リゾートビューふるさと

東日本旅客鉄道が運行している観光列車 From Wikipedia, the free encyclopedia

リゾートビューふるさとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行する「のってたのしい列車」用の鉄道車両気動車)である[1]

現況 運行中
地域 長野県
概要 リゾートビューふるさと ナイトビュー姨捨, 概要 ...
リゾートビューふるさと
ナイトビュー姨捨
リゾートビューふるさと(2023年9月)
リゾートビューふるさと(2023年9月)
概要
日本の旗 日本
種類 快速列車
現況 運行中
地域 長野県
運行開始 2010年10月2日(リゾートビューふるさと)
2012年4月20日(ナイトビュー姨捨)
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
平均乗客数 9駅(リゾートビューふるさと)
3駅(ナイトビュー姨捨)
路線
起点 長野駅
終点 南小谷駅(リゾートビューふるさと)
姨捨駅(ナイトビュー姨捨)
列車番号 8230D・8361D〜8362D・8231D(リゾートビューふるさと)
8232D〜8233D(ナイトビュー姨捨)
使用路線 信越本線篠ノ井線大糸線(リゾートビューふるさと)
信越本線・篠ノ井線(ナイトビュー姨捨)
車内サービス
クラス 普通車
座席 全車指定席
展望 姨捨駅及び付近での夜景満喫(ナイトビュー姨捨)
技術
車両 HB-E300系気動車長野総合車両センター
軌間 1,067 mm
電化 直流1,500 V
備考
臨時列車扱い
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本項では、同一の車両を用いて運転される「ナイトビュー姨捨」(ナイトビューおばすて:長野駅 - 姨捨駅)についても記述する。

概要

2009年2月3日に、大糸線を主とした信州エリアへの新型リゾートトレインの導入を発表し[2]2010年4月23日には、導入予定の新型リゾートトレインの愛称を「リゾートビューふるさと」に決定したことを発表した[3]。同年10月2日に、信州デスティネーションキャンペーンに合わせて運行を開始した[4]

キャッチコピーは「ゆとりとおもてなしのリゾートトレイン」。愛称の「リゾートビューふるさと」は、列車が運行する沿線の山々、川や湖、空、里山など、日本の「ふるさと」を思い起こさせる美しい風景と、多くの人々の出会いがつながる旅を創り出せる列車をイメージして名付けられた。

運行概況

主に土休日や多客期を中心に1往復の運行が設定されている。

日本三大車窓として知られる篠ノ井線稲荷山駅 - 姨捨駅間や大糸線の一部区間では徐行運転を行う。往路の稲尾駅および海ノ口駅では運転停車もし、車内から木崎湖を眺めることができる。また往路では穂高駅に約30分間停車し、停車時間中に穂高神社を参拝することが可能で、参拝希望者のために列車の到着にあわせて同神社の巫女が出迎え、案内を行う。

同列車には「リゾートアテンダント」と呼ばれる客室乗務員が乗務し、観光案内や車内販売等を行っている。

ナイトビュー姨捨は、2015年7月27日に「日本夜景遺産(施設型夜景遺産)」に認定された[5][6][7]。鉄道での認定は静岡県の岳南電車に続き2例目となっている。

リゾートビューふるさと

停車駅

長野駅 - 篠ノ井駅 - 姨捨駅 - 松本駅 - 穂高駅 - 信濃松川駅[8] - 信濃大町駅 - 白馬駅 - 南小谷駅

  • 2017年度運転分から停車駅が変更され、篠ノ井駅は停車、海ノ口駅は通過となった[9]
  • 往路は、姨捨駅で13分、松本駅で14分、穂高駅で31分、復路は、信濃大町駅で5分の停車時間が設けられている。
  • 松本駅で進行方向が変わる。

ナイトビュー姨捨

停車駅

長野駅 - 篠ノ井駅 - 姨捨駅

車内サービス

  • 事前にJRE MALLオーダーで予約することで車内でもらえる受取限定弁当がある。往路[注釈 1]では、合同会社安曇野ブルワリーと連携した「『リゾートビューふるさと』限定ランチ」を、穂高駅前の安曇野ブルワリ―店舗内で受け取ることができる。なお、弁当は他列車や駅構内等での受け取りはできず、乗車を申し込んだ列車内でしか受け取ることはできない[10]
  • 往路では、土・休日を中心に「車内でのおもてなしイベント」として、地元自治体関係者や有志などが、地元に伝わる民話の語りや郷土芸能を披露するイベントがあり、この模様は車内モニターでも流される[11]

