ニューなのはな

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国鉄485系電車 > ニューなのはな
改造所 東急車輌製造[1][2]
郡山工場施工名義[3]
改造年 1997年平成9年)12月20日
運用開始 1998年(平成10年)2月1日[4]
485系「ニューなのはな」
485系「ニューなのはな」
(2003年7月13日 立川駅
基本情報
運用者 東日本旅客鉄道
改造所 東急車輌製造[1][2]
郡山工場施工名義[3]
改造年 1997年平成9年)12月20日
運用開始 1998年(平成10年)2月1日[4]
運用終了 2016年(平成28年)8月21日
廃車 2016年(平成28年)9月26日
投入先 幕張車両センター
主要諸元
編成 6両編成
軌間 1,067 mm狭軌
電気方式 直流1,500 V
交流20,000 V(50 ・60 Hz
最高運転速度 120 km/h
編成定員 お座敷時:204人
クロスシート時:312人
車両定員 お座敷時:28 - 44人
クロスシート時:40 - 56人
車両重量 41.0 - 44.2 t 
編成重量 261.0 t
全長 先頭車 21,500 mm
中間車 20,500 mm
全幅 2,940 mm
全高 4,070 mm
パンタグラフ折りたたみ高さ 3,980 mm
車体 耐候性鋼板
台車 ペデスタル方式空気ばね台車
DT32E形・TR69H形
主電動機 直流直巻電動機 MT54D形
主電動機出力 120 kW × 4
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 22:77 (1:3.50)
定格速度 72.0 km/h (全界磁)・116.0 km/h (40 %界磁)
制御方式 抵抗制御・直並列組合せ・弱め界磁
制御装置 CS15F形主制御器
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
勾配抑速ブレーキ
保安装置 ATS-PATS-SN
備考 交友社『鉄道ファン』1998年4月号新車ガイド出典
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ニューなのはなは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が1997年平成9年)から2016年(平成28年)まで保有していた鉄道車両電車)で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。

JR東日本千葉支社では、国鉄時代の1986年よりお座敷電車「なのはな」を保有し、団体輸送に使用されてきた。しかし、老朽化に加えて直流電車であったことから交流電化区間への乗り入れが出来ず、運用に制約があった。

このため「なのはな」代替と同時にサービスレベルの向上を主眼として開発された車両である。

車両

いずれの車両も485系電車からの改造で、東急車輌製造で造られたが、郡山工場(現・郡山総合車両センター。1997年〈平成9年〉12月20日[3])施工名義となっている[3]。先頭車がクロ484形とクロ485形、中間車はモロ484形とモロ485形で、各車両の番号は「リゾートエクスプレスゆう」・「」・「」の続番とされた。

形式はグリーン車であるが、後述する座席仕様での運用も可能でありこの場合は普通車扱いとなる。

車体は「華」同様の丸味を帯びた車体を新造し、機器類は種車からそのまま流用。車体断面もほぼ「華」と同じ車両限界とし、PS26-1形パンタグラフ搭載部分の低屋根化が行われているため中央東線への入線も可能である。また信越本線横川 - 軽井沢間(碓氷峠)通過対策(通称:横軽対策)は、同区間廃止後に落成したことから未施工となったほか、方向幕を側面に搭載する。

正面は「華」同様に緩やかな半径の曲面ガラス1枚構造であるが、本車両では乗務員室直後を出入台(デッキ)とし、展望サロンも未設置。塗装デザインは車体の上半分が緑系統・下半分が青系統色、緑と青の境界には白い細帯が入るほか、正面窓周りは黄色とした。

ニューなのはな 編成
号車 1 2 3 4 5 6
車番 クロ484-5 モロ484-9 モロ485-7 モロ484-8 モロ485-6 クロ485-3
種車 サロ481-1506 モハ484-1076 クモハ485-1009 モハ484-1017 クモハ485-1001 サロ481-1007
定員 座席48・座敷32 座席56・座敷28 座席56・座敷40 座席40・座敷28 座席64・座敷44 座席48・座敷32

客室

車内板状荷物棚折りたたみ可能 座席背もたれは前後に分割可能
車内
板状荷物棚折りたたみ可能
座席
背もたれは前後に分割可能

本車両の最大の特徴は、団体の人数・目的や嗜好に応じて座敷と座席の仕様変換が可能な座席構造とした点である。

座席仕様の場合は固定クロスシート(ボックスシート)となるが、座敷として使用する場合はクロスシートの背もたれを分割して倒すことで面が現れる。中央通路はそのままテーブルをセットすることで、深さ380mm掘り炬燵構造となる。また、荷物棚は座席使用時を基準に設置高さが決められたため座敷利用時には折りたたまれる。

各車両には通信カラオケ冷蔵庫が設置されているが、これは座席・座敷のどちらでも使用可能とした。

2号車・4号車はパンタグラフを搭載する直下区画が低屋根構造のため座敷にした場合に充分な天井高さが確保できないことから、2号車が固定クロスシート16席分・多目的室、4号車がミーティングルームとした。

1号車・3号車・6号車に循環式の洋式トイレ・洗面所・自動販売機[5]を、4号車にテレホンカード公衆電話を1台設置する。

運用

脚注

参考文献

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