ナムラクレア

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欧字表記 Namura Clair[1]
香港表記 奈村佳盈
性別 [1]
ナムラクレア
2022年桜花賞
欧字表記 Namura Clair[1]
香港表記 奈村佳盈
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 青鹿毛[1]
生誕 2019年3月30日(7歳)[1]
抹消日 2026年4月4日
ミッキーアイル[1]
サンクイーンII[1]
母の父 Storm Cat[1]
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[1]
生産者 谷川牧場[1]
馬主 奈村睦弘[1]
調教師 長谷川浩大栗東[1]
競走成績
生涯成績 25戦6勝[1]
獲得賞金 7億3282万2000円[1]
勝ち鞍
GII阪神C2024年
GIII小倉2歳S2021年
GIII函館スプリントS2022年
GIIIシルクロードS2023年
GIIIキーンランドC2023年
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ナムラクレア(欧字名:Namura Clair2019年3月30日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2021年小倉2歳ステークス2022年函館スプリントステークス2023年シルクロードステークスキーンランドカップ2024年阪神カップ

GIは未勝利であるものの、高松宮記念で3年連続2着、スプリンターズステークスで3年連続3着の記録を持つ。

馬名の意味は、冠名女性名

2歳(2021年)

8月1日新潟の2歳新馬戦(芝1600m)で鮫島克駿を背にデビュー。道中好位の3番手で追走するもボンクラージュの逃げに屈し3着となる。

8月14日のフェニックス賞では3番手でレースを進めると最後の直線で逃げ粘るテイエムスパーダをゴール前でかわして初勝利を挙げる[2]

9月5日の小倉2歳ステークスでは当初騎乗予定だった和田竜二騎手が前日の札幌2歳ステークスで負傷して騎乗不可能となったため、急遽浜中俊騎手が騎乗した。道中中団で待機すると直線で大外から鋭く脚を伸ばし、最後はスリーパーダに2馬身差をつけ重賞初制覇を果たした[3]。11月6日に行われたファンタジーステークスでは好位追走からしぶとく脚を伸ばすも最後の直線ではウォーターナビレラとの激しい追い比べの末2着となる[4]。年末の2歳GI阪神ジュベナイルフィリーズでは、5着に敗れた。

3歳(2022年)

3歳初戦として、フィリーズレビューに出走。単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推された。レースでは、中団の馬混みの中でレースを進め、4角でうまく外に出して直線もしっかり伸びたものの、アタマ差でサブライムアンセムの2着に敗れた[5]

4月10日に行われた桜花賞に出走。レースではスタートを決めて、好位のインから。最後の直線では、坂の途中で抜け出していたウォーターナビレラに並びかけたが、そこからは少しずつ離された。結果はスターズオンアースの3着。鞍上の浜中俊は「位置をとって、我慢するやりたい競馬はできました。一瞬やったと思いましたが、ベストはもっと短い距離ですね」とコメントした[6]

続いて6月の函館スプリントステークスに出走。継続騎乗となった浜中俊騎手は、負担重量50kgも味方して1番人気の支持に応え、1分7秒2の好タイムを叩き出して本レースを制覇した[7]

この後、重賞連勝を狙って8月の北九州記念に1番人気で出走。中団追走から直線で馬群を割って伸びてきたが勝ち馬から1馬身1/4+クビ差及ばず3着となる[8]。10月2日に行われたスプリンターズステークスでは中団で脚を溜めるも終始外を回される展開となってしまい5着に敗れる[9]

4歳(2023年)

1月29日に中京競馬場で行われたシルクロードステークスより始動。直線内目を突いて鋭く脚を伸ばし、外から追い上げてくるファストフォースとの追い比べをアタマ差で制して重賞3勝目を飾った[10][11][12]

3月26日に中京競馬場で行われる高松宮記念に出走[13]。不良馬場ながらもファストフォースを追い詰めたが、わずかに1馬身届かず2着[14]となったが、浜中俊騎手はファストフォースの鞍上の団野大成騎手に「大成、おめでとう!!」と声をかけた。高松宮記念の次にヴィクトリアマイルへ出走したが、直前の雨の影響もあり8着に終わった[15]

3が月の休養を挟んで、8月27日のキーンランドカップに1番人気で出走。中団追走から3コーナー過ぎでポジションを上げると最後の直線で外から各馬をまとめて差し切り重賞4勝目を挙げる[16]。10月1日に行われたスプリンターズステークスでは最内の1番枠から好位集団でレースを進め、3~4コーナーで外へ持ち出して脚を伸ばすも勝ち馬ママコチャから1馬身差の3着に敗れた[17]

5歳(2024年)

始動戦となった2月17日の京都牝馬ステークスでは道中後方で脚を溜め、最後の直線で外から強襲してきたが勝ち馬ソーダズリングにクビ差及ばず2着に敗れる[18]。通算7度目のGIに挑んだ3月24日の高松宮記念ではマッドクールのアタマ差に敗れ2年連続の2着となった。休養を挟み、8月25日のキーンランドカップでは好位の5番手でレースを進め、最後の直線で馬場のインから追い上げるも伸びあぐねて5着に敗退した[19]。9月29日のスプリンターズステークスでは浜中俊が騎乗停止中のため横山武史が騎乗し、メンバー最速の上がり3ハロン33秒2という末脚で猛追したが、2年連続の3着となった[20]。12月の阪神カップではクリストフ・ルメールを新たに迎え入れ見事勝利して重賞5勝目を飾った。

6歳(2025年)

1番人気に支持され、この日が誕生日だった3月30日の高松宮記念ではサトノレーヴに届かず3年連続の2着となった。6月14日の函館スプリントステークスでは出遅れて後方を追走するが、道中ミリアッドラヴの故障による落馬の影響を受けてしまい8着という結果に終わる[21]。GI通算10回目、4年連続の出走となるスプリンターズステークスではサトノレーヴの台頭により人気を落としたが、前を捉えることは叶わなかったものの上がり3ハロン32秒7となる最速の脚を使いサトノレーヴを交わし3着に滑り込んだ[22]

そして、12月27日に行われる阪神カップに出走させた後は、2026年の高松宮記念をもって引退する方針を明らかにした[23]

連覇に挑んだ阪神カップでは中団から馬群を割って先頭に立つも、外のルガルに差し返されて鼻差2着となり牝馬初となる5年連続重賞制覇はならなかった[24]

7歳(2026年)

ラストランとなった3月29日の高松宮記念では1年半ぶりの浜中俊とコンビを組み2番人気で出走[25]。道中後方追走から最後の直線で進路が開かず、外へ持ち出して懸命に追い上げてくるも6着に終わった。騎乗した浜中俊は「きっちりと仕上げてくれて、いい状態で臨めたと思います。最後の手綱を任されて勝利に導きたかったのですが、そうならなかったことは申し訳ないです。ここまでこの馬とたくさんコンビを組めたことは、自分の財産です。クレアにはここまでお疲れさまでしたと言ってあげたいです」とコメントした[26]。4月4日付けでJRAの競走馬登録を抹消され、生まれ故郷の谷川牧場で繁殖牝馬となる[27][28]。なお、繁殖牝馬としての初年度はイクイノックスと配合を予定しているという[29]

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[30]およびnetkeiba.com[31]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2021.8.1 新潟 2歳新馬 芝1600m(良) 17 2 3 13.1(5人) 3着 1:36.1(34.4) 0.7 鮫島克駿 54 ボンクラージュ 464
8.14 小倉 フェニックス賞 OP 芝1200m(不) 10 5 5 4.1(2人) 1着 1:10.8(36.4) -0.1 松山弘平 54 テイエムスパーダ 454
9.5 小倉 小倉2歳S GIII 芝1200m(良) 10 8 9 6.4(4人) 1着 1:07.9(33.9) -0.4 浜中俊 54 (スリーパーダ) 458
11.6 阪神 ファンタジーS GIII 芝1400m(良) 10 2 2 2.5(1人) 2着 1:21.2(34.6) 0.1 浜中俊 54 ウォーターナビレラ 460
12.12 阪神 阪神JF GI 芝1600m(良) 18 1 1 11.9(6人) 5着 1:34.3(34.1) 0.5 浜中俊 54 サークルオブライフ 454
2022.3.13 阪神 フィリーズR GII 芝1400m(良) 15 2 2 1.7(1人) 2着 1:19.9(34.4) 0.0 浜中俊 54 サブライムアンセム 466
4.10 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 1 1 14.5(7人) 3着 1:33.0(33.9) 0.1 浜中俊 55 スターズオンアース 462
6.12 函館 函館スプリントS GIII 芝1200m(良) 16 4 7 2.1(1人) 1着 1:07.2(34.1) -0.4 浜中俊 50 (ジュビリーヘッド) 462
8.21 小倉 北九州記念 GIII 芝1200m(良) 18 8 16 2.1(1人) 3着 1:07.1(33.6) 0.2 浜中俊 53 ボンボヤージ 470
10.2 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 5 9 2.9(2人) 5着 1:08.0(34.5) 0.2 浜中俊 53 ジャンダルム 466
2023.1.29 中京 シルクロードS GIII 芝1200m(良) 15 2 2 4.8(2人) 1着 1:07.3(32.9) 0.0 浜中俊 56.5 ファストフォース 472
3.26 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(不) 18 7 15 5.4(2人) 2着 1:11.6(35.4) 0.1 浜中俊 56 ファストフォース 466
5.14 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 16 6 12 15.7(5人) 8着 1:32.9(33.9) 0.7 浜中俊 56 ソングライン 468
8.27 札幌 キーンランドC GIII 芝1200m(重) 16 7 14 2.4(1人) 1着 1:09.9(35.2) -0.2 浜中俊 55 (シナモンスティック) 468
10.1 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 1 1 2.9(1人) 3着 1:08.2(34.4) 0.2 浜中俊 56 ママコチャ 468
2024.2.17 京都 京都牝馬S GIII 芝1400m(良) 18 6 12 2.8(1人) 2着 1:20.3(33.6) 0.0 浜中俊 56 ソーダズリング 478
3.24 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(重) 18 2 3 5.4(2人) 2着 1:08.9(33.2) 0.0 浜中俊 56 マッドクール 470
8.25 札幌 キーンランドC GIII 芝1200m(良) 16 1 2 2.2(1人) 5着 1:08.3(34.2) 0.4 浜中俊 55 サトノレーヴ 476
9.29 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 3 5 8.2(4人) 3着 1:07.1(33.2) 0.1 横山武史 56 ルガル 472
12.21 京都 阪神C GII 芝1400m(良) 18 8 16 3.7(1人) 1着 1:20.1(33.3) -0.1 C.ルメール 56 (マッドクール) 480
2025.3.30 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 7 14 3.5(1人) 2着 1:08.0(33.3) 0.1 C.ルメール 56 サトノレーヴ 480
6.14 函館 函館スプリントS GIII 芝1200m(良) 16 4 7 1.7(1人) 8着 1:07.2(33.3) 0.6 C.ルメール 57 カピリナ 478
9.28 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 3 6 5.7(2人) 3着 1:07.2(32.7) 0.3 C.ルメール 56 ウインカーネリアン 478
12.27 阪神 阪神C GII 芝1400m(良) 16 6 12 1.9(1人) 2着 1:19.0(33.2) 0.0 C.ルメール 56 ルガル 484
2026.3.29 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 7 13 4.0(2人) 6着 1:07.1(32.7) 0.8 浜中俊 56 サトノレーヴ 476

血統表

脚注

関連項目

外部リンク

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