特別企画での運用

2010年平成22年)11月6日 - 7日運行[12]。「へぎそばの里越後十日町地そばまつり」開催に合わせて設定。北しなの線及び飯山線へは11月6日の運行で初入線。
  • スノーエクスプレス十日町号(長野駅 - 十日町駅)
2011年(平成23年)2月18日 - 20日、2012年2月17日 - 19日、2013年2月16日 - 17日、2014年2月15日 - 16日、2015年2月21日 - 22日、2017年2月18日及び19日運行[13][14][15][16][17][18]。「十日町雪まつり」開催に合わせて設定。
  • リゾートビュー越後妻有(新潟駅 - 十日町駅)
2011年(平成23年)5月13日 - 15日、6月17日 - 19日、7月16日 - 18日、8月19日 - 21日、9月17日 - 19日、10月14日 - 16日、11月18日 - 20日、2012年5月18日 - 20日及び6月15日 - 17日運行[19][20][21]。十日町駅以北の飯山線、上越線及び信越本線へは2011年5月13日の運行で初入線。
2012年(平成24年)4月14日 - 15日、11月17日及び18日運行[22]越後川口駅以南の上越線及びほくほく線へは4月14日の運行で初入線。
  • リゾートビュー妻有紅葉号(新潟駅 - 十日町駅)
2012年(平成24年)10月19日 - 20日運行[23]
  • リゾートビュー収穫祭号(新潟駅 - 六日町駅 - 十日町駅〘北越急行〙)
2012年(平成24年)10月21日運行[24]
  • リゾートビュー信州(茅野駅 - 長野駅)
2012年(平成24年)12月15日 - 16日、2013年1月19日及び20日運行[25]松本駅以南の篠ノ井線及び中央本線へは2012年12月15日の運行で初入線。
2013年(平成25年)9月29日運行。前日からのツアーの一環で、団体専用列車として運転された。しなの鉄道線へは初入線。
2013年(平成25年)10月19日及び20日運行[26]。豊野駅以北のしなの鉄道線及び妙高はねうまラインへは10月19日の運行で初入線。
  • 安曇野イルミネーション(茅野駅 - 豊科駅
2013年(平成25年)12月13日 - 14日、2014年12月19日 - 20日、2015年12月19日及び2016年12月18日運行[27][28][29][30]
  • リゾートビュー諏訪湖(長野駅 - 茅野駅)
2013年(平成25年)12月15日、2014年1月18日 - 19日、2015年1月17日 - 18日、2016年1月16日 - 17日、2017年1月14日及び15日運行[31][32][33][34]
  • リゾートビュー八ヶ岳(松本駅 - 中込駅
2014年(平成26年)10月18日 - 19日、2015年5月16日 - 17日、6月20日 - 21日、7月18日10月17日 - 18日、2016年5月21日 - 22日、7月2日11月5日 - 6日、2017年5月20日 - 21日、6月17日及び6月18日運行[35][36][37][38][39][40][41]。上田駅以南のしなの鉄道線及び小海線へは2014年10月18日の運行で初入線。
  • 十日町そば祭り号(長野駅 - 十日町駅)
2014年(平成26年)11月1日 - 2日、2015年10月31日 - 11月1日、2016年10月22日 - 23日、2017年10月21日 - 22日、2018年10月20日及び21日運行[42][43][44][45][46]。「へぎそばの里越後十日町地そばまつり」開催に合わせて設定。2010年に運行されたものと、列車名が僅かに異なっている。
  • リゾート高遠さくら祭り(長野駅 - 茅野駅)
2015年(平成27年)4月18日 - 23日運行[47]。「高遠さくら祭り」開催に合わせて設定。
2015年(平成27年)11月29日運行[48]。列車名の通り、小海線全線開通80周年を記念して設定。キハE200形1両を連結して3両編成で運転された。中込駅以南の小海線へは初入線。
2015年(平成27年)12月20日及び2016年12月17日運行[49][50]
2016年(平成28年)6月11日運行[51]。列車名の通り、辰野駅開業110周年を記念して設定。辰野支線へは初入線。
  • リゾートビューこうみ(小諸駅 - 小淵沢駅)
2016年(平成28年)7月16日 - 18日運行[52]
  • リゾートビューいいやま(長野駅 - 十日町駅)
2016年(平成28年)8月27日及び28日運行[53]
  • リゾートビューびすとろ(長野駅 - 南小谷駅
2018年(平成30年)7月7日8月25日9月22日、2019年5月25日6月22日7月27日8月31日及び9月21日運行[54]。「信州デスティネーションキャンペーン」の特別企画で、団体専用列車として運転された。
  • 越後紅葉ライトアップ号(新潟駅 - 柏崎駅
2018年(平成30年)11月10日及び11日運行[55]宮内駅以南の信越本線へは11月10日の運行で初入線。
2019年令和元年)9月1日及び9月22日運行[56]。「『リゾートビューふるさと』で行く地酒呑みくらべと大町散策」ツアーの一環で、団体専用列車として運転された。
