アルヒ

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アルヒ(ツァガーン・アルヒ)
正規品にはキャップに封緘紙が貼られている。

アルヒархиᠠᠷᠢᠬᠢ)とは、モンゴル製のウォッカを指す。モンゴリアン・ウォッカとも呼ばれる。また、家畜から作られる伝統的な蒸留酒もアルヒと呼ばれ、モンゴルや中国内モンゴル自治区で作られている。

いずれのアルヒも蒸留酒であるが、その原材料により2種類に大別される。ひとつは家畜乳由来のアルヒでシミーン・アルヒと呼ばれ、もうひとつは穀物由来のアルヒでツァガーン・アルヒと呼ばれるものである。

シミーン・アルヒ(шимийн архиᠰᠢᠮᠡ ᠶᠢᠨ
ᠠᠷᠢᠬᠢ
)
アラックの流れをくむ蒸留酒で[1]、地方の遊牧民がもっぱら自家用に作っていたものである。

アルヒはヤギヒツジウシの乳を発酵させた酸乳を蒸留し作られる。15リットルの酸乳からアルコール度数7パーセント程度のアルヒが3リットル程度得られるが、原料の乳の種類や作り方によって色味や品質は様々である[1]。普通は一度の蒸留で飲まれるが、より質を高めるために再蒸留することもある。風味はほんのりと乳臭い。

大量の原料乳が必要であり、その他にも蒸留のために大量の燃料(家畜の糞。モンゴルでは木材が手に入りにくいため、木材はめったに燃やさない。)と水を必要とする。そのため収量も少なく稀少品の範疇に入る。観光客が口にできる機会は殆ど無かったが、近年、企業ベースでの製造、販売が始まった。企業が作るアルヒはアルコール度数が20-40度と高く、専ら中国の都市部で消費されている[1]

ツァガーン・アルヒ(цагаан архиᠴᠠᠭᠠᠭᠠᠨ
ᠠᠷᠢᠬᠢ
)
当時のソビエトロシア)から輸入されるウォッカに対抗して、モンゴル国内で製造されるようになったアルヒ。ツァガーンは「」を意味する。地方の町や首都ではごく普通に購入出来る。単に「アルヒ」と言う場合は、このツァガーン・アルヒのことを指す。

飲むに当たっての作法

粗悪品への注意

その他

脚注

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