七時雨山
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| 七時雨山 | |
|---|---|
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七時雨山を北西から(八幡平市安代荒屋地区) | |
| 標高 | 1,063 m |
| 所在地 | 岩手県八幡平市 |
| 位置 | 北緯40度04分14秒 東経141度06分34秒 / 北緯40.0706度 東経141.1094度座標: 北緯40度04分14秒 東経141度06分34秒 / 北緯40.0706度 東経141.1094度 |
| 山系 | 七時雨火山 |
| 種類 | 溶岩ドーム(七時雨山峰)[1] |

七時雨山(ななしぐれやま)は、岩手県の北西部に位置する山。標高1,063 m[2]。八幡平市にあり、新日本百名山や東北百名山に選ばれている。
中世の交通
七時雨山峰の南面の山腹を流霞道[4]といわれる陸奥北部と出羽北部を結んだ横断路が通っていたことが三代実録に記述されており、ナガレカスミ道、ナガレシグレ道、リュウガドウなどの様々な読み方をされていた。
江戸時代には、西麓を盛岡から平舘、寺田、荒屋、田山、米代川水系沿いに花輪まで続く街道の鹿角街道が通っていた。南西側の中腹には難所である車之走峠があったが、江戸期には尾去沢鉱山の輸送路として御銅山道と呼ばれ、盛岡を結ぶ最短ルートとして利用され、南麓の寺田は宿場として栄えた。
1790年(寛政2年)、10月1日高山彦九郎は荒屋村から峠を越え、寺田新田に宿泊した(『北行日記』)。「新町宿を出て七八町にして土橋を渡りて登る。七時雨といふ。大道1里半登りて1里半下る。頂上に鳥居あり。旅人の道を違えざる為とぞ。下りて新田。家六軒あり。頂より暮れて新田作右衛門なるものに宿りを乞ふて宿す。新町より大道三里東南に来る。七時雨を越すときに風烈しく稀にある所の梢を見るに落葉してぞありける。日に七度時雨るるとて七時雨と名付けたりなん聞く」と記録している[5]。
登山
七時雨山は2つのピークがある。右上の写真では、右側が南峰(1,063 m)で、左側が北峰(1,060 m)である。一等三角点があるのが北峰で、山頂からは田代平高原や岩手山などを見渡すことができる。南峰には岩手山と同じ石の獅子頭の権現様がまつられており、姫神山や八幡平の山々も遠望できる。
登山口は3か所あり、いずれも日帰り登山が可能で、田代平放牧場の田代平登山口は駐車場、トイレが整備されており、西の高清水登山口には鹿角街道七時雨一里塚があり、南の西根寺田登山口はかつての鹿角街道である。
北側にある
ギャラリー
- 田代平放牧場から見た北峰
- 七時雨山北峰 一等三角点がある
- 七時雨山南峰
- 姫神山から望む
- 七時雨山の麓から田代山を望む
- 麓にある七時雨山荘
