GAZ-3937 ヴォドニク

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原開発国 ロシアの旗 ロシア
重量 7.5 t[1]
全長 5.8 m[1]
GAZ-3937 ヴォドニク
GAZ-39371
種類 装輪装甲車
原開発国 ロシアの旗 ロシア
諸元
重量 7.5 t[1]
全長 5.8 m[1]
全幅 2.6 m[1]
全高 2.6 m[1]
要員数 乗員2名+兵員8名[1]

主兵装 14.5mm機関銃など[1]
行動距離 1,000 km[1]
速度 120 km/h[1]
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GAZ-3937 ヴォドニク英語: GAZ-3937 Vodnikロシア語: ГАЗ-3937 «Водник»)は、ロシア連邦ゴーリキー自動車工場(GAZ)によって開発された装輪装甲車[1][2]。愛称のヴォドニクはロシア語で「水運労働者」の意[3]

GAZ-39371(後方)

兵員輸送や偵察、国境警備といった各種の軍事・治安任務に使用できる装甲車両として設計されている[1][4]。4輪駆動式の装輪装甲車で、幅広い任務に対応するためモジュール設計を採用しており、前部と後部にそれぞれ交換可能なモジュールがある[1][3][4]。モジュールは前線でも素早く交換することができる構造で、用途に応じて兵装や装備を変更することができる[1][3][4]

乗員は車長と操縦手の2名で、車体前方に着席する[4]。兵員輸送型モジュールを搭載している場合は、最大8名の兵員を搭乗させることができる[4]

エンジンはターボチャージャー付のディーゼルエンジンで、175馬力のGAZ-562や、160馬力のYaMZ-460、または165馬力の日野JO7Cなどが選択でき、車体前方に搭載する[1][4]。足回りは独立サスペンションと中央制御タイヤ圧制御システムを備えており、路上での最高速度は時速120キロメートルで、高い路外機動力と水陸両用能力も有している[1][3][4]

装甲は、小火器や地雷、砲弾片に抗堪する程度となっている[1]

武装

用途に応じた各種兵装が搭載可能で、兵員輸送型の場合、車体上部にBTR-80装甲兵員輸送車のものに似た機関銃塔を搭載する[1]。この銃塔は主武装としてKPVT14.5ミリ重機関銃、副武装としてPKT7.62ミリ機関銃を装備し、さらに81ミリ発煙弾発射機を6基装備している[4]

派生型

GAZ-39371
派生型[3]

運用国

ロシアの旗 ロシア
2005年にロシア国防省に採用された[2]。特殊部隊向けとして54両ほどが生産されたが、財政的な制約や同種車両との競合もあり、大量生産は行われなかった[4]
2008年の南オセチア紛争と、2022年のウクライナ侵攻で実戦に投入されている[4]
 ウクライナ
ウクライナ侵攻中にロシア軍から鹵獲した車両を使用[4]
ウルグアイの旗 ウルグアイ
ソ連時代の債務の現物償還の一環として、2006年にロシアから48両のGAZ-39371を受領した[5]。武装は7.62ミリのMAG機関銃である[5]。2025年時点で、ウルグアイ陸軍が48両を保有している[6]

脚注

参考文献

関連項目

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