すずらんカード

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すずらんカード(英:Suzuran Card)は、神鉄グループの一部交通事業者(神戸電鉄北神急行電鉄神鉄バス)が発売していたプリペイドカード[1][2][3]

神鉄グループの交通事業者(当初は神戸電鉄北神急行電鉄の2社のみ)が1999年(平成11年)10月1日に発売を開始したプリペイドカードである[1]2000年(平成12年)5月1日からは神鉄バスでも発売が開始された(しかし神鉄運輸サービスをはじめ一部交通事業者では導入されなかった)[1]

合計167.9km(当時)におよぶ神鉄グループの交通ネットワーク(神戸電鉄69.6km・神鉄バス90.8km・北神急行電鉄7.5km)のみならず[2]スルッとKANSAI加盟の鉄道21社局・バス30社局でも利用が可能であった[1]

最盛期には毎月数枚におよぶ新作カードが発売され、発売日には窓口に列ができる光景も見られた。発売駅が限定されているものや、総合案内所のみで取り扱うデザインなどもあり、すずらんカードの「コレクターブーム」を生むきっかけとなった。

2003年(平成15年)にはコンプリート収集が困難であった東海道五十三次シリーズが、全56枚セットとなったホルダー付きの特別品(定価56,000円)が100セット限定で発売され注目を集めた。

2016年(平成28年)7月1日に「発売終了および駅の自動改札機・バスでの共通利用終了」が発表され、2017年(平成29年)3月31日にて共通カードの販売を終了[4]2018年(平成30年)1月31日をもって駅の自動改札機等での利用を終了した[4]。さらに2022年(令和4年)10月31日には自動券売機・自動精算機での金券利用も終了した[5]

2018年(平成30年)2月1日から2023年(令和5年)1月31日までの5年間にかけて、カード未使用残額の払戻しを主要駅窓口で行った[4]。払戻し開始当初は神鉄グループ総合案内所に臨時窓口も設置していた[4]

なおカードの名称の由来は有馬線と粟生線の分岐点となる鈴蘭台駅であるという。

コレクター対象

毎月数枚の新作カードが発売されていた最盛期には、すずらんカードが収集対象となって「コレクターブーム」を引き起こした。

発売窓口が限定されているものや、発売がグループ総合案内所に限定されているものなどは、窓口に列ができる光景も見られた。

とくに以下のようなシリーズ品は全カードを収集するコレクション対象となった。

2003年(平成15年)8月1日には「東海道五十三次シリーズ」全56枚をセットにしてカードホルダーに収納された特別品(定価56,000円)が100セット限定で発売され、大きな注目を集めた。

主なカード

主なシリーズカード

シリーズカードは1シリーズにつき、それぞれ数十枚が発行されておりその数は膨大である。

主なセットカード

数枚 - 数十枚のカードがセット品として発売される例もあった。主なもののみあげる。

  • 東海道五十三次セット(56枚・100セット)
  • 創立80周年記念

主な単発カード

シリーズものではない単発デザインのカードである。最盛期には毎月数枚のペースで新作が誕生していたため数は膨大であり、ここでは主なもののみ取り上げる。

ここにあげたものは一例であり、実際にはこれをはるかに上回るデザインが発売されている。

フリー・モデルデザイン

すずらんカードでは、プレゼントギフトむけに「すずらんフリーデザインカード」および「すずらんモデルデザインカード」を展開していた。

すずらんフリーデザインカード

写真・文字・配置などすべての配置が自由にデザインできるカード。原稿納入から3週間で完成する。500円券・1000円券・3000円券で100枚単位の注文となり、3000円券で5,000枚の場合は1,532万円で発注できた。

晩年は1枚単位で注文できるようになっており、

すずらんモデルデザインカード

上記のフリーデザインカードと異なり、ベース写真を12種類のなかから選ぶタイプで、文字は自由に挿入できる。こちらは1枚単位で注文できた(10枚単位の時代もあった)。

発売方法

システム

脚注

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