スターミー

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進化体系 1進化ポケモン
進化前 ヒトデマン
進化後 なし
スターミー
全国
ヒトデマン - スターミー(#121) - バリヤード
基礎データ
英語名 Starmie
進化体系 1進化ポケモン
進化前 ヒトデマン
進化後 なし
世代 第1世代
ポケモン学
分類 なぞのポケモン
タイプ みず / エスパー
高さ 1.1m
重さ 80.0kg
特性 はっこう / しぜんかいふく
かくれ特性 アナライズ
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スターミーは、任天堂ゲームフリークによる日本のメディアミックス作品『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の生物(ポケモン)。1996年のコンピュータゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』で初登場し、『Pokémon GO』やポケモンカードゲームなどのゲームや、様々なグッズにも登場している。

スターミーは中央に宝石があり、2つのヒトデが重なったような見た目をしている。ヒトデマン進化した姿であり、みず・エスパータイプに分類される。作中では宇宙からやってきた存在であることが示唆されている。ゲームとアニメの両方でカスミが所有している。2025年のコンピュータゲーム『Pokémon LEGENDS Z-A』では、新たな形態であるメガスターミーが追加された。

スターミーは登場以降、優れた戦闘能力により複数の大会で好成績を収めた。評論家からは、カスミのスターミーとの戦いは、ゲーム中における序盤の難関として機能していると指摘された。一方で、メガスターミーはデザインをめぐって賛否が分かれ、インターネット・ミームとしても扱われるようになった。

紫色のニチリンヒトデ
東京国際映画祭に登場するウルトラマン
ニチリンヒトデ英語版(左)などのヒトデや、日本のヒーローであるウルトラマン(右)は、スターミーのデザインに影響を与えたと考えられている。

スターミーは、10本の腕を備えた紫色のヒトデのようなデザインのポケモンであり[1]、体は星形を2つ重ねたような形をしている[2]。多くのポケモンとは異なり、スターミーには顔がなく[3](p548)、代わりに中央に赤い宝石がある[4][5](p121)。この宝石は七色に光る[6]。スターミーはヒトデマンにアイテム「みずのいし」を使って進化させることで入手できる[7]。色違いのスターミーは体が深い青紫色になり、中央の宝石はセルリアンブルーに、宝石の周辺は赤色に変わる[8]。スターミーは進化前のヒトデマンとともに、作中では宇宙から来た存在であることが示唆されており、夜空に向かって電波を発信する[6]。移動する際は空中に浮いて漂う[9]。スターミーの英語名(Starmie)とヒトデマンの英語名(Staryu)は、「starfish」(ヒトデ)[10]や「star」(星)に「you」と「me」を組み合わせたものだと考えられている[11]。ヒトデマンとスターミーはいずれも性別をもたない[12]。スターミーのデザインは、色彩や多数の腕といった共通点から[1]ニチリンヒトデ英語版がモチーフになっていると推測されている[13](p32)。ライターのスコット・ベアードは『ザ・ゲーマー』の記事で、スターミーの宝石は『ウルトラマン』シリーズに登場するカラータイマーのオマージュである可能性があると推測した。ベアードは、ヒトデマンとスターミーはいずれもダメージを受けると宝石が点滅する描写がカラータイマーのエネルギーが切れる際の描写と類似していることや、アニメ『ポケットモンスター』でスターミーは自身の名前を繰り返すのではなく、唸り声のみでコミュニケーションをとる描写がウルトラマンが戦闘中に唸り声や叫び声のみを発する描写と類似していることを挙げた[14]

2025年のコンピュータゲーム『Pokémon LEGENDS Z-A』では、スターミーが戦闘中に一時的に姿が変わるメガシンカをした形態であるメガスターミーが追加された[2]。メガスターミーの外見はスターミーとほぼ同じで、異なるのは脚の部分が伸びるという点のみである[2]。また、立っている際には腰に手を当てるようなポーズをとる[2]。戦闘では人間のように走り回ったり、ハイキックを繰り出したりする[15]。メガスターミーはスターミーと比較して攻撃力が大きく上昇する[16]。ゲーム内の説明文によると、メガスターミーは人間とコミュニケーションをとろうとしているのか、あるいは人間の代わりになろうとしているのかは明らかにされていない[16]。『Pokémon Champions』では、メガスターミーは物理技の威力を2倍にする特性「ちからもち」を獲得した[15]

