われる。通常時間終了時に同点の場合、30分間の延長戦が行われ、各チームは6人目の交代が認められる。それでも同点の場合は、PK戦で勝者を決定する[6]

以下の違反行為があった場合、選手は次の試合に出場できなくなる[6]

  • レッドカードを受ける(重大な違反行為の場合はレッドカードによる出場停止期間が延長される場合がある)
  • 予選グループステージの2試合でイエローカードを2枚受け取る(イエローカードによる出場停止はプレーオフ準決勝に持ち越されるが、プレーオフ決勝、ワールドカップ決勝トーナメント、その他の将来の国際試合には持ち越されない)

予選グループステージで受けたイエローカードはUEFAプレーオフ前に失効するため、準決勝で受けたイエローカードが原因でプレーオフ決勝で出場停止となることはない。ただし、予選グループステージ終了時に累積したイエローカードによる出場停止はプレーオフ準決勝まで持ち越される[4]

参加チーム

プレーオフには16チームが進出する。出場チームは第1ラウンドの結果だけで決まるわけではなく、UEFAネーションズリーグ2024-25のグループ優勝チームに4つの出場枠が割り当てられる。

グループステージ2位チーム

1次予選(グループステージ)の各グループの上位2位である12チームがプレーオフに進出する。

グループ グループ2位
A  スロバキア
B  コソボ
C  デンマーク
D  ウクライナ
E  トルコ
F  アイルランド
G  ポーランド
H  ボスニア・ヘルツェゴビナ
I  イタリア
J  ウェールズ
K  アルバニア
L  チェコ

ネーションズリーググループ勝者

UEFAネーションズリーグ暫定総合ランキングに基づき、予選グループの上位2チーム以外で終了したネーションズリーググループ優勝チームのうち、最も成績の良い4チームがプレーオフに進出する。ネーションズリーググループ優勝チームが4チーム未満しか選出されなかった場合、残りのスポットは、予選グループの上位2チーム以外で終了したネーションズリーグ暫定総合ランキングの最も成績の良い残りのチームに割り当てられる[4]

下の表は、UEFAネーションズリーグの暫定総合順位に基づいてチームが選ばれる順番を示している[注釈 1]

NL チーム 予選
グループ
ネーションズリーググループ勝者
A 1  スペイン E
2  ドイツ A
3  ポルトガル F
4  フランス D
B 17  イングランド K
18  ノルウェー I
19  ウェールズ J
20  チェコ L
C 33  ルーマニア H
34  スウェーデン B
35  北マケドニア J
36  北アイルランド A
D 49  モルドバ I
50  サンマリノ H
ネーションズリーグの残りチーム
A 5  イタリア I
6  オランダ G
7  デンマーク C
8  クロアチア L
9  スコットランド C
10  セルビア K
11  ハンガリー F
12  ベルギー J
13  ポーランド G
14  イスラエル I
15  スイス B
16  ボスニア・ヘルツェゴビナ H

凡例

  •   グループ1位で本大会出場権を獲得したチーム
  •   グループ2位でプレーオフに出場するチーム
  •   グループ3位以下でネーションズリーグの成績によりプレーオフに出場するチーム

抽選

組み合わせ抽選は、現地時刻の2025年11月20日の13:00(CETUTC+1)にスイス・チューリッヒのFIFA本部で、同日に行われる大陸間プレーオフの組み合わせ抽選終了後に行われた[7][8][9][10]。1次予選(グループステージ)終了後、プレーオフに進出した16チームが4チームずつ4つのパスに振り分けられた。

抽選では、16チームが4チームずつ4つのポットに分けられた。グループ2位の12チームはポット1から3に割り当てられ、シードは2025年11月のFIFAランキングに基づいて決定された。ネーションズリーグで出場権を獲得した4チームは自動的にポット4にシードされた。

構成

プレーオフのパスは以下のように構成されている[4][11]:

  • プレーオフ・パスAは準決勝1と2で構成され、両方の準決勝の勝者が決勝Aに進出。
  • プレーオフ・パスBは準決勝3と4で構成され、両方の準決勝の勝者が決勝Bに進出。
  • プレーオフ・パスCは準決勝5と6で構成され、両方の準決勝の勝者が決勝Cに進出。
  • プレーオフ・パスDは準決勝7と8で構成され、両方の準決勝の勝者が決勝Dに進出。

準決勝の抽選はポット1から始まり、ポット4で終了する。チームは抽選され、次の番号順に最初の利用可能なプレーオフ準決勝に割り当てられる(禁止されている対戦を考慮)。

  • ポット1チーム(シード)は、ホストチームとして準決勝1、3、5、7に割り当て。
  • ポット2チーム(シード)は、ホストチームとして準決勝2、4、6、8に割り当て。
  • ポット3チーム(シードなし)は、アウェーチームとして準決勝2、4、6、8に割り当て。
  • ポット4チーム(シードなし)は、アウェーチームとして準決勝1、3、5、7に割り当て。

決勝開催国を決める抽選はその後すぐに行われ、決勝A、B、C、Dの各大会から準決勝進出チームのうち1チームが開催国チームとして選出される。

政治的な理由により、以下のチーム同士の試合は禁止対戦とみなされ、同じプレーオフの組み合わせには組み込めない:アルメニア対アゼルバイジャンベラルーシ対ウクライナジブラルタル対スペインコソボ対ボスニア・ヘルツェゴビナコソボ対セルビア。(ただし、コソボとボスニア・ヘルツェゴビナは同じポット3のため元から対戦可能性が無く、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジブラルタル、スペイン、セルビアはそもそもプレーオフに出場していないため、実際には特別な措置はとられなかった)

シード順

準決勝のシードポットは以下のとおり[11]。 2025年11月19日のFIFAランキングは下記に括弧内に示されており[12] 、ポット4のチームにはUEFAネーションズリーグ暫定総合ランキングが付記されている。

準決勝シードポット
シード シードなし
ポット1 ポット2 ポット3 ポット4 (UNL)
  1.  イタリア (12) 
  2.  デンマーク (21) 
  3.  トルコ (25) 
  4.  ウクライナ (28) 
  1.  ポーランド (31) 
  2.  ウェールズ (32) 
  3.  チェコ (44) 
  4.  スロバキア (45) 
  1.  スウェーデン (43; NL–34)
  2.  ルーマニア (47; NL–33)
  3.  北マケドニア (65; NL–35)
  4.  北アイルランド (69; NL–36)

スケジュール

準決勝は3月26日に行われ、決勝戦は2026年3月31日に行われる[13]。キックオフ時間は抽選結果を受けて2025年11月20日に確定した。準決勝と決勝の開催地となる可能性のあるチームは、2025年12月19日までに会場を確定しなければならない[14]。UEFAのスケジュール設定により、各パスの準決勝敗退チームはプレーオフ決勝当日に親善試合を行う[11]

時間はUEFAが定めるCET及びCEST(現地時間が異なる場合は括弧内に表示)[注釈 2]

パスA

2025年12月5日に行われた本大会の組み合わせ抽選の結果、グループリーグではカナダカタールスイスと同組となるグループBに入る事になった。

組み合わせ(パスA)

 
準決勝決勝
 
      
 
2026年3月26日 – ウェールズの旗 カーディフ
 
 
 ウェールズ1 (2)
 
2026年3月31日 – ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ゼニツァ
 
 ボスニア・ヘルツェゴビナ (p)1 (4)
 
 ボスニア・ヘルツェゴビナ (p)1 (4)
 
2026年3月26日 – イタリアの旗 ベルガモ
 
 イタリア1 (1)
 
 イタリア2
 
 
 北アイルランド0
 

チーム #1  スコア  チーム #2
準決勝
イタリア  2–0  北アイルランド
ウェールズ  1–1 (延長)
(2–4 p)
 ボスニア・ヘルツェゴビナ
決勝
ボスニア・ヘルツェゴビナ  1–1 (延長)
(4–1 p)
 イタリア

準決勝(パスA)


決勝(パスA)

パスB

2025年12月5日に行われた本大会の組み合わせ抽選の結果、グループリーグではオランダ日本チュニジアと同組となるグループFに入る事になった。

組み合わせ(パスB)

 
準決勝決勝
 
      
 
2026年3月26日 – スペインの旗 バレンシア[注釈 3]
 
 
 ウクライナ1
 
2026年3月31日 – スウェーデンの旗 ソルナ
 
 スウェーデン3
 
 スウェーデン3
 
2026年3月26日 – ポーランドの旗 ワルシャワ
 
 ポーランド2
 
 ポーランド2
 
 
 アルバニア1
 

チーム #1  スコア  チーム #2
準決勝
ウクライナ  1–3  スウェーデン
ポーランド  2–1  アルバニア
決勝
スウェーデン  3–2  ポーランド

準決勝(パスB)


決勝(パスB)

パスC

2025年12月5日に行われた本大会の組み合わせ抽選の結果、グループリーグではアメリカ合衆国パラグアイオーストラリアと同組となるグループDに入る事になった。

組み合わせ(パスC)

 
準決勝決勝
 
      
 
2026年3月26日 – スロバキアの旗 ブラチスラヴァ
 
 
 スロバキア3
 
2026年3月31日 – コソボの旗 プリシュティナ英語版
 
 コソボ4
 
 コソボ0
 
2026年3月26日 – トルコの旗 イスタンブール
 
 トルコ1
 
 トルコ1
 
 
 ルーマニア0
 

チーム #1  スコア  チーム #2
準決勝
トルコ  1–0  ルーマニア
スロバキア  3–4  コソボ
決勝
コソボ  0–1  トルコ

準決勝(パスC)


決勝(パスC)

パスD

2025年12月5日に行われた本大会の組み合わせ抽選の結果、グループリーグではメキシコ南アフリカ共和国韓国と同組となるグループAに入る事になった。

組み合わせ(パスD)

 
準決勝決勝
 
      
 
2026年3月26日 – チェコの旗 プラハ
 
 
 チェコ (p)2 (4)
 
2026年3月31日 – チェコの旗 プラハ
 
 アイルランド2 (3)
 
 チェコ (p)2 (3)
 
2026年3月26日 – デンマークの旗 コペンハーゲン
 
 デンマーク2 (1)
 
 デンマーク4
 
 
 北マケドニア 0
 

チーム #1  スコア  チーム #2
準決勝
デンマーク  4–0  北マケドニア
チェコ  2–2 (延長)
(4–3 p)
 アイルランド
決勝
チェコ  2–2 (延長)
(3–1 p)
 デンマーク

準決勝(パスD)


決勝(パスD)

2026 FIFAワールドカップ出場チーム

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI