インドネシア鉄道ME204形気動車

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製造所 PT INKA マディウン工場
製造年 2018 - 2023年
製造数 4両×7編成
インドネシア鉄道
ME204形気動車(KRDE)
インドネシア高速鉄道線のシャトル列車(KCJBフィーダー)の試運転中の様子
基本情報
運用者PT KAI
KAIコミューター
KAI バンダラ(Rail Link)
製造所 PT INKA マディウン工場
製造年 2018 - 2023年
製造数 4両×7編成
運用開始 2018年
投入先
主要諸元
編成 TeC1 - M - T - TeC2
軌間 1,067 mm(狭軌
最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 110 km/h
編成定員 393名
車両定員 94名(先頭車両)
102名(中間動力車)
103名(中間付随車)
車両重量 43.5 t(先頭車両・動力車)
38.5 t(付随車)
車体長 20,458 mm (先頭車両)
20,708 mm (中間車両)
車体幅 2,990 mm
車体高 3,820mm
車体 ステンレス鋼
台車 ボルスタレス台車
機関 カミンズ製 QSK19 ディーゼルエンジン
機関出力 580kW / 1機につき
主電動機 かご形三相誘導電動機
・MITRAC DR1500形 (ボンバルディア・トランスポーテーション製)
・(メドコム製)
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
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インドネシア鉄道ME204形気動車(インドネシアてつどうME204がたきどうしゃ、インドネシア語:Kereta Rel diesel INKA seri ME204)は、PT KAI(インドネシア鉄道会社)が2018年から導入している一般型気動車である。

本項では同型車両をベースとしている、フィリピン国鉄8000形・8100形気動車についても記述する。

インドネシアの鉄道車両メーカーであるPT INKAによって製造された、KRDEシリーズの車両である。空港アクセス列車用や急行列車用として設計されており、2020年時点で3編成が営業運転に就いている。1編成はミナンカバウ・エクスプレス用として、他の2編成ではジョグジャカルタ地区の6路線で運行され、ジョグジャカルタ国際空港線およびアディスマルモ国際空港線などで使用される。 3編成の購入契約金額は最大12,906,750 米ドルであった。空港連絡鉄道に運用される他、プランバナン・エクスプレスやソロ・エクスプレスとしても運行される[1]

2019年にアディスマルモ国際空港線が全線開通するための車両増備で4両×4編成が追加で発注され[2]、4両×7編成となった。

2023年3月28日にジョグジャカルタからK1 2 21 01編成がバンドンへ回送され、シャトル列車(KCJBフィーダー列車)の運用に向けて試運転が行われた[3]

基本構造

基本的なデザインは、EA203系電車と同一であり、ヘビをモチーフにした正面デザインとなっている。 多くのUIC (国際鉄道連合) 規格に準拠し、塗料で着色可能なステンレス車体を採用している。

EA203系と同一設計の円錐積層ゴム式ボルスタレス台車が採用された。ディーゼルエンジンで発電された電力で主電動機を動かす電気式気動車である。編成構成は基本的に4両編成となっており、TeC1 (エンジン付き先頭車) - M (電動車) - T (付随車) - TeC2 (エンジン付き先頭車) となっている。 先頭車両(TeC1・TeC2)にそれぞれカミンズ製 QSK19 ディーゼルエンジンを搭載しており、機関出力は580kWとなっている。静止形インバータ(SIV)・主電動機・制御機器などの電装品は、ボンバルディア・トランスポーテーションのMITRAC 1000シリーズを採用している。MITRAC 1000シリーズの制御モジュールは大きく2種類に分けられている。主にVVVFインバータが搭載されたPHボックスと、静止形インバータ(SIV)が搭載されたPAボックスである。主電動機にはMITRAC DR1500が搭載されている。また、先頭車両(TeC1・TeC2)には、カミンズ製エンジンの他にもVEM (Vereinigter Elektro-Maschinenbau) 製 DREBZ 3509-6 型発電機が搭載されており、機関出力 560kVAとなっている。緊急走行時に使用するための充電機能な大型バッテリーを備えており、容量は70 Ah及び、200 Ahとなっている。制動システムには、Knoor-Bremse社のものが採用されており、屋根上にブレーキ抵抗器が設置されている。連結器には、タイトロック式密着自動連結器を使用し、編成間の車両連結には半永久連結器を用いている[1]

座席にはリクライニングシートを採用しており、電子機器を充電するための電源コンセントが備えられている。車内にはトイレが設置されており、真空式となっている。荷物棚は車両のドア近くにそれぞれに設置されている[1]

空調装置には、INKA製のI-Cond AC ACI-4202型(容量 42,000 kcal/時)が設置されている。防犯対策として、車両の内外にセキュリティカメラ(CCTV)が設置されており、運転席から乗務員が監視することが可能となっている。安全装置としてMCB(ミニサーキットブレーカー)とヒューズが装備されている[1]

運転台には、TMSとCCTVを内包するPIS液晶は左側に、列車監視システム (TMS) 表示灯は中央にあり、エンジン制御ユニット (TECU) 液晶は右側に設置されている[1]

一次車(2018年落成車)は、ボンバルディア・トランスポーテーション製のMITRAC DR1000シリーズを採用しているが、二次車(2021年から2023年落成車)は、ポーランドのメドコム社の制御機器を採用している[4]

編成表

ME204形気動車 編成表[5]
車両 1 (TeC1) 2 (M) 3 (T) 4 (TeC2) 所属車両基地[6] 運用路線[6]
搭載機器 DE1 G1 EgGC2 MRf1 VVVF1 VVVF2 SIV1 SIV2 DE1 G1 EgGC2 MRf1
一次車 K1 2 18 01 K1 2 18 02 K1 2 18 03 K1 2 18 04 パタン機関区
(PD)
ミナンカバウ・エクスプレス
K1 2 18 05 K1 2 18 06 K1 2 18 07 K1 2 18 08 ジョグジャカルタ車両基地
(YK)
ジョグジャカルタ国際空港線
アディスマルモ国際空港線
プランバナン・エクスプレス線
K1 2 18 09 K1 2 18 10 K1 2 18 11 K1 2 18 12
二次車 K1 2 21 01 K1 2 21 02 K1 2 21 03 K1 2 21 04 バントン車両基地
(BD)
KCJBフィーダー線
K1 2 23 01 K1 2 23 02 K1 2 23 03 K1 2 23 04
K1 2 23 05 K1 2 23 06 K1 2 23 07 K1 2 23 08
K1 2 23 09 K1 2 23 10 K1 2 23 11 K1 2 23 12

ギャラリー

フィリピン国鉄8000形・8100形気動車

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出典

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