登場作品

コンピュータゲーム

スターミーは1996年のコンピュータゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』で初登場した[2]。みず・エスパータイプに分類される[17]。『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のようにスターミーが野生で出現する作品もある[18]。『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』では、スターミーがサニーゴヤドンとにらめっこをしているイベントを見ることができる。プレイヤーは技「くすぐる」を使用できるポケモンを連れていくとスターミーが勝負に負け、代わりに報酬を獲得できる[19]。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では、プレイヤーはフィールド上でスターミーに乗って移動することができる[20]。スターミーは当初『ポケットモンスター ソード・シールド』には登場していなかったが、DLC「鎧の孤島」の配信によって登場するようになった[21]。一方、『Pokémon LEGENDS アルセウス』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』には登場していない[22][23]。スターミーは『Pokémon LEGENDS Z-A』に登場し、新たな形態であるメガスターミーも登場した[16]

『赤・緑』やそのリメイク作品では、スターミーはハナダシティのジムリーダー・カスミが使用しており、カスミの切り札とされている[24][25]。カスミはスターミーとともに、『ポケットモンスター 金・銀』とそのリメイク作品[26]ポケットモンスター クリスタル[26]、『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』にも登場している[27]。スマホゲーム『ポケモンマスターズ EX』では、カスミとスターミーはコンビでプレイアブルキャラクターとして登場する[28][29]

スターミーはスピンオフゲームである『ポケモンスタジアム[2]、『ポケモンスタジアム2[30]、『ポケモンスナップ』と『New ポケモンスナップ[31]、『Pokémon GO』などのゲームにも登場する[8]。『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』ではスターミーを操作するミニゲームが存在する[32]。『はねろ!コイキング』では、プレイヤーはヒールリーグで優勝するとスターミーを模したアイテム「スターミーシャワー」を入手できる[33]。スターミーはポケモンカードゲームにも登場しており[34][35]、スマホゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket』にも登場した[36]。『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』では、プレイヤーはモンスターボールから様々なポケモンを召喚して戦うことができるが、スターミーもその中に含まれる[37]

その他のメディア

アニメ『ポケットモンスター』シリーズでは、スターミーはカスミの手持ちポケモンとして登場している。カスミのスターミーは対戦で敗北することが多く、代わりに移動手段として用いられることもあった[38]。メガスターミーは2025年放送の『ポケットモンスター』第121話で初登場した[39]。このエピソードでは、メガスターミーは「スターミー教官」と呼ばれており、フリードというキャラクターが所持している[40]

『スターミーのクリスマスレース』(文:山本和之、絵:姫野かげまる)は、絵本シリーズ「ポケモンえほん」の1冊である。この絵本は銀河でのスターミーたちのレースを描いている[41]

プロモーション

スターミーは、ぬいぐるみ[42]、フィギュア[43][44]、ステッカー[45]、キーホルダー[46]、クッション[47]、色紙[48]カードスリーブ[49]などのグッズに登場している。ポケモンセンタースタージュエリーとのコラボレーションでは、スターミーのシルエットを含むデザインのアイテムが登場した[50]。2022年7月には豊橋市にスターミーを描いたポケふたが設置された[51]。2016年、『Pokémon GO』の人気を受けて、オークランドを拠点とする宝石店は、ゲーム内でスターミーを捕獲した客に無償で宝石を提供した[52]ウィキリークスは、スターミーの名前を冠したハッキングプログラムがCIAによって開発されたとされる文書を公開した。これは、Samsung Galaxy Tab 2Samsung Galaxy NoteEpic 4G Touchなど、Android 4.0から4.3までのオペレーティングシステムを使用するAndroidデバイスの弱点を突き[53]、個人情報を収集するためにリモートアクセスを行っていたとされる[54]

評価

脚注

外部リンク

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