マックス・フリード

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生年月日 (1994-01-18) 1994年1月18日(31歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
190 lb =約86.2 kg
マックス・フリード
Max Fried
ニューヨーク・ヤンキース #54
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2025年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンタモニカ
生年月日 (1994-01-18) 1994年1月18日(31歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト1巡目
初出場 2017年8月8日
年俸 $14,500,000(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マックス・ドリアン・フリードMax Dorian Fried,[注釈 1] 1994年1月18日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカ出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBニューヨーク・ヤンキース所属。

メディアによっては「フライド」と表記されることもある。

プロ入り前

ハーバード・ウェストレイク・スクール英語版時代は、チームメイトにルーカス・ジオリトジャック・フラハーティがいた。

プロ入りとパドレス傘下時代

2012年MLBドラフト1巡目(全体7位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。この年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレスでプロデビュー。10試合(先発9試合)に登板して0勝1敗、防御率3.57、17奪三振の成績を記録した。

2013年はA級フォートウェイン・ティンキャップス英語版でプレーし、23試合に先発登板して6勝7敗、防御率3.49、100奪三振の成績を記録した。

2014年はルーキー級アリゾナリーグ・パドレスとA級フォートウェインでプレーし、2球団合計で5試合に先発登板して0勝1敗、防御率5.06、10奪三振の成績を記録した。8月にはトミー・ジョン手術を受けている[3]

ブレーブス時代

アトランタ・ブレーブス時代
(2024年3月30日)

2014年12月19日にジャスティン・アップトンアーロン・ノースクラフトとのトレードで、ジェイス・ピーターソンマレックス・スミスダスティン・ピーターソン英語版と共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[4]

2015年は前年の手術のリハビリで全休した。

2016年は傘下のA級ローム・ブレーブス英語版でプレーし、21試合(先発20試合)に登板して8勝7敗、防御率3.93の成績を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[5]

2017年はマイナーではAA級ミシシッピ・ブレーブスとAAA級グウィネット・ブレーブスでプレーし、21試合(先発20試合)に登板して8勝7敗、防御率3.93、91奪三振の成績を記録した。8月5日にメジャー初昇格を果たし[6]、8日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビュー[7]。この年メジャーでは9試合(先発4試合)に登板して1勝1敗、防御率3.81、22奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは83位、ブレーブスの組織内では7位にランクインした[8][9]

2019年は開幕時はブルペンで待機していたが、後に先発ローテーションに異動した[10][11][12]。5月7日のロサンゼルス・ドジャース戦でアレックス・ベルドゥーゴの打球を左手に受けてしまった[13][14]。故障のために試合からは離脱し、次の先発時には通常通り登板した[15][16][17][18]。シーズンでは、33試合(先発30試合)で165.2イニングを投げ、17勝6敗、防御率4.02、173奪三振だった[19]。17勝はナショナルリーグ2位の成績で、勝率.739もリーグ5位という結果だった[19]。ナショナルリーグの中で、飛球率(22.2%)は2番目に低く、一方でゴロ率(53.6%)は3番目に高く、またカーブボールの投球率(24.6%)はリーグで6番に位置していた[20]。守備面では、34アシストはリーグ1位で、また9回を投げてのアウト寄与率も2.23とリーグ2位の成績を記録した[19]。打撃面に関しては、打率.196はナショナルリーグ中9位で、出塁率.262(6位)、長打率.268(10位)を記録し、また50打席立った投手の中で11打点と1つの三振を取られる間に選べる四球率(0.31)はリーグトップで、三振率(7.1%)は2番目に低く、コンタクト率(81.6%)は3番目に高く、5四球はリーグ3位という成績だった[21]セントルイス・カージナルスとのNLDSではリリーフに回り4試合に登板したが、2勝2敗で迎えた最終第5戦では先発のマイク・フォルテネービッチが7失点の大乱調を受けて一死満塁の場面で登板し、先頭の9番のジャック・フラハーティに押し出し四球を与えるなど悪い流れを止められず1回表だけで計10失点のビッグイニングを作ってしまい、チームは1-13の大敗でNLDS敗退となった。

2020年COVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなった中、シーズン無敗でMLBタイ記録となる勝率1.000を達成した。ただし、この年の規定投球回は60イニングのため未到達だが7勝は1勝差のリーグ2位。 オフの12月9日に自身初となるオールMLBチームのファーストチーム先発投手の1人として選出された[22]

2021年4月1日のフィリーズとの開幕戦で自身初めて開幕投手を務めた[23]。この年はチームがワールドシリーズに進出し、ヒューストン・アストロズと対決。3勝2敗と優勝まで後1勝となった11月2日の試合に先発登板し、初回にはマイケル・ブラントリーに足を踏まれるアクシデントもあったが、6回を無失点に抑えて、ブレーブスの26年ぶり4度目のワールドシリーズ優勝に貢献し、自身初めてワールドシリーズ優勝を経験した[24]。 オフの11月23日にセカンドチームとしては自身初めて、通算としては2年連続2度目となるオールMLBチームの先発投手の1人に選出された[25]

2022年は先発ローテーションの一角を担い、チーム最多投球回となる185.1イニングを投げ14勝7敗、防御率2.48を記録。特に首位ニューヨーク・メッツに最大10.5ゲーム差をつけられ迎えた6月には、先発登板した5試合で防御率2.16を記録しチームが全勝するなど、球団史上最大となる逆転地区優勝への立役者の1人となった[26]。オフの11月2日、自身3度目となるゴールドグラブ賞を受賞(球団史上、複数回受賞した投手はフィル・ニークログレッグ・マダックスを含め3人のみ)[27]。さらに11月16日、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票結果が発表となり第2位に選出された[28][29]。12月5日にはセカンドチームの先発投手の1人として2年連続2度目、通算では3年連続3度目となるオールMLBチームに選出された[30]

2023年は3年連続で開幕投手を務めたが、ワシントン・ナショナルズとの開幕戦で左ハムストリングを痛め、故障者リストに入った[31]。5月9日には左前腕の肉離れで故障者リストに入り、8月4日のシカゴ・カブス戦で復帰を果たした[32][33]。この年は14試合に先発登板して77.2イニングを投げ、8勝1敗、防御率2.55、80奪三振を記録した[34]

2024年7月13日にレンジャー・スアレスの代替として、2022年以来自身2度目となるオールスターゲームに選出された[35]。7月21日に左前腕神経炎のために故障者リストに入り、8月4日のマイアミ・マーリンズ戦で復帰を果たした[36][37]。この年は29試合に先発登板して174.1イニングを投げ、11勝10敗、防御率3.25、166奪三振を記録した[38]。オフの11月19日にブレーブスからのクオリファイング・オファーを辞退した[39]

ヤンキース時代

2024年12月17日にニューヨーク・ヤンキースと8年総額2億1800万ドルで契約を結んだ[38][40]

2025年の3月・4月には6試合に先発登板して5勝0敗、防御率1.19を記録し、自身2度目となるピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した[41]。前半戦から期待通りの活躍を見せ、7月6日に自身3度目となるオールスターゲームに選出された[42]。9月には先発登板した5試合全てで勝利投手となり、自身3度目となるピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した[43]。エースとして活躍したこの年は、32試合に先発登板して195.1イニングを投げ、メジャーリーグトップの19勝5敗、防御率2.86、189奪三振、リーグトップの勝率.792を記録し、最多勝を獲得とした[44]。この活躍により自身2度目となるオールMLBチームのファーストチームに選出された[44]。また守備面でも評価され、自身2度目となるフィールディング・バイブル・アワードと自身4度目となるゴールドグラブ賞を受賞した[45][46]

選手としての特徴

最速99.2mph[47](約159.6km/h)の威力のある速球と2種類のカーブが武器の本格派左腕である[48]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2017 ATL 940001100.50012126.03031214220015113.811.62
2018 1450001401.20014233.22632002442012112.941.37
2019 333010117600.739702165.217421473517311180744.021.33
2020 111100070001.00022456.04221904501114142.251.09
2021 282822214700.667667165.21391541071587061563.041.09
2022 303000014700.667733185.11561232241709055512.481.01
2023 14141108100.88931177.27071802803024222.551.13
2024 2929212111000.524714174.11461357071666071633.251.16
2025 NYY 323200019500.792801195.116414510101898173622.861.10
MLB:9年 200183645924101.69244151079.29479029764510524734053643.031.15
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はMLB最高

年度別投手成績所属リーグ内順位


















201723 ナ・リーグ -----
201824 -----
201925 2位----
202026 2位----
202127 5位---9位
202228 9位---3位
202329 -----
202430 ----5位
202531 ア・リーグ 1位--7位4位
  • -は10位未満(防御率は規定投球回到達未満の場合も-と表記)

MLBポストシーズン投手成績













































2018 ATL NLDS 4000082.111100100113.86
2019 NLDS 40000214.050300610449.00
2020 NLWC 11000267.060001500000.00
NLDS 11000194.061000400449.00
NLCS 220105512.21236001400442.84
2021 NLDS 11100216.030000900000.00
NLCS 220104910.2163201810772.84
WS 221104411.01101001210664.91
2022 NLDS 11010203.1801002006410.80
2023 NLDS 11000224.061400310336.75
2024 NLWC 11010152.0810002005522.50
2025 NYY ALWC 11000256.140300600000.00
ALDS 11010183.0812001007721.00
出場:8回 221426034376.194112302734047455.31
  • 2025年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P)












2017 ATL 90610.857
2018 1409001.000
2019 3373431.932
2020 1111511.941
2021 2883713.978
2022 30152610.976
2023 146720.867
2024 291017001.000
2025 NYY 32103941.925
MLB 20057190136.950
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞

タイトル

表彰

背番号

  • 61(2017年)
  • 54(2018年 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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