  • リゾートビュー諏訪湖(長野駅 - 富士見駅
2021年(令和3年)10月9日より、毎月土休日に1日 - 2日程度運行されている[57][58][59][60][61][62][63][64][65][66][67][68][69][70][71][72]。2013年 - 2016年に運行されたものと列車名は同じであるが、運転区間が異なっている。
  • 大糸線全通65周年号(松本駅 - 南小谷駅)
2022年(令和4年)8月20日及び21日運行[73]。列車名の通り、大糸線全通65周年を記念して設定。
  • リゾートビューふるさと大糸線ツアー(長野駅 - 南小谷駅)
2022年(令和4年)11月26日運行[74]。「大糸線全線開通65周年記念『えちごトキめきリゾート雪月花』JR大糸線乗り入れ!2つのリゾート列車でつながる紅葉渓谷美『秋彩・大糸線の旅』」ツアーの一環で、えちごトキめき鉄道JR西日本金沢支社及びJR東日本長野支社の共同主催で、団体専用列車として運転された。
  • 愛犬と信州・北アルプスを満喫する旅(長野駅→松本駅・明科駅→長野駅)
2023年(令和5年)10月25日運行[75]。長野支社・JR東日本びゅうツーリズム&セールスの共同主催で、団体専用列車として運転された。ペットカートで直接乗車できるほか、車内ではをケースから出せるサービスが行われた。
  • 長野駅開業135周年記念号(長野駅 - 南小谷駅)
2023年(令和5年)10月14日運行[76]。列車名の通り、長野駅開業135周年を記念して設定。
2023年(令和5年)12月15日運行[77]。往路では、塩尻駅構内の貨物ヤードである塩尻大門、南松本駅側線に入線し、復路では、岡谷駅側線及び塩尻大門に入線した。
  • アラカルトトレイン大糸(松本駅 - 信濃大町駅)
2023年(令和5年)12月15日運行[78]。往路では、有明駅側線に入線し、復路では、一日市場駅副本線及び通常はリゾートビューふるさとが停車しない島内駅北松本駅に停車した。
  • リゾートビューふるさと入換列車乗車体験ツアー(松本駅4番線→北引上線電留線→松本駅6番線・松本駅4番線→松本方本線→松本駅2番線→松本方本線→松本駅1番線)
2023年(令和5年)12月15日運行[79]。前述の「アラカルトトレイン中央」「アラカルトトレイン大糸」運転に合わせ、団体専用列車として運転された。
  • リゾートビュー八ヶ岳(長野駅 - 小淵沢駅)
2024年(令和6年)8月18日より、毎年8月頃に運転されている[80][81]。2014年 - 2017年に運行されたものと列車名は同じであるが、運転区間が異なっている。
  • RV(リゾートビュー)すわ湖鉄道フェスタ(長野駅 - 茅野駅)
2024年(令和6年)11月2日運行[82]。列車名の通り、「すわ湖鉄道フェスタ」開催に合わせて設定。
  • RV(リゾートビュー)下諏訪三角八丁(長野駅 - 下諏訪駅)
2024年(令和6年)10月26日より、毎年10月頃に運行されている[83][84]
  • リゾートビューしらかば(長野駅 - 富士見駅)
2024年(令和6年)12月21日運行[85]。富士見駅開業120周年記念で設定。
  • 団体臨時列車「リゾートビュー奥久慈号」で行く!大子町体験ツアー(水戸駅 - 常陸大子駅
2024年(令和6年)12月7日及び8日運行[86]。水郡線全線開通90周年を記念し、水戸支社主催で団体専用列車として運転された。
  • リゾートビュー諏訪・飯山号(上諏訪駅→長野駅→飯山駅)
2025年(令和7年)6月6日運行。団体専用列車として運転された。
  • ナイトビュー姨捨(更級の月)(長野駅 - 姨捨駅)
2025年(令和7年)7月19日8月24日及び9月13日運行[87]。普段運行されているものと、列車名が僅かに異なっている。
  • 南小谷駅開業90周年号(長野駅 - 南小谷駅)
2025年(令和7年)11月29日運行[88]。列車名の通り、南小谷駅開業90周年を記念して設定。
  • 安曇野 神竹灯号(長野駅→穂高駅)
2025年12月6日及び12月13日運行。団体専用列車として運転。

使用車両

HB-E300系気動車2両(長野総合車両センター所属)が使用されている。

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南小谷・長野
松本
号車 1 2
車番 HB-E301-1 HB-E302-1
座席定員 44人 34人
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2020年10月12日から2022年12月25日まで長野県PRキャラクター「アルクマ」登場10周年を記念したラッピングを施して運用していた。アルクマラッピング終了と同時にロゴマークも剥がされたが、2024年1月に再び貼り直されている。

1号車11D席にはラッピング開始時から現在まで、常時アルクマの特大ぬいぐるみが設置されている。

沿革

脚注

外部リンク

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