ドンデコルテ
日本のお笑いコンビ
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ドンデコルテは、吉本興業(東京本社)所属のお笑いコンビ。2019年11月結成。略称は「ドンデコ」「ドンデ」。M-1グランプリ2025準優勝[4][5]。
| ドンデコルテ | |
|---|---|
| メンバー |
小橋共作 渡辺銀次 |
| 結成年 |
2018年(お試しコンビとして)[1][2] 2019年(正式なコンビとして)[3] |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 活動時期 | 2019年11月 - |
| 出身 |
NSC東京校19期(小橋) NSC東京校14期(渡辺) |
| 旧コンビ名 |
news38[1] デビルポメラニアン(小橋)[1] マンキンタン(渡辺) エマ(渡辺)[1] |
| 現在の活動状況 | ライブなど |
| 芸種 | 漫才、コント |
| ネタ作成者 | 渡辺銀次 |
| 同期 |
小橋(NSC東京19期) 世間知らズ 赤嶺総理 ドーナツ・ピーナツなど 渡辺(NSC東京14期) ダイタク スパイク 山添寛(相席スタート)など |
| 公式サイト | 公式プロフィール |
| 受賞歴 | |
| 2026年 第11回上方漫才協会大賞 文芸部門賞 | |
| ドンデコルテ | |
|---|---|
| YouTube | |
| チャンネル | |
| 活動期間 | 2020年3月 - |
| ジャンル | コメディ |
| 登録者数 | 6.64万人 |
| 総再生回数 | 2,671,448回 |
| チャンネル登録者数・総再生回数は 2026年2月26日時点。 | |
メンバー
- 小橋 共作(こばし きょうさく、1989年〈平成元年〉6月17日 - )(36歳)
- ツッコミ担当。立ち位置は向かって左。
- 本名は、小橋川 共作(こばしがわ きょうさく)[6]。沖縄独自の名字だが沖縄感が無く、小橋と名乗っている。
- 身長166 cm、体重58 kg[7]。血液型A型[7]。
- 沖縄県宜野湾市出身[7]。那覇国際高校卒業[8]。英語観光系の専門学校を経て、米軍基地内にあるメリーランド大学グローバル・カレッジ校(UMGC; en:University of Maryland Global Campus)に編入するが、英語コースを修了したのみで正規授業の単位を取らないまま通うのをやめている[9][10]。2026年2月26日、メリーランド大学よりM-1を見たと連絡があり、在学中であることが判明した[11]。
- 姉と兄がいる。実兄は、プロダクション人力舎所属のコンビ「魂ず」のコバシ[注 1]。
- 趣味は、海外ドラマ、筋トレ、お酒[7]。海外ドラマは同じものを繰り返し観賞する。酒はたくさん買って少しずつ飲む傾向がある[12]。また、横浜DeNAベイスターズのファンである[13][14]。
- 特技は、人からあまり嫌われないこと、カエルみたいなあごが出ること[7]。
- モ二[注 2]という名前のモルモットを飼っている。以前「モ」と名付けたハムスターを飼っており、「モから数えて2番目」という理由から「モ二」と名付けた。正しい表記は「も2」と語っているが、モルモットの保険証は「もに」となっている[15]。
- 実父はりゅうせきの重役を務めていたが、48歳で早期退職し、沖縄で初めてセクシー女優を呼んでサイン会を行ったエロ本屋経営者[16]。漫湖のほとりにあったという[16]。
- 渡辺 銀次(わたなべ ぎんじ、1985年〈昭和60年〉8月2日 - )(40歳)
- ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。R-1グランプリ2026第3位。
- 本名は、渡邉 博基(わたなべ ひろき)。2022年1月1日から現芸名を使用している[7][17]。
- 身長171 cm、体重68 kg[7]。血液型A型[7]。
- 山口県周南市出身[7]。山口県立徳山高等学校、東京都立大学人文学部国文学科卒業[18]。銀行員の兄がいる[19]。実家はコメ農家[20]。
- 2016年5月から同期の益田康平(カゲヤマ)の実家(通称「益々荘」)に居住している[21]。
- 趣味・特技はけん玉[7][26]。その他の趣味は読書、日本文学[7]。お笑いで結果が出ない現実から目をそらすために始めたチャーハン作りはM-1グランプリ準優勝後に注目され、「それいけ益々荘」に料理動画をアップしたところ200万回以上再生されている[27]。
- 良く通る声と短髪、目力が特徴的であり、舞台衣装は深い茶色のスーツを着用している。
- 手先が器用。公式YouTubeのロゴを自作したり[28]、靴のリペアを行ったりしている[29]。
- 『M-1グランプリ2025』で準優勝を果たすまで、芸人以外の仕事をせず、親からよく仕送りをもらっていた。渡辺へ渡す仕送りを捻出するために渡辺の親は所有している山を売却したことがある。また、渡辺は自身の実家について「裕福ではありません」と話している[30][31][32][33]。
来歴・概要
デビルポメラニアン解散後、ピンで活動していた小橋がR-1ぐらんぷりでネタ終わりの「どうもありがとうございました」を5回噛み2回戦敗退[34]。芸人を辞めようとしたが、ただ辞める訳にもいかず、小橋が1番面白いと思っていた渡辺にダメ元で声をかけた[34]。
2018年、お試しコンビとしてゆにばーす主催の時事ネタライブ「news38」で披露したネタを試すため「news38」(ニュースサンパチ)としてM-1グランプリに出場[2]。2019年に「ドンデコルテ」に改名し、同年のM-1グランプリで準々決勝へ進出したのをきっかけに、正式にコンビとして活動していくことを発表した[35][34]。渡辺は前コンビまではツッコミ担当だったが、ドンデコルテ結成にあたって小橋の提案によりボケに転向した[36]。
コンビ結成後は、主に神保町よしもと漫才劇場にて活動。
2021年2月に行われたライブ「頂〜鳥〜」にて、1位を獲得[37]。この結果を受け、当時の同劇場のランキングシステム(花鳥風月)の最上位ランク(花クラス)に昇格[38]。
同年11月に行われたバトルライブ「Jimbochoグランプリ」にて、1位を獲得[39]。
また、2022年7月に行われたJimbochoグランプリにて再び1位をコントで獲得[40]。
M-1グランプリでは、2025年大会で決勝に初進出[4]。ファーストステージを4位の真空ジェシカを1点差で上回り3位で通過。最終決戦ではかまいたち・山内健司から1票投じられ、8票獲得したたくろうに敗れ準優勝となった[41]。
YouTubeではネタを数本と靴のリペア、ラジオ(ドンデコルテの公式会談)を公開している。stand.fmにてドンデコルテの公式雑談を毎週土曜日に更新している。両者共に喫煙者であり、小橋がナチュラル・アメリカン・スピリット・ターコイズ、渡辺が主にキャメル・メンソール・ベリーカプセル・ボックス、他には、ピース・ライト・ボックス、Captain Black[42]。
コンビ名の由来
コンビ名は、男性の貴人・高位聖職者に対する尊称「Don」と、襟の大きく開いたデザインの洋服を指すフランス語「Décolleté」を組み合わせた造語[43]。小橋と渡辺の共通の趣味がNetflixなどの配信サイトで海外ドラマを観ることであり、元々の由来はある海外ドラマに出演していた女優の名前である[43]。
2019年に正式にコンビを結成することを決めた際、Netflixなどの配信サイトで海外ドラマを観ることが趣味である2人が偶然同じ海外ドラマを見ており、そこに出演していた女優が綺麗だという話題が挙がった[43]。その女優が「デパルマ」という名前だったことを理由に、コンビ名を「デパルマ」とする[43]。しかし、既に同じ名前の別のコンビがいたことや[44][45]、コンビ名の由来がアメリカの映画監督のブライアン・デ・パルマだと思った人から映画好きのコンビであると勘違いされてしまったことなどを理由に改名[43]。
また、「件の女優を検索すると、ドレス姿の写真が多く出てくる」という理由から、「ドレス」というコンビ名に変えるも、「岩尾望(フットボールアワー)が過去に組んでいたコンビの名前が『ドレス』だった」という指摘を受け、再び改名することになる[43]。
今度は「件の女優はデコルテ[注 3]が綺麗だ」という理由から、コンビ名を「デコルテ」に改名[43]。さらに、正式に吉本興業所属のコンビとして活動を開始するにあたり、小橋から「首領という意味の『ドン』を付けたら強くなりそう」という提案から、現在のコンビ名に至った[43]。
なお、由来となった2つの言葉を並べた際の表記は「Don Décolleté」であるが、2022年3月時点、小橋のnoteのヘッダーでの表記は「Don Decollte」となっている[46]。また、「ドンテコルテ」と誤解されることが度々ある[47]。
エピソード
- お笑いが好きになったきっかけは、小橋は「2005年のM-1グランプリで優勝したブラックマヨネーズを見て、カッコいいと思ったこと」、渡辺は「小さい頃に『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(TBS)に夢中になり、中学生の頃に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)から影響を受けたこと」とそれぞれ話している[48]。
- 渡辺が朝に弱く、小橋が朝に鬼電して起こしていた時期があった[49]。
- M-1グランプリ2025で決勝に初進出した際には、盟友であり尊敬もしているヤーレンズと同じ舞台に立てることが嬉しいと話している[14]。
- 2人とも身体が頑健であり、他の芸人が体調不良になったときの代演が非常に多く、「代演王」を名乗る[14]。
- 小橋は2024年6月に交通事故に遭い、肋骨を7本折る重傷を負うも、完治する前から同年のM-1グランプリに出場し、準決勝の時点でも肋骨が3本折れたままだった[13]。
芸風
主に漫才だが、コントも行っており、ダブルインパクトにも出場している他、キングオブコントでも後述の通り複数回の準々決勝進出経験がある。
漫才は正統派のしゃべくり漫才であり、ネタに入る前に、小橋が空に小橋と書き名乗った後に、渡辺が何かしらの動きと共に名乗り、小橋がそれにツッコむ形のツカミを行うことが多い。
結成初期は小橋の平々凡々とした話に渡辺が強烈な持論を展開していくという構成を得意としていたが、渡辺が神保町よしもと漫才劇場の最年長メンバーとなったことから、「おじさん」キャラを前面に押し出すネタに転換した[50]。2024年夏に朝早い寄席に出演した際、演者も観客もまだ目が覚めきっていなかったため落ち着いたテンションで演じたところ大ウケしたことから独自のスタイルが完成した[51][52]。M-1グランプリ2025では、渡辺が堂々とした態度で情けない主張を語る「演説系漫才」が高く評価された[53]。
出囃子
賞レース等での成績
M-1グランプリ
| 年度 | 結果 | エントリー No. |
会場 | 日程 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年(第14回) | 2回戦進出[2] | 1522 | 【東京】雷5656会館ときわホール | 10月5日 | コンビ「news38」として出場 |
| 2019年(第15回) | 準々決勝進出[3] | 832 | 【東京】NEW PIER HALL | 11月19日 | |
| 2020年(第16回) | 1019 | 11月17日 | |||
| 2021年(第17回) | 378 | 【東京】ルミネtheよしもと | 11月16日 | ||
| 2022年(第18回) | 3回戦進出[3] | 854 | 【東京】よしもと有楽町シアター | 10月31日 | |
| 2023年(第19回) | 847 | 【東京】KANDA SQUARE HALL | 11月6日 | ||
| 2024年(第20回) | 準決勝進出[3] | 2356 | 【東京】NEW PIER HALL | 12月5日 | 敗者復活戦敗退 |
| 2025年(第21回) | 決勝2位[3][5] | 2050 | 【東京】テレビ朝日 | 12月21日 | 決勝キャッチコピー「不惑の主張」
ファーストラウンド3位通過 |
キングオブコント
| 年度 | 結果 | 会場 | 日程 |
|---|---|---|---|
| 2020年(第13回) | 1回戦敗退[55] | 【東京】南大塚ホール | 7月9日 |
| 2021年(第14回) | 準々決勝進出[56] | 【東京】きゅりあん小ホール | 8月13日 |
| 2022年(第15回) | 準々決勝進出[57] | 【東京】なかのZERO 小ホール | 8月17日 |
| 2023年(第16回) | 準々決勝進出[58] | 【東京】渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール | 8月16日 |
| 2024年(第17回) | 1回戦敗退[59] | 【東京】渋谷区文化総合センター大和田 6F伝承ホール | 7月16日 |
| 2025年(第18回) | 準々決勝進出[60] | 【東京】渋谷区文化総合センター大和田 4Fさくらホール | 8月13日 |
ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~
R-1グランプリ
その他
- ツギクル芸人グランプリ2025 - 準決勝進出[75]
- 第11回上方漫才協会大賞 - 文芸部門賞[76]
出演
テレビ
- ネタパレ(フジテレビ、2021年1月22日[77])
- ウチのガヤがすみません!(日本テレビ、2021年5月18日[78])
- そろそろにちようチャップリン(テレビ東京、2021年9月4日[79])
- THE CONTEへの道(フジテレビ、2022年8月6日[80]、2023年1月28日[81])
- 競輪LIVE!チャリロトよしもと(BSよしもと、2022年10月10日[82] [83] - 2024年9月) - 月曜週替わりレギュラー ※渡辺のみ
- イワクラせいや警備保障(テレビ朝日、2024年4月3日 ※渡辺のみ)
- フットンダ王決定戦2026(中京テレビ、2026年1月1日[84])
- 新春!爆笑ヒットパレード2026(フジテレビ系、2026年1月1日[85])
- 有吉の壁 (日本テレビ、2026年2月25日- ) 不定期
ラジオ
CM
単独ライブ
- 2022年1月28日 - ドンデコルテ初単独ライブ「ひきちぎる」(神保町よしもと漫才劇場)
- 2022年6月24日 - ドンデコルテ第二回単独ライブ「ふりたてる」(同上)
- 2023年1月27日 - ドンデコルテ第三回単独ライブ「みせつける」(同上)
- 2023年6月11日 - ドンデコルテ第四回単独ライブ「よみがえる」(同上)
- 2024年1月19日 - ドンデコルテ第五回単独ライブ「いつくしむ」(同上)
- 2024年6月14日 - ドンデコルテ第六回単独ライブ「むしりとる」(同上)
- 2025年1月19日 - ドンデコルテ第七回単独ライブ「なりかわる」(同上)
- 2025年6月30日 - ドンデコルテ第八回単独ライブ「やぶれさる」(渋谷よしもと漫才劇場)
- 2026年1月24日 - ドンデコルテ第九回単独ライブ「こびりつく」(同上)