スズキ・GSX-RR

From Wikipedia, the free encyclopedia

内径×行程/圧縮比 __ × __ / __
車両重量 157 kg (346 lb) kg
スズキ・GSX-RR
2017年型GSX-RR
基本情報
エンジン 1,000 cc (61 cu in) cm3 4ストローク
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
車両重量 157 kg (346 lb) kg
      詳細情報
製造国
製造期間 2014年-2022年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム アルミ製ツインフレーム
全長×全幅×全高 2,096 mm (82.5 in) mm × 720 mm (28.3 in) mm × 1,140 mm (44.9 in) mm
ホイールベース 1,457 mm (57.4 in) mm
最低地上高
シート高
燃料供給装置
始動方式
潤滑方式
駆動方式
変速機 6段カセットタイプ
サスペンション
キャスター / トレール
ブレーキ
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代 スズキ・GSV-R
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ドゥカティ・デスモセディチ
ホンダ・RC213V
ヤマハ・YZR-M1
テンプレートを表示

スズキ・GSX-RR(ジーエスエックス - ダブルアール)は、スズキロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するために開発した、1,000 cc (61 cu in)4ストローク並列4気筒エンジンを持つ競技専用オートバイ2012年から開発が行われ、2014年9月30日GSV-Rの後継として正式に発表された。

2020年にはジョアン・ミルが本マシンでMotoGPのシリーズチャンピオンを獲得するなど活躍したが、2022年一杯でスズキがMotoGPから撤退するのに伴い開発・製造が終了した。

開発初期 (2012–2013)

世界的な経済危機を理由に、スズキは2011年シーズンをもってMotoGPでの活動を停止した。しかし、2012年からプロトタイプのテストを各地で行った[1][2]。当初メディアはそのプロトタイプを前作同様にGSV-Rと呼称した。

2013年にランディ・ド・プニエ青木宣篤をテストライダーとして公式テストに参加し始めた。当時のコードネームはXRH-1であった。

デビューレース (2014)

2014年の最終戦、バレンシアグランプリランディ・ド・プニエがワイルドカード参戦する。しかしながら、12周でリタイアとなりレースの半分も走行することは無かった[3]

2015

マーベリック・ビニャーレスのGSX-RR、2015年のカタルーニャグランプリ

2014年9月30日、インターモトにおいてスズキは2015年シーズンにアレイシ・エスパルガロマーベリック・ビニャーレスを起用し、MotoGPクラスに復帰することを発表した[4]。また、プロトタイプがGSX-RRと名付けられたことも発表した。

2015年シーズン開幕前の3月6日、スズキはMotoGPに参戦するチーム名を「チームスズキ・エクスター」と発表した[5]

2015年のインディアナポリスグランプリで、GSX-RRはアクラポビッチ製の新型エキゾーストを装着した。

2016

2月26日、スズキは2016年スペックのGSX-RRを公表した。新型は改良されたエンジンを搭載し、馬力は7 kW (9.4 hp)増加、マニエッティ・マレリ製のECUを搭載する一方、ディメンションは前年型から変更は無かった[6]。チームはまたPTスズキ・インドモービル・モーターの「Satria F150」「Nyalakan Nyali」ブランドのスポンサードを受けることとなった。

前年まで他メーカーに比べて技術的欠点であったギアボックスは完全シームレスシフト化され戦闘力が向上した。ビニャーレスにより第12戦イギリスGPに於いて優勝、3位表彰台3度の好走を見せた。

特徴

開発ライダーの青木宣篤によれば、開発にあたっては初期の頃から一貫して「アクセルの開け始めから中間域の過渡特性を扱いやすくする」ことをテーマとしている。ストレートでのアクセル全開時間はサーキットを一周するうちの約1割に過ぎないことから、それよりはコーナーでライダーが安心してアクセルを開けられるマシンを目指しており、地味な開発を継続して進めてきた[7]

フレームについても「高品質低反発マットのような絶妙なしなり感」を重視している[7]。ちなみに、一時MotoGPで流行した「アルミフレームにカーボンを巻く」スタイルを最初に導入したのも本マシンだが、実は「開発費を抑えるための苦肉の策」であった[7]。ただ結果として最適な剛性バランスが見つかったことから、2020年型ではカーボンは巻かれていない[7]

主要諸元

2015[8] 2016[9]
全長 2,096 mm (82.5 in)
全幅 720 mm (28.3 in)
全高 1,140 mm (44.9 in)
ホイールベース 1,457 mm (57.4 in)
重量 160 kg (353 lb)以上 157 kg (346 lb)以上
エンジン形式 水冷4ストローク,
DOHC 4バルブ, 並列4気筒
排気量 1,000 cc (61 cu in)
最大出力 169キロワット (227 hp)以上 176キロワット (236 hp)以上
最高速 330キロメートル毎時 (205 mph)以上
タンク容量 24 L (5.3 imp gal; 6.3 US gal) 22 L (4.8 imp gal; 5.8 US gal)
フレーム形式 アルミ製ツインスパー
サスペンション 前:テレスコピック・フォーク (オーリンズ)
後:リンクタイプ (オーリンズ)
ブレーキ 前:ダブル カーボンディスク/鋳鉄ディスク (ブレンボ)
後:シングル 鋳鉄ディスク (ブレンボ)
ホイール 前:16.5 インチ
後:16.5 インチ
前:17 インチ
後:17 インチ
タイヤ ブリヂストン ミシュラン

世界選手権 記録

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI