トワイライト・ゾーン (1959年)

From Wikipedia, the free encyclopedia

トワイライト・ゾーン』(原題: The Twilight Zone[注 1])は、アメリカ合衆国1959年から1964年まで放送されたアンソロジー形式のSFテレビドラマシリーズ。多くのエピソードの脚本を手がけたロッド・サーリングがホストを務めていた。

別名
  • 未知の世界
  • ミステリー・ゾーン
  • ミステリー
  • あなたは信じますか
司会者 ロッド・サーリング
概要 トワイライト・ゾーン, 別名 ...
トワイライト・ゾーン
タイトルロゴ(シーズン1 - 2)
別名
  • 未知の世界
  • ミステリー・ゾーン
  • ミステリー
  • あなたは信じますか
ジャンル
原案 ロッド・サーリング
司会者 ロッド・サーリング
ナレーター ロッド・サーリング
作曲
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
シーズン数 5
話数 156(各話リスト)
各話の長さ
  • 25分
  • 50分(シーズン4)
製作
製作総指揮 ロッド・サーリング
プロデューサー
  • バック・ホートン英語版 (1959年 - 1962年)
  • ハーバート・ハーシュマン英語版 (1963年)
  • バート・グラネ英語版 (1963年 - 1964年)
  • ウィリアム・フロウグ英語版 (1963年 - 1964年)
撮影監督 ジョージ・T・クレメンス英語版
放送
放送チャンネルCBS
音声形式モノラル
放送期間1959年10月2日 (1959-10-02) - 1964年6月19日 (1964-6-19)
公式ウェブサイト
テンプレートを表示
閉じる

日本では『ミステリー・ゾーン』の邦題で知られる[2]

概要

CBS系列によって1959年10月2日から放送され、全5シーズン・全156話が制作された。全話がモノクロ作品であり、通常は30分枠での放送であったが、第4シーズンのみ1時間枠である。

それぞれのエピソードが独立したアンソロジー形式の物語となっており、登場人物が「トワイライト・ゾーン[注 2]」と呼ばれる世界に迷い込み、不穏で異常な出来事を体験し、毎回驚きと教訓に満ちた結末に至るという内容である。主にSF的なエピソードが多いが、超常現象を扱ったエピソードやカフカ的な内容のエピソードもあり、ファンタジーホラーの要素も含んでいる。本作から転じて「トワイライト・ゾーン」は超常現象が起こる場所を表す単語としても用いられるようになった。

毎回様々なゲスト俳優が主演を務め、往年のスター俳優や、後に有名になる若手俳優などが名を連ねている。サーリングは制作総指揮兼筆頭脚本家として全156話中92話の脚本を担当した(共同執筆を含む)。サーリングは作中のホストとナレーターも務めており、各エピソードの最初と最後には、登場人物が「トワイライト・ゾーン」に迷い込んでしまった経緯と理由、教訓などをまとめたナレーションが挿入される。

制作までの経緯

テープ起こしのため脚本を口述するサーリング(1959年)

元々はサーリングが大学卒業直後に書いた「ザ・タイム・エレメント英語版」が『ウェスティングハウス・デシル劇場英語版』の1エピソード[注 3]として放送され、好評だったことから制作された作品である[3][4]

1957年、脚本家としてアメリカのテレビ業界で知られた存在になっていたサーリングは、放送局やスポンサーの意向で脚本から政治的発言や人種問題などの要素が削除されることに頭を悩ませており、そのような芸術的干渉を避けるために自らの番組の制作を考えるようになった。そして、SF的な設定の作品のほうが現実的な設定の作品よりも自由度が高く、議論を呼ぶような要素を表現する上で干渉が少ないと判断したサーリングは、「ザ・タイム・エレメント」をパイロット版とする新番組の企画をCBSに提出した[2][5]。「ザ・タイム・エレメント」の脚本はタイムトラベルした主人公が真珠湾攻撃について人々に警告しようとする内容で、SF的なテーマ、最初と最後のナレーション、ひねりの効いたオチなど、その後の本作を特徴付ける基本要素がこの時点ですでに確立されている。翌年、「ザ・タイム・エレメント」の脚本が『ウェスティングハウス・デシル劇場』のプロデューサーであるバート・グラネ英語版の目に留まり、1958年11月24日に同番組の1エピソードとして放送されると、視聴者と批評家から圧倒的な支持を得た[2][6]。CBSは当初新番組の企画を棚上げしていたが、この反響を受けて再びサーリングと交渉を始め、本作が制作される運びとなった。

日本での放送

日本では、1960年4月10日から12月15日まで日本テレビ系列によって『未知の世界』の邦題で第1シーズンが放送された後、1961年10月4日から1967年12月23日までTBS系列によって『ミステリー・ゾーン』の邦題で残りのシーズンが放送された[2]。その際、一部のエピソードが雨傘番組として『ミステリー』の邦題で放送されたり[注 4][2]、シーズン4の一部のエピソードに先行してシーズン5が放送されたり、約3年の中断期間を挟むなど邦題や放送期間の混乱がみられた。

1970年代には『あなたは信じますか』の邦題で再放送されたことが確認されている[7][8]1990年代にはNHK衛星第2テレビジョン、スーパーチャンネル(現:スーパー!ドラマTV)などで再放送されたが、日本テレビ放送分であるシーズン1・全36話は初回放送当時の吹替音声を紛失していたため、長らく再放送されず(字幕ではソフト化されていた)[2]、次第にTBS放送分である『ミステリー・ゾーン』の邦題が定着していった。その後、2001年日本コロムビアから発売されたDVDによってシーズン1の新規吹替が敢行されると、全シーズンを通して『ミステリー・ゾーン』の邦題で統一された。

2000年代にはスーパーチャンネル、AXN(現:アクションチャンネル)、チャンネル銀河などで再放送されたが、依然としてシーズン1は再放送されなかった。2017年にスーパー!ドラマTVの動画配信サービススーパー!ドラマ クラシック」によってシーズン1を含む全5シーズンが配信され[9]、同動画配信サービス終了後の2021年にスーパー!ドラマTVによってシーズン1がようやく再放送された。内容はDVDに準じており、初回放送当時の吹替音声が紛失していたり、新規吹替が敢行されていないエピソードについては字幕放送とする処置がとられた[注 5]。さらに、2022年の再放送では前年に字幕放送であったエピソードについて新規吹替を敢行し、後述の第142話「ふくろうの河」と第151話「対決」(The Encounter)を除く全154話が吹替音声で視聴できるようになった[14]

未放送話

本国では第110話「人形の家で」(Miniature)、第131話「ある泉からの一杯」(A Short Drink from a Certain Fountain)、第142話「ふくろうの河」、第147話「音と静けさ」(Sounds and Silences)、第151話「対決」が放送権取引から除外された。このうち、第110話「人形の家で」と第147話「音と静けさ」については脚本の盗用疑惑により係争中だったためで[15]、和解が成立した後の1984年以降は他のエピソードと同様に放送・ソフト化された[16][17][18][19]。第131話「ある泉からの一杯」についての理由は不明だが[注 6]、こちらも1984年以降は他のエピソードと同様に放送・ソフト化されている[16]。第142話「ふくろうの河」はフランス映画『ふくろうの河』第3部を本作の1エピソードとして放映したものであり、版権の関係で、本国での再放送は1964年9月11日に行われた1度のみで、それ以降は再放送されていない[20]。第151話「対決」は日本人の描写に対して日系アメリカ人から抗議があったため[21]、本国での初回放送以降長らく再放送されず、2016年1月3日Syfyで放送が解禁され、その後はParamount+による配信も開始された[22]。両話とも本国では1992年にリリースされた「Treasures of The Twilight Zone.」において初めてソフト化され[23]、その後はDVD、Blu-rayに収録されている。

日本での初回放送では上述の5話が放送されなかったが[24]、第110話「人形の家で」は1977年にTBS系列によって初めて放送され、その後は他のエピソードと同様に放送・ソフト化された。また、第131話「ある泉からの一杯」は2001年に日本コロムビアから発売されたDVDによって[25]、第147話「音と静けさ」は2013年から2016年までアシェット・コレクションズ・ジャパンから刊行されたDVDコレクションによって初めてソフト化され[注 7][26]、両話とも2021年にスーパー!ドラマTVによって初めて放送された。一方で、第142話「ふくろうの河」と第151話「対決」は1998年パイオニアLDCから発売された「Treasures of The Twilight Zone.」をローカライズしたレーザーディスクによって初めてソフト化されたが[27][28]、その後は一切ソフト化されておらず[注 8]、現在では視聴することが困難となっている[注 9]。ほか、パイロット版「ザ・タイム・エレメント」は別番組の1エピソードであるため日本では放送されなかったが、上述のDVDコレクションの定期購読特典として初めてソフト化された[注 7][31]

キャスト

スタッフ

主な監督

主な脚本家

放映リスト

シーズン1

There is a fifth dimension, beyond that which is known to man. It is a dimension as vast as space and as timeless as infinity. It is the middle ground between light and shadow, between science and superstition, and it lies between the pit of man's fears and the summit of his knowledge. This is the dimension of imagination. It is an area which we call the Twilight Zone.

ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション

これはいまだ人間に知られざる次元における物語である。そこには空間の観念もなければ、時間の観念もない。無限に広く、また無限に小さく、光と影の中間にあって、科学と迷信、空想と知識、その間に横たわる世界。それは想像の世界である。我々はこの世界を未知の世界と呼ぶ。

鈴木昭生によるオープニング・ナレーション[注 11]

シーズン1が1959年10月2日から放送されると、多くの批評家から絶賛を浴びた。シカゴ・デイリー・ニュース英語版紙のテリー・ターナーは「放送されている番組の中でも唯一楽しみで、他の予定を差し置いてでも観たい作品」と語っている。また、デイリー・バラエティ誌は「30分番組として過去最高の作品」、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン英語版紙は「今年最も優れていて最も独創的なアンソロジー」と評している。しかし、批評家からの好評価をよそに、当初の視聴者の反応は芳しいものではなかった。CBSは21から22百万人程度の視聴者を見込んでいたが、第3話「運という名の男」(Mr. Denton on Doomsday)の視聴者が16.3百万人だった際には作品の存続も危ぶまれるようになった。それでも、11月の低視聴率を乗り切った頃にはABCNBCの競合番組をしのぐようになったほか、スポンサーのゼネラルフーヅキンバリー・クラーク英語版への説得もあり、無事にシーズン1の放送を終えることができた。

シーズン1では後のシーズンでおなじみになる要素のいくつかが確立されておらず、サーリングはナレーションと次回予告のみを担当しエピソードの最初には出演しない。シーズンフィナーレとなる第36話「すべては彼の意のままに」(A World of His Own)ではエピソードの最後に出演しており、後のシーズンの演出に向けた布石となっている。また、日本ではオカルト系番組のBGMとしてよく使われるマリウス・コンスタン作曲のテーマ曲も用いられておらず、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の映画音楽で知られるバーナード・ハーマン作曲のテーマ曲が用いられている。オープニング映像にはラグーンの底を思わせるシンプルなイラストが用いられている。さらに、シーズン最後の4話はオープニング映像が異なり、ハーマン作曲のテーマ曲の短縮版と、瞳のクローズアップが沈む夕日に変化していくアニメーションが用いられている。本国での再放送ではオープニング映像のみシーズン2のものに差し替えられており、DVD、Blu-rayで修正されるまで本来のオープニング映像を観ることができなかった。

シーズン1は第31話「媚薬」(The Chaser)を除くすべてのエピソードがサーリング、チャールズ・ボーモントリチャード・マシスンいずれかの手による脚本であり、本作の方向性を決定付けている(3人は後に全156話中127話の脚本を担当することになる)。シーズン1では第5話「過去を求めて」(Walking Distance)、第8話「廃墟」(Time Enough at Last)、 第22話「疑惑」(The Monsters Are Due on Maple Street)、第34話「マネキン」(The After Hours)など全シーズンを通じても非常に有名なエピソードが制作され、これによってサーリングは自身4度目となるプライムタイム・エミー賞脚本賞ドラマ・シリーズ部門、バック・ホートン英語版はプロデューサー組合賞、ジョン・ブラーム英語版は監督組合賞、そして本作は作品としてヒューゴー賞映像部門を受賞した[32]

さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数サブタイトル原題[注 12]脚本監督主演放送日
1そこには誰もいなかったWhere Is Everybody?ロッド・サーリングロバート・スティーブンス英語版アール・ホリマン1959年
10月2日
2死神につかれた男One for the Angelsロバート・パリッシュエド・ウィン10月9日
3運という名の男Mr. Denton on Doomsdayアレン・レイズナーダン・デュリエ10月16日
4スクリーンの中に消えた女The Sixteen-Millimeter Shrineミッチェル・ライゼン英語版アイダ・ルピノ10月23日
5過去を求めてWalking Distanceロバート・スティーブンスギグ・ヤング10月30日
6良心を売った男Escape Clauseミッチェル・ライゼンデヴィッド・ウェイン11月6日
7星に流された男The Lonelyジャック・スマイトジャック・ウォーデン11月13日
8廃墟Time Enough at Lastジョン・ブラーム英語版バージェス・メレディス11月20日
9悪夢Perchance to Dreamチャールズ・ボーモントロバート・フローリーリチャード・コンテ11月27日
10審判の夜Judgment Nightロッド・サーリングジョン・ブラームネヘマイア・パーソフ12月4日
11誰かが何処かで間違えたAnd When the Sky Was Openedロッド・サーリング
(原作 - リチャード・マシスン)
ダグラス・ヘイズ英語版ロッド・テイラー12月11日
12彼に必要なものWhat You Needロッド・サーリング
(原作 - ルイス・パジェット)
アルビン・ガンツァー英語版スティーブ・コクラン英語版12月25日
13顔を盗む男The Four of Us Are Dyingロッド・サーリング
(原作 - ジョージ・クレイトン・ジョンソン英語版)
ジョン・ブラームロス・マーティン1960年
1月1日
14地球への脱出Third from the Sunロッド・サーリング
(原作 - リチャード・マシスン)
リチャード・L・ベア英語版フリッツ・ウィーバー1月8日
15放たれた矢I Shot an Arrow into the Airロッド・サーリング
(原作 - マデロン・チャンピオン)
スチュアート・ローゼンバーグデューイ・マーティン英語版1月15日
16ヒッチハイカーThe Hitch-Hikerロッド・サーリング
(原作 - ルシール・フレッチャー)
アルビン・ガンツァーインガー・スティーブンス英語版1月22日
17熱病The Feverロッド・サーリングロバート・フローリーエヴェレット・スローン英語版1月29日
18白い雲の果てThe Last Flightリチャード・マシスンウィリアム・クラクストン英語版ケネス・ハイ英語版2月5日
19死相The Purple Testamentロッド・サーリングリチャード・L・ベアディック・ヨーク2月12日
20平和の園Elegyチャールズ・ボーモントダグラス・ヘイズセシル・ケラウェイ2月19日
21めぐりあいMirror Imageロッド・サーリングジョン・ブラームヴェラ・マイルズ2月26日
22疑惑The Monsters Are Due on Maple Streetロナルド・ウィンストン[33]クロード・エイキンス3月4日
23夢の中に消えた男A World of Differenceリチャード・マシスンテッド・ポストデヴィッド・ホワイト3月11日
24ウォルター・ジェームソン氏の生涯Long Live Walter Jamesonチャールズ・ボーモントアントン・リーダー英語版ケヴィン・マッカーシー3月18日
25人間という名の動物People Are Alike All Overロッド・サーリング
(原作 - ポール・フェアマン英語版)
ミッチェル・ライゼンロディ・マクドウォール3月25日
26ある死刑囚Executionロッド・サーリング
(原作 - ジョージ・クレイトン・ジョンソン)
デヴィッド・オーリック・マクディアモン[34]アルバート・サルミ4月1日
27奇蹟The Big Tall Wishロッド・サーリングロナルド・ウィンストンイヴァン・ディクソン英語版4月8日
28地獄にきた男A Nice Place to Visitチャールズ・ボーモントジョン・ブラームラリー・ブライデン英語版4月15日
29灰色の影Nightmare as a Childロッド・サーリングアルビン・ガンツァージャニス・ルール4月29日
30敗北者A Stop at Willoughbyロバート・パリッシュジェームズ・ダリー英語版5月6日
31媚薬The Chaserロバート・プレスネル・Jr.英語版
(原作 - ジョン・コリア)
ダグラス・ヘイズジョージ・グリザード英語版5月13日
32トランペットに憑かれた男A Passage for Trumpetロッド・サーリングドン・メドフォード英語版ジャック・クラグマン5月20日
33ミスター・ビーバスMr. Bevisウィリアム・アッシャー英語版オーソン・ビーン6月3日
34マネキンThe After Hoursダグラス・ヘイズアン・フランシス6月10日
35鉄腕ケーシーThe Mighty Caseyアルビン・ガンツァー
ロバート・パリッシュ
ジャック・ウォーデン6月17日
36すべては彼の意のままにA World of His Ownリチャード・マシスンラルフ・ネルソンキーナン・ウィン7月1日
閉じる

シーズン2

You're traveling through another dimension, a dimension not only of sight and sound but of mind; a journey into a wondrous land whose boundaries are that of imagination. That's the signpost up ahead—your next stop, the Twilight Zone.

ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション

ミステリー・ゾーン。不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。ではミステリー・ゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。

久米明によるオープニング・ナレーション

シーズン2は1960年9月30日から放送された。サーリングがエピソードの最初に出演するようになり、コンスタン作曲のテーマ曲も用いられるなど、後のシーズンでおなじみになる要素がここで確立している。オープニング映像には沈む夕日のアニメーションが用いられている。スポンサーはキンバリー・クラークがコルゲート・パーモリーブと交代し、さらにシーズン途中の1961年4月にはゼネラルフーヅがリゲット&マイヤー(現:リゲット・グループ英語版)と交代した。

本作は当時としては特に制作費のかかる30分番組であり、シーズン2が始まって5週間が過ぎた頃には赤字に転落した。新たにCBS社長に就任したジェームズ・T・オーブリー英語版は本作に厳しく当たり、制作費の削減のため、従来のフィルムではなく安価なビデオテープでの撮影と、シーズン2の話数の短縮を要求した。これについて、サーリングは「海のものとも山のものともつかない(neither fish nor fowl)」と不満を述べている[35]。しかし、当時のビデオテープは比較的原始的なメディアで編集は不可能に近かったため、4台のカメラの映像をスイッチャーがその都度切り替えるという生放送さながらの撮影方法となり、ロケが困難となり物語に制約が出た。しかも、そのような芸術的犠牲を払っても、削減できたのは1話あたりたった6000ドル程度であったため、この試みはわずか6話で取り止めとなった[36]。また、シーズン2の話数の短縮により、撮影済みであった「墓」(The Grave)、「死神の訪れ」(Nothing in the Dark)の放送がシーズン3に回されている。

シーズン2からはサーリング、ボーモント、マシスン以外の手による脚本が増え、『2300年未来への旅』で知られるジョージ・クレイトン・ジョンソン英語版が脚本としてテレビデビューを果たしている。シーズン2では第42話「みにくい顔」(Eye of the Beholder)、第43話「素晴らしき未来」(Nick of Time)、第45話「二つの夜」(The Trouble with Templeton)、第51話「遠来の客」(The Invaders)、第64話「火星人は誰だ」(Will the Real Martian Please Stand Up?)など評価の高いエピソードが制作され、これによってサーリングは自身5度目となるプライムタイム・エミー賞脚本賞ドラマ・シリーズ部門、ジョージ・T・クレメンス英語版はプライムタイム・エミー賞撮影賞、そして本作は作品として2度目となるヒューゴー賞映像部門を受賞した。

さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数サブタイトル原題[注 12]脚本監督主演放送日
37キング・ナイン号帰還せずKing Nine Will Not Returnロッド・サーリングバズ・キューリック英語版ロバート・カミングス1960年
9月30日
38家宝の瓶The Man in the Bottleドン・メドフォード英語版ルーサー・アドラー10月7日
39鏡の中の男Nervous Man in a Four Dollar Roomダグラス・ヘイズ英語版ジョー・マンテル10月14日
40機械嫌いA Thing About Machinesデヴィッド・オーリック・マクディアモンリチャード・ヘイドン10月28日
41嵐の夜The Howling Manチャールズ・ボーモントダグラス・ヘイズH・M・ワイナント英語版11月4日
42みにくい顔Eye of the Beholderロッド・サーリングドナ・ダグラス11月11日
43素晴らしき未来Nick of Timeリチャード・マシスンリチャード・L・ベアウィリアム・シャトナー11月18日
44合成人間の家[注 13]The Lateness of the Hourロッド・サーリングジャック・スマイトインガー・スティーブンス英語版12月2日
45二つの夜The Trouble with TempletonE・ジャック・ニューマン英語版バズ・キューリックブライアン・エイハーン英語版12月9日
46奇妙なカメラA Most Unusual Cameraロッド・サーリングジョン・リッチ英語版フレッド・クラーク12月16日
47弱き者の聖夜[注 13]The Night of the Meekジャック・スマイトアート・カーニー12月23日
48Dustダグラス・ヘイズトーマス・ゴメス1961年
1月6日
49過ぎし日を[注 14]Back Thereデヴィッド・オーリック・マクディアモンラッセル・ジョンソン1月13日
50因縁も売り物です[注 13]The Whole Truthジェームズ・シェルダンジャック・カーソン1月20日
51遠来の客The Invadersリチャード・マシスンダグラス・ヘイズアグネス・ムーアヘッド1月27日
528時間の奇蹟A Penny for Your Thoughtsジョージ・クレイトン・ジョンソン英語版ジェームズ・シェルダンディック・ヨーク2月3日
53No.22の暗示[注 13]Twenty Twoロッド・サーリング
(原作 - ベネット・サーフ)
ジャック・スマイトバーバラ・ニコルズ英語版2月10日
5433号機の漂流The Odyssey of Flight 33ロッド・サーリングジャス・アディス[37]ジョン・アンダーソン2月24日
55強いぞディングル君Mr. Dingle, the Strongジョン・ブラームバージェス・メレディス3月3日
56ノイズに憑かれた男[注 13]Staticチャールズ・ボーモント
(原作 - オーシーオ・リッチ[38])
バズ・キューリックディーン・ジャガー3月10日
57サイコロ人生The Prime Moverチャールズ・ボーモントリチャード・L・ベアバディ・イブセン3月24日
58長距離電話[注 13]Long Distance Callチャールズ・ボーモント
ウィリアム・イデルソン英語版
ジェームズ・シェルダンフィリップ・アボット英語版3月31日
59幻の砂丘A Hundred Yards Over the Rimロッド・サーリングバズ・キューリッククリフ・ロバートソン4月7日
60砂の上の宝The Rip Van Winkle Caperジャス・アディスサイモン・オークランド英語版4月21日
61沈黙の世界The Silenceボリス・セイガルフランチョット・トーン4月28日
62夢の世界Shadow Playチャールズ・ボーモントジョン・ブラームデニス・ウィーバー5月5日
63群集よさらばThe Mind and the Matterロッド・サーリングバズ・キューリックシェリー・バーマン英語版5月12日
64火星人は誰だWill the Real Martian Please Stand Up?モンゴメリー・ピットマン英語版ジョン・ホイト5月26日
65無用な男The Obsolete Manエリオット・シルバースタイン英語版バージェス・メレディス6月2日
閉じる

シーズン3

You're traveling through another dimension, a dimension not only of sight and sound but of mind; a journey into a wondrous land whose boundaries are that of imagination. Your next stop, the Twilight Zone.

ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション

これは別世界への旅です。目や耳や心だけの別世界ではなく、想像に絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンに入ろうとしているのです。

明石一によるオープニング・ナレーション

シーズン3は1961年9月15日から放送された。オープニング映像には中心がズレて回転する同心円のアニメーションが用いられている。スポンサーはチェスターフィールド英語版フィリップモリスタバコ)、バファリンブリストル・マイヤーズ解熱鎮痛剤)、ペプシコーラと交代した。

シーズン3の頃になると、サーリングは「今ほどアイデアが枯渇していると感じたことはない。。」と疲れを感じ始め[39]バラエティ誌は「この作品は今や自分自身を食い物にしているようだ。」と評している。それでも、サーリングは第73話「こどもの世界」(It's a Good Life)、第79話「奇妙な奈落」(Five Characters in Search of an Exit)、第89話「人類に供す」(To Serve Man)など名作と呼ばれる脚本を書き上げた。ボーモント、マシスン、ジョンソンに加えて、新たにモンゴメリー・ピットマン英語版アール・ハムナー・Jr.英語版の手による脚本が脇を固め、『火星年代記』や『華氏451度』で知られるレイ・ブラッドベリも第100話「ロボットの歌」(I Sing the Body Electric)を寄稿している。シーズン2に引き続き、サーリングがプライムタイム・エミー賞脚本賞ドラマ・シリーズ部門、クレメンスがプライムタイム・エミー賞撮影賞にノミネートされたが、いずれも受賞を逃している。一方で、本作は作品として3度目となるヒューゴー賞映像部門を受賞し、これは2011年に『ドクター・フー』に破られるまで史上最多記録であった。

さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数サブタイトル原題[注 12]脚本監督主演放送日
66最後の二人Twoモンゴメリー・ピットマン英語版モンゴメリー・ピットマンエリザベス・モンゴメリー1961年
9月15日
67到着The Arrivalロッド・サーリングボリス・セイガルハロルド・J・ストーン9月22日
68生と死の世界The Shelterラモント・ジョンソン英語版ラリー・ゲイツ英語版9月29日
69遠い道The Passersbyエリオット・シルバースタイン英語版ジェームズ・グレゴリー10月6日
70栄光の報酬A Game of Poolジョージ・クレイトン・ジョンソン英語版バズ・キューリック英語版ジャック・クラグマン10月13日
71The Mirrorロッド・サーリングドン・メドフォード英語版ピーター・フォーク10月20日
72The Graveモンゴメリー・ピットマンモンゴメリー・ピットマンリー・ヴァン・クリーフ10月27日
73こどもの世界It's a Good Lifeロッド・サーリング
(原作 - ジェローム・ビクスビー英語版)
ジェームズ・シェルダンビル・マミー英語版11月3日
74亡霊裁判Deaths-Head Revisitedロッド・サーリングドン・メドフォードジョセフ・シルドクラウト11月10日
75狂った太陽The Midnight Sunアントン・リーダーロイス・ネットルトン11月17日
76魔書と南軍Still Valleyロッド・サーリング
(原作 - マンリー・ウェイド・ウェルマン)
ジェームズ・シェルダンゲイリー・メリル11月24日
77ジャングルの呪いThe Jungleチャールズ・ボーモントウィリアム・クラクストンジョン・デナー英語版12月1日
78昔はよかった物語Once Upon a Timeリチャード・マシスンノーマン・Z・マクロード英語版バスター・キートン12月15日
79奇妙な奈落Five Characters in Search of an Exitロッド・サーリング
(原作 - マービン・ペタル[40])
ラモント・ジョンソンウィリアム・ウィンダム12月22日
80日本軍の洞窟A Quality of Mercyロッド・サーリング
(原作 - サム・ロルフ英語版)
バズ・キューリックディーン・ストックウェル12月29日
81死神の訪れNothing in the Darkジョージ・クレイトン・ジョンソンラモント・ジョンソングラディス・クーパー1962年
1月5日
82水爆落ちるOne More Pallbearerロッド・サーリングジョセフ・ワイズマン1月12日
83死人の靴Dead Man's Shoesチャールズ・ボーモントモンゴメリー・ピットマンウォーレン・スティーブンス英語版1月19日
84狩りの最中突然にThe Huntアール・ハムナー・Jr.英語版ハロルド・シュスター英語版アーサー・ハニカット英語版1月26日
85西部劇作法Showdown with Rance McGrewロッド・サーリング
(原案 - フレデリック・ルイス・フォックス[41])
クリスチャン・ネイビー英語版ラリー・ブライデン英語版2月2日
86真夜中の遊戯Kick the Canジョージ・クレイトン・ジョンソンラモント・ジョンソンアーネスト・トリュクス英語版2月9日
87ピアノの怪A Piano in the Houseアール・ハムナー・Jr.デヴィッド・グリーン英語版バリー・モース2月16日
88蘇ったジェフThe Last Rites of Jeff Myrtlebankモンゴメリー・ピットマンモンゴメリー・ピットマンジェームズ・ベスト英語版2月23日
89人類に供すTo Serve Manロッド・サーリング
(原作 - デーモン・ナイト)
リチャード・L・ベアロイド・ボックナー英語版3月2日
90星のシンデレラThe Fugitiveチャールズ・ボーモントスーザン・ゴードン3月9日
91消えた少女Little Girl Lostリチャード・マシスンポール・スチュワートチャールズ・エイドマン3月16日
92自分を探す男Person or Persons Unknownチャールズ・ボーモントジョン・ブラームリチャード・ロング3月23日
93こびと虐殺[注 15]The Little Peopleロッド・サーリングウィリアム・クラクストンクロード・エイキンス3月30日
94悪意の果てFour O'Clockロッド・サーリング
(原作 - プライス・デイ[42])
ラモント・ジョンソンセオドア・バイケル4月6日
95ほら吹きフリスビィHocus-Pocus and Frisbyロッド・サーリング
(原作 - フレデリック・ルイス・フォックス)
アンディ・ディヴァイン英語版4月13日
96たそがれの賭けThe Trade-Insロッド・サーリングエリオット・シルバースタインジョセフ・シルドクラウト4月20日
97天よりの使者The Giftアレン・H・マイナー英語版[43]ジェフリー・ホーン4月27日
98生きている人形The Dummyロッド・サーリング
(原作 - リー・ポーク[44])
アブナー・ビーバーマンクリフ・ロバートソン5月4日
99亡き母の招きYoung Man's Fancyリチャード・マシスンジョン・ブラームフィリス・サクスター英語版5月11日
100ロボットの歌I Sing the Body Electricレイ・ブラッドベリウィリアム・クラクストン
ジェームズ・シェルダン
ジョセフィン・ハッチンソン英語版5月18日
101みならい天使Cavender Is Comingロッド・サーリングクリスチャン・ネイビーキャロル・バーネット5月25日
102栄光ある引退The Changing of the Guardロバート・エリス・ミラードナルド・プレザンス6月1日
閉じる

シーズン4

You unlock this door with the key of imagination. Beyond it is another dimension: a dimension of sound, a dimension of sight, a dimension of mind. You're moving into a land of both shadow and substance, of things and ideas; you've just crossed over into the Twilight Zone.

ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション

これは別世界への旅です。目や耳や心だけではなく、想像を絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンへ入ろうとしているのです。

千葉耕一によるオープニング・ナレーション

シーズン4は1963年1月3日から放送された。オープニング映像には空中に浮かんだドアが開き、割れた窓、眼球、質量エネルギー等価則、木製の人形、振り子時計などが次々と現れるという、後のリメイク版でも踏襲される有名なアニメーションが用いられている。スポンサーはジョンソン・エンド・ジョンソンと交代した。

シーズン4はこれまでのシーズンとは異なり1時間番組となった。これは、シーズン4のためのスポンサーの確保に手間取った結果、新番組のシットコム『フェア・エクスチェンジ』(Fair Exchange)と放送枠が入れ替わり、後半の30分枠を埋める必要に迫られたためである。これは制作陣には不評であり[45]、サーリングは「本作は完璧な30分番組だ。もし1時間番組にするなら物語をソープオペラのように膨らませる必要があり、視聴者は初めの15分を『トワイライト・ゾーン』を観ているのか『ウェスティングハウス・デシル劇場英語版』を観ているのか判らぬまま過ごす羽目になるだろう。」と不満を述べている。この混乱の中で、ホートンは本作を離れてフォー・スター・テレビジョン英語版に移籍することになり、後任のプロデューサーにハーバート・ハーシュマン英語版が就任した。上述の新しいオープニング映像はハーシュマンの決定によるものである。

シーズン4も引き続きサーリング、ボーモント、マシスンの手による脚本が多いが、サーリングは休息も兼ねて母校のアンティオック大学英語版で教鞭をとることになったため、制作総指揮として意見を通すことは少なくなり、ナレーションの収録も出張先から行うことが多くなった。ボーモントも病気を患ったことで徐々に発言力が衰えていき(1967年に38歳の若さで死去)、ハムナーとレジナルド・ローズが間を埋めるようにして本作を支えた。また、シーズンも残り5話となったところで、ハーシュマンは本作を離れてスパイドラマ『エスピオナージ』(Espionage)を担当することになり、後任のプロデューサーにパイロット版「ザ・タイム・エレメント英語版」を担当したグラネが就任した。グラネの最初の担当は第118話「太陽が二つかがやく」(On Thursday We Leave for Home)で、これはサーリングがシーズン4で最も効果的なエピソードと考えていたものだった。

さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数サブタイトル原題[注 12]脚本監督主演放送日
103おのれの影In His Imageチャールズ・ボーモントペリー・ラファティジョージ・グリザード1963年
1月3日
104海底の墳墓The Thirty-Fathom Graveロッド・サーリングマイク・ケリン1月10日
105幻の谷間Valley of the Shadowチャールズ・ボーモントデビッド・オパトシュ英語版1月17日
106暗闇の男He's Aliveロッド・サーリングスチュアート・ローゼンバーグデニス・ホッパー1月24日
107物云わぬ少女Muteリチャード・マシスンアン・ジリアン英語版1月31日
108幻の宇宙船Death Shipドン・メドフォード英語版ジャック・クラグマン2月7日
109夜の女豹Jess-Belleアール・ハムナー・Jr.英語版バズ・キューリック英語版ジェームス・ベスト英語版2月14日
110人形の家でMiniatureチャールズ・ボーモントウォルター・グローマン英語版ロバート・デュヴァル2月21日
111魅いられた男Printer's Devilラルフ・セネンスキー英語版バージェス・メレディス2月28日
112歴史のかきかえNo Time Like the Pastロッド・サーリングジャス・アディスダナ・アンドリュース3月7日
113宇宙飛行士の幻想The Parallelアラン・クロスランド・Jr.英語版[46]スティーヴ・フォレスト3月14日
114四つめの願いI Dream of Genieジョン・フリア・Jr.英語版ロバート・ギスト英語版ハワード・モリス英語版3月21日
115陳列された目The New Exhibitチャールズ・ボーモントジョン・ブラームマーティン・バルサム4月4日
116再び故郷へOf Late I Think of Cliffordvilleロッド・サーリング
(原作 - マルコム・ジェームソン英語版)
デヴィッド・ローウェル・リッチアルバート・サルミ4月11日
117落ちた時計The Incredible World of Horace Fordレジナルド・ローズアブナー・バイバーマンパット・ヒングル4月18日
118太陽が二つかがやく[注 16]On Thursday We Leave for Homeロッド・サーリングバズ・キューリックジェームズ・ホイットモア5月2日
119霧に消えた船Passage on the Lady Anneチャールズ・ボーモントラモント・ジョンソンジョイス・ヴァン・パタン5月9日
120魔法入門The Bardロッド・サーリングデヴィッド・バトラージャック・ウェストン英語版5月23日
閉じる

シーズン5

You unlock this door with the key of imagination. Beyond it is another dimension: a dimension of sound, a dimension of sight, a dimension of mind. You're moving into a land of both shadow and substance, of things and ideas; you've just crossed over into the Twilight Zone.

ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション

これは別世界への旅です。目や耳や心だけの別世界ではなく、想像に絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンに入ろうとしているのです。

千葉耕一によるオープニング・ナレーション

さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数サブタイトル原題[注 12]脚本監督主演放送日
121殺すなら私を…In Praise of Pipロッド・サーリングジョセフ・M・ニューマン英語版ジャック・クラグマン1963年
9月27日
122四角い墓場Steelリチャード・マシスンドン・ワイズリー・マーヴィンジョー・マンテル10月4日
123二万フィートの戦慄Nightmare at 20,000 Feetリチャード・ドナーウィリアム・シャトナー10月11日
124世界が静止する日A Kind of a Stopwatchロッド・サーリング
(原作 - マイケル・D・ローゼンタール[47])
ジョン・リッチリチャード・アードマン英語版10月18日
125小さくしてくれThe Last Night of a Jockeyロッド・サーリングジョセフ・M・ニューマンミッキー・ルーニー10月25日
126殺してごめんなさいLiving Dollチャールズ・ボーモントリチャード・C・サラフィアンテリー・サヴァラス11月1日
127洞窟の予言者The Old Man in the Caveロッド・サーリング
(原作 - ヘンリー・スレッサー)
アラン・クロスランド・Jr.ジェームズ・コバーン11月8日
128憎悪の家Uncle Simonロッド・サーリングドン・シーゲルセドリック・ハードウィック11月15日
129禁断の遊星Probe 7テッド・ポストリチャード・ベースハート11月29日
130幻の騎兵隊The 7th Is Made Up of Phantomsアラン・クロスランド・Jr.ロン・フォスター英語版12月6日
131ある泉からの一杯A Short Drink from a Certain Fountainロッド・サーリング
(原作 - ルー・ホルツ英語版)
バーナード・ジラードパトリック・オニール12月13日
132命を刻む時計Ninety Years Without Slumberingリチャード・デ・ロイ
(原作 - ジョージ・クレイトン・ジョンソン英語版)
ロジャー・ケイ[48]エド・ウィン12月20日
133指輪の中の顔Ring-a-Ding Girlアール・ハムナー・Jr.英語版アラン・クロスランド・Jr.マギー・マクナマラ12月27日
134車は知っていたYou Driveジョン・ブラームエドワード・アンドリュース1964年
1月3日
135帰ってきた宇宙船The Long Morrowロッド・サーリングロバート・フローリーロバート・ランシング1月10日
136百万ドルの変身The Self-Improvement of Salvadore Rossジェリー・マクニーリー[49]
(原作 - ヘンリー・スレッサー)
ドン・シーゲルドン・ゴードン英語版1月17日
137ある改造Number 12 Looks Just Like Youジョン・トマーリン英語版
(原作 - チャールズ・ボーモント)
アブナー・バイバーマンコリン・ウィルコックス英語版1月24日
138黒い訪問者Black Leather Jacketsアール・ハムナー・Jr.ジョセフ・M・ニューマンリー・キンソルビング英語版1月31日
139真夜中に呼ぶ声Night Callリチャード・マシスンジャック・ターナーグラディス・クーパー2月7日
140女性にご用心From Agnes—With Loveバーナード・C・ショーエンフェルドリチャード・ドナーウォーリー・コックス英語版2月14日
141甦った過去Spur of the Momentリチャード・マシスンエリオット・シルバースタイン英語版ダイアナ・ハイランド英語版2月21日
142ふくろうの河An Occurrence at Owl Creek Bridgeロベール・アンリコ
(原作 - アンブローズ・ビアス)
ロベール・アンリコロジェ・ジャッケフランス語版2月28日
143エジプトの女王Queen of the Nileチャールズ・ボーモントジョン・ブラームリー・フィリップス英語版3月6日
144狂った映像What's in the Boxマーティン・M・ゴールドスミス英語版リチャード・L・ベアウィリアム・デマレスト3月13日
145生きている仮面The Masksロッド・サーリングアイダ・ルピノロバート・キース3月20日
146暗黒の死刑台I Am the Night—Color Me Blackアブナー・バイバーマンマイケル・コンスタンティン英語版3月27日
147音と静けさSounds and Silencesリチャード・ドナージョン・マクギバー英語版4月3日
148人形はささやくCaesar and Meアデーレ・T・ストラスフィールド[50]ロバート・バトラー英語版ジャッキー・クーパー4月10日
149処刑のベルが鳴るときThe Jeopardy Roomロッド・サーリングリチャード・ドナーマーティン・ランドー4月17日
150連れて来たのはだれ?Stopover in a Quiet Townアール・ハムナー・Jr.ロン・ウィンストン[注 17]バリー・ネルソン4月24日
151対決The Encounterマーティン・M・ゴールドスミスロバート・バトラーネヴィル・ブランド5月1日
152死者を呼ぶ男Mr. Garrity and the Gravesロッド・サーリング
(原作 - マイク・コロロゴス[51])
テッド・ポストジョン・デナー5月8日
153最後の支配者The Brain Center at Whipple'sロッド・サーリングリチャード・ドナーリチャード・ディーコン英語版5月15日
154死ぬほど愛してCome Wander with Meアンソニー・ウィルソン[52]ゲイリー・クロスビー英語版5月22日
155闇に光る指紋The Fearロッド・サーリングテッド・ポストピーター・マーク・リッチマン英語版5月29日
156水に消えた影The Bewitchin' Poolアール・ハムナー・Jr.ジョセフ・M・ニューマンメアリー・バダム英語版6月19日
閉じる

受賞

ゴールデングローブ賞

さらに見る 年(回), 部門 ...
年(回) 部門 候補者 候補作品 結果
1963 (20) Best TV Producer/Director[53] ロッド・サーリング 『トワイライト・ゾーン』 受賞
閉じる

エミー賞

さらに見る 年(回), 部門 ...
年(回) 部門 候補者 候補作品 結果
1960 (12) 脚本賞ドラマ・シリーズ部門[54] ロッド・サーリング 『トワイライト・ゾーン』 受賞
1961 (13) 作品賞ドラマ・シリーズ部門[55] - 『トワイライト・ゾーン』 ノミネート
脚本賞ドラマ・シリーズ部門[56] ロッド・サーリング 『トワイライト・ゾーン』 受賞
撮影賞[57] ジョージ・T・クレメンス英語版 『トワイライト・ゾーン』 受賞
1962 (14) 脚本賞ドラマ・シリーズ部門[58] ロッド・サーリング 『トワイライト・ゾーン』 ノミネート
撮影賞[59] ジョージ・T・クレメンス 『トワイライト・ゾーン』 ノミネート
1963 (15) 撮影賞[60] ジョージ・T・クレメンス
ロバート・W・ピタック
『トワイライト・ゾーン』 ノミネート
閉じる

ヒューゴー賞

さらに見る 年(回), 部門 ...
年(回) 部門 候補作品 結果
1960 (6) 映像部門[61] 『トワイライト・ゾーン』 受賞
1961 (7) 映像部門[62] 『トワイライト・ゾーン』 受賞
1962 (8) 映像部門[63] 『トワイライト・ゾーン』 受賞
1963 (9) 映像部門[64] 『トワイライト・ゾーン』 ノミネート
閉じる

サターン賞

さらに見る 年(回), 部門 ...
年(回) 部門 候補者 候補作品 結果
2010 (37) Best Television DVD Release[65] - 『トワイライト・ゾーン』(第1 - 2シーズン) 受賞
2011 (38) Best Television DVD Release[66] - 『トワイライト・ゾーン』(第3 - 5シーズン) ノミネート
閉じる

リメイク版

劇場版

1983年に『トワイライトゾーン/超次元の体験』が公開された。ナレーターはバージェス・メレディス。全4エピソード。ジョン・ランディススティーヴン・スピルバーグジョー・ダンテジョージ・ミラーが各1エピソードずつ監督し、最初のエピソード以外はテレビドラマ版からのリメイクである。

テレビドラマ

1985年版

1985年9月27日から1989年4月15日までCBS系列および番組販売によって放送された。ナレーターはチャールズ・エイドマンロビン・ワード英語版。全3シーズン・全65話・全110エピソード[注 18]。日本では『新トワイライトゾーン』の邦題でシーズン1がビデオ販売されたほか、TBS系列によってシーズン3が放送された。

スペシャル版

1994年5月19日にCBS系列によって『トワイライトゾーン 最終章 ロッド・サーリング・スペシャル英語版』が放送された。ホストはジェームズ・アール・ジョーンズ。サーリングの未使用脚本「人生の予告編英語版」「死者の棲む街英語版」を元に映像化したテレビ映画である。

2002年版

2002年9月18日から2003年5月21日までUPNによって放送された。ホストはフォレスト・ウィテカー。全1シーズン・全22話・全43エピソード[注 19]。日本ではミステリチャンネル(現:AXNミステリー)によって放送された。

2019年版

2019年4月1日から2020年6月25日までParamount+Amazon Prime Videoによって配信された。ホストはジョーダン・ピール。全2シーズン・全20話。日本ではスーパー!ドラマTVによって放送された。

小説版

サーリング自身が手がけたノベライズは、日本では『ミステリーゾーン』『ミステリーゾーン 2』(矢野浩三郎 ほか訳、文春文庫)に収録されている。これに続いて第3巻・第4巻も刊行されているが、こちらはノベライズではなく、脚本元になった原作小説をアンソロジー形式に編纂したものである。なお、邦題はテレビドラマ版の邦題とは異なるものとなっている。

収録作品

括弧内はテレビドラマ版の邦題。

『ミステリーゾーン』
矢野浩三郎 ほか訳、1983年10月、ISBN 978-4-167-27523-5
  • だれもいなくなった町(そこには誰もいなかった)
  • 歩いて行ける距離(過去を求めて)
  • 怪力ディングル(強いぞ、ディングル君)
  • 時のかなたに(過ぎし日を)
  • 熱狂(熱病)
  • メープル通りの怪(疑惑)
  • 大いなる願い(奇蹟)
  • 機械に脅迫された男(機械ぎらい)
  • ウィラビーに停車(敗北者)
『ミステリーゾーン 2』
(矢野浩三郎・村松潔 訳、1986年8月、ISBN 978-4-167-27561-7
  • 真夜中の太陽(狂った太陽)
  • 免除条項(良心を売った男)
  • 魔法の砂(縄)
  • 奇跡の左腕ケイシー(鉄腕ケイシー)
  • 核シェルター(生と死の世界)
  • ランス・マグルーとの対決(西部劇作法)
  • リップ・ヴァン・ウィンクルの犯罪(砂の上の宝)
  • 真実のみ(因縁も売りものです)
  • フライト33 時間の旅(33号機の漂流)
  • 孤独な男(星に流された男)
  • 柔和な人のクリスマス(弱き者の聖夜)
『ミステリーゾーン 3』
(矢野浩三郎 訳、1989年11月、ISBN 978-4-167-27595-2
『ミステリーゾーン 4』
(矢野浩三郎 訳、1994年8月、ISBN 978-4-167-30935-0
  • チャールズ・ボーモント「レディに捧げる歌」(霧に消えた船)
  • リチャード・マシスン「高度二万フィートの悪夢」(二万フィートの戦慄)
  • ジェローム・ビクスビー英語版「日々是好日」(こどもの世界) - 別邦題「きょうも上天気英語版
  • リチャード・マシスン「死の宇宙船」(幻の宇宙船)
  • チャールズ・ボーモント「夢を見るかも……」(悪夢)
  • リチャード・マシスン「消えていく」(誰かが何処かで間違えた)
  • チャールズ・ボーモント「吠える男」(嵐の夜)
  • リチャード・マシスン「遠い電話」(真夜中に呼ぶ声)
  • レイ・ブラッドベリ「素晴らしきかな、電子の人」(ロボットの歌) - 別邦題「歌おう、感電するほどの喜びを!英語版

上記のほかに、ウォルター・B・ギブスン英語版が「鏡像」(テレビドラマ版の邦題「めぐりあい」。早川書房『ミステリマガジン』第594号に収録)、「幻の砂丘」(テレビドラマ版の邦題同じ。角川文庫『地球の静止する日』に収録)を執筆している。脚本を元にしており、サーリングとの共作という形になっている。

また、サーリングの娘であるアン・サーリング=サットン[67]が『One for the Angels』(テレビドラマ版の邦題「死神につかれた男」)、『The Changing of the Guard』(テレビドラマ版の邦題「栄光ある引退」)を執筆している[68]。ただし、どちらも日本語版未訳である。

備考

関連項目

類似作品

注釈

  1. シーズン4 - 5のみ"Twilight Zone"となっている[1]
  2. 当時の邦題にあわせ、シーズン1では「未知の世界」、残りのシーズンでは「ミステリー・ゾーン」と訳出された。現在では邦題が統一されたため、シーズン1も「ミステリー・ゾーン」と訳出されている。
  3. 主演:ウィリアム・ベンディックス英語版マーティン・バルサム。監督:アレン・レイズナー
  4. 第61話「沈黙の世界」(The Silence)、第62話「夢の世界」(Shadow Play)、第68話「生と死の世界」(The Shelter)の3話。これらのエピソードではオープニング・ナレーションの「ミステリー・ゾーン」の部分が「ミステリーの世界」となっており、それにあわせ邦題も「~の世界」で統一されている。第73話「こどもの世界」(It's a Good Life)の放送も予定されていたが、当日のプロ野球の試合が中止にならなかったため、『ミステリー・ゾーン』の邦題で放送された。
  5. 第1話「そこには誰もいなかった」(Where Is Everybody?)、第28話「地獄にきた男」(A Nice Place to Visit)、第29話「灰色の影」(Nightmare as a Child)、第30話「敗北者」(A Stop at Willoughby)、第31話「媚薬」(The Chaser)、第33話「ミスター・ビーバス」(Mr. Bevis)、第35話「鉄腕ケーシー」(The Mighty Casey)、第36話「すべては彼の意のままに」(A World of His Own)、第61話「沈黙の世界」(The Silence)、第97話「天よりの使者」(The Gift)、第115話「陳列された目」(The New Exhibit)、第147話「音と静けさ」(Sounds and Silences)の12話。第142話「ふくろうの河」と第151話「対決」(The Encounter)は未放送[10][11][12][13]
  6. "The Twilight Zone Companion"では、悲惨な末路を想起させる内容が視聴者に不快感を与えたためではないかと指摘されているが、憶測の域を出ない[15]
  7. 一部地域では、2010年にインターナショナル・ラグジュアリー・メディアから同内容のDVDコレクションが試験的に刊行され、パイロット版「ザ・タイム・エレメント英語版」が定期購読特典としてソフト化されていた。しかし、わずか10号で休刊となったため、第147話「音と静けさ」(Sounds and Silences)はソフト化されないままだった。
  8. 両話とも、上述のDVDコレクションが刊行された際に、一度は刊行予定リストに記載されながら[29]、最終的に販売が見送られたという経緯がある。
  9. フランス映画『ふくろうの河』は「キネマ旬報推薦 ヨーロッパ名画 DVDコレクションBOX」に収録されているため[30]、第142話「ふくろうの河」の本編を視聴することは可能だが、当然ながらサーリングによるナレーションは含まれない。また、フランス映画『ふくろうの河』第3部のほうが上映時間が28分と長いため、放送では一部シーンがカットされていた。
  10. シーズン1はナレーション。シーズン2からエピソードの最初に出演するようになった。
  11. 初回放送当時の吹替音声を紛失しているため、DVDに収録されている吹替音声は堀井真吾による。
  12. ページリンク先は、英語版Wikipediaの各ページ。
  13. ビデオテープによる撮影。
  14. 一部再放送やDVDでは「過ぎし日」表記になっている。
  15. 一部再放送では「リトル・ピープル」に改題。
  16. 一部再放送やDVDでは「太陽が二つ輝く」表記になっている。
  17. 過去に同シリーズで監督経験のあるロナルド・ウィンストンと同一人物[33]
  18. シーズン1 - 2は1話につき1 - 3エピソードのアンソロジー形式。
  19. 前後編を除き1話につき2エピソードのアンソロジー形式。

出典

参考書籍

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI