中国南方航空

中華人民共和国の航空会社 From Wikipedia, the free encyclopedia

中国南方航空(ちゅうごくなんぽうこうくう、中国語: 中国南方航空, 拼音: Zhōngguó Nánfāng Hángkōng, 粤拼: zung1 gwok3 naam4 fong1 hong4 hung1; 英語: China Southern Airlines, SEHK: 1055SSE: 600029NYSE: ZNH)は、中国航空会社

市場情報
略称 南方航空
概要 種類, 市場情報 ...
中国南方航空株式会社
中国南方航空股份有限公司
China Southern Airlines Co. Ltd.
本社ビル
本社ビル
種類 株式会社
市場情報
略称 南方航空
本社所在地 中華人民共和国の旗 中国
広東省広州市白雲区機場路278号
設立 1992年12月20日
業種 空運業
法人番号 1700150005009 ウィキデータを編集
事業内容 航空運送事業
旅行事業
代表者 王昌順 (会長)
資本金 27億94百万人民元
売上高 872億52百万人民元
総資産 1,294億12百万人民元(2011年12月期)
決算期 12月末日
主要株主 China Southern Air Holding Company42.27%
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簡体字 中国南方航空
繁体字 中國南方航空
漢語拼音Zhōngguó Nánfāng Hángkōng
粤拼zung1gwok3 naam4fong1 hong4hung1
概要 簡体字, 繁体字 ...
中国南方航空
簡体字 中国南方航空
繁体字 中國南方航空
発音記号
標準中国語
漢語拼音Zhōngguó Nánfāng Hángkōng
粤語
粤拼zung1gwok3 naam4fong1 hong4hung1
中国南方航空株式会社
簡体字 中国南方航空股份有限公司
繁体字 中國南方航空股份有限公司
発音記号
標準中国語
漢語拼音Zhōngguó Nánfāng Hángkōng Gǔfènyǒuxiàngōngsī
粤語
粤拼zung1gwok3 naam4fong1 hong4hung1 gu2fan6*2 jau5haan6 gung1si1
第二別名
中国語 南方航空
文字通りの意味Southern Airlines
発音記号
標準中国語
漢語拼音Nánfāng Hángkōng
粤語
粤拼naam4fong1 hong4hung1
第三別名
中国語
発音記号
標準中国語
漢語拼音Nánháng
粤語
粤拼naam4 hong4
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中国およびアジア地域で最大の規模を誇る。赤いロゴマークは、東南アジアに植生するカポックの木をモチーフにしている[1]

概要

1991年に、旧・中国民用航空総局(CAAC)の広州管理局を引き継いで広州を拠点に設立。中華人民共和国における国際線及び主要国内線を運航し、旧民航系航空会社の中でも最大規模で、旅客数・便数・飛行時間・売上高・定期便旅客キロ数等でフラッグ・キャリア中国国際航空を上回り、中国およびアジア最大を誇っている[2][3]

2007年11月15日にスカイチームに加盟したが、2019年12月31日をもって脱退。以降は日本航空(JAL)やアメリカン航空などのワンワールドに加盟する可能性が浮上した[4][5][6]。この脱退はカタール航空が手引きしていた可能性が高いとする意見もある[7]

2017年にアメリカン航空から、2019年にカタール航空からとワンワールド加盟会社である2社からそれぞれ5%出資受け入れ、2019年6月1日からフィンエアーとのコードシェア開始、さらに2020年1月2日からブリティッシュ・エアウェイズとの共同事業開始、ワンワールド各社との提携強化を深めており、2022年11月にもワンワールドへの加盟に向け協議中との報道があった[8]

その一方、脱退後もスカイチーム加盟会社の多くとは個別に提携を継続している。

中国南方航空グループ傘下に、廈門航空汕頭航空中国語版広西航空珠海航空などがある。

イギリススカイトラックス社による航空会社の格付けで「ザ・ワールド・フォー・スター・エアラインズ(The World's 4-Star Airlines)」の認定を得ている[9]

歴史

客室乗務員制服(2006年以降)
  • 1991年1988年に分割解体された旧・中国民用航空総局 (CAAC)の広州管理局を引き継いで設立される。
  • 2002年10月:旧民航系の航空会社の集約政策により、中国北方航空中国新疆航空を併合する。
  • 2004年8月:航空連合スカイチーム」に加盟することを発表。
  • 2005年1月:エアバスA380型機を5機発注、北京支社に配属。
  • 2007年11月15日:航空連合「スカイチーム」に加盟[10]
  • 2011年10月18日:エアバスA380型機が中国の航空会社として初めて運航(北京/首都-広州線)。世界で初めて国内線でエアバスA380型機を運用。
  • 2016年
  • 2017年3月28日アメリカン航空との戦略的提携に合意したと発表[13]。提携にあたり、アメリカン航空が中国南方航空に2億ドル(日本円で約222億円)出資。提携は2017年後半から、コードシェア提携とインターライン契約を開始し、中国、または北米や南米のネットワークを相互の顧客に提供する。コードシェアを実施する路線ではマイレージの獲得やスルーバゲージなどのサービスを提供することになる見込み。
  • 2018年
  • 2019年
    • 1月2日:カタール航空が中国南方航空の株を5%取得[7]
    • 6月1日:フィンエアーとのコードシェアを開始。
    • 12月31日:スカイチームを正式に脱退。2018年12月31日にスカイチームを脱退したものの、同社やスカイチーム加盟航空会社のマイレージプログラムの会員は、マイル積算や特典航空券、上級会員向けサービスの利用が相互に可能な状態が続いていたが、これら各種特典もサービスを終了。脱退後もスカイチーム加盟会社の多くとは個別に提携を継続する一方で、ワンワールド加盟会社等とも提携を拡大する[14][15][16]
  • 2020年1月2日:ブリティッシュ・エアウェイズとの共同事業を開始。両社の中英路線及び8つの国内線においてコードシェアを実施[17]

日本との関係

運航便

さらに見る 便名, 路線 ...
中国南方航空 日本への運航便
便名 路線 機材 ※コードシェア
CZ385/386 広州 東京/羽田 JL
CZ3085/3086 エアバスA321neo JL
CZ8101/8102 東京/成田
CZ389/390 大阪/関西 ボーイング777-300ER JL
CZ393/394 エアバスA321neo
CZ6055/6056 名古屋/中部 エアバスA320neo
CZ647/648 北京/大興 東京/羽田 エアバスA330-300 JL
CZ8029/8030 大阪/関西 JL
CZ8383/8384 鄭州 東京/成田 ボーイング737-800
CZ623/624 長春
CZ629/630 大連 エアバスA321 JL
CZ5081/5082
CZ641/642 大阪/関西 エアバスA320neo JL
CZ619/620 名古屋/中部 エアバスA320エアバスA319neo
CZ613/614 富山 エアバスA320
CZ5069/6022 長沙 東京/成田 エアバスA320neo
CZ8127/8128 深圳
CZ8425/8426 大阪/関西 エアバスA321neo
CZ8309/8310 上海/浦東 東京/成田 エアバスA321
CZ8105/8106 大阪/関西
CZ8389/8390
CZ8103/8104 名古屋/中部
CZ627/628 瀋陽 東京/成田 JL
CZ611/612 大阪/関西
CZ697/698 名古屋/中部 エアバスA320neo
CZ8363/8364 武漢 東京/成田 ボーイング737-800
CZ6085/6086 ハルビン 東京/成田 エアバスA320
CZ631/632 大阪/関西
CZ615/616 新潟
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日本との歴史

  • 日本には1995年9月より乗り入れを開始し、日本エアシステム(JAS)とコードシェアを開始した。
  • 2003年3月30日より日本航空(JAL)とのコードシェアに変更となった[18]
  • 2023年4月2日より、成田-ハルビン線、関西-瀋陽線の運航を再開[19]
  • 2023年4月9日より、関西-北京/大興線を開設。
  • 2023年5月20日から、名古屋-大連線を3年3か月ぶりに再開。
  • 2024年1月15日から、新潟-ハルビン線の運航を再開。
  • 2024年3月31日より、成田-広州線の運航を再開。
  • 2024年6月26日より、富山-大連線の運航を再開。
  • 2024年9月より、成田-鄭州・武漢線の運航を再開。
  • 2024年12月20日から、中部-上海/浦東線の運航を再開[20]
  • 2025年1月10日より、成田-長沙線の運航を再開[21]
  • 2025年2月11日より、成田-深圳線の運航を再開[22]
  • 2025年3月30日から、関西-深圳線の運航を再開[23]

保有機材

現在の保有機材

さらに見る 機材, 運用数 ...
中国南方航空 運航機材一覧(2026年7月現在)[24][25]
機材 運用数 発注数 座席数 備考
F B E+ E
エアバスA319neo 9 - - 4 24 108 136 ローンチカスタマー[26]
エアバスA320-200 93 8 24 120 152
4 18 138 160
24 166
エアバスA320neo 76 8[27] - 4 24 138 166
エアバスA321-200 84 12 24 143 179
4 18 167 189
24 195
エアバスA321neo 93 46[27] 4 24 167 195
12 164 200
エアバスA330-300 25 30 253 283
28 258 286
エアバスA350-900 20 - 28 24 262 314
- 307 335
ボーイング737-700 7 4 18 106 128
ボーイング737-800 153 8 24 132 164
4 18 147 169
150 172
24 178
ボーイング737-8 MAX 49 38[28][29] 4 24 150 178
8 138 170
ボーイング777-300ER 15 - 4 20 28 305 357
- 28 361
ボーイング787-9 22 5 - 28 28 220 276
269 297
COMAC C909 35 - - - - 90 90
COMAC C919 12 88[30] - 8 18 138 164
中国南方貨運航空
ボーイング777F 19 - 貨物
合計 712 185
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退役機材

サービス

座席など

主に長距離路線で運航されているA330A380B787の3機種はファーストクラス(「デラックスファーストクラス」)・ビジネスクラスエコノミークラスの3クラス制で、A330とB777-300ERはプレミアムエコノミークラスを加えた4クラス制で構成されている。B777の一部と近距離・中距離国際線に使用されている機材では、ビジネスクラス「ファーストクラス」・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスの3クラスで構成されている。

A380のファーストクラスは、完全個室タイプの「プラチナプライベートスイート」を8席搭載。またA380のビジネスクラスは180度フルフラットになる1-2-1配列のスタッガードタイプで、B787では180度フルフラットになる座席を2-2-2配列で搭載されている。

2014年にB777-300ERの初号機(B-2099)を受領した際、機内エンターテイメントシステムはタレス社製の「TopSeries AVANT」を搭載している[31]

機内食

中距離・長距離路線を中心に本場の中国料理や西洋料理の機内食が提供され、一部路線のエコノミークラスでは、日本式の蕎麦も提供される[32]。このうちユダヤ教徒のためのものは広州・北京発の欧米・豪州路線に限って搭乗便の48時間前まで、それ以外は搭乗便の24時間前までにコールセンターへ電話で申し込む必要がある。

客室乗務員

2008年、日本人客室乗務員33人を採用し、主に広州―成田・関西、大連―成田・関西間などの日本路線に乗務している[33]

明珠倶楽部 (スカイパールクラブ)

2018年にスカイチームから脱退したが、引き続きスカイチーム加盟各社との提携は維持している。さらに下記の航空会社と提携している。

就航都市

さらに見る 中国南方航空 就航都市(2025年4月 現在) ...
中国南方航空 就航都市(2025年4月 現在)
都市 空港 備考
東アジア
中華人民共和国の旗 中国 広州 広州白雲国際空港 メインハブ空港
北京 北京大興国際空港 ハブ空港
成都 成都双流国際空港
杭州 杭州蕭山国際空港 焦点都市
天津 天津浜海国際空港
重慶 重慶江北国際空港
上海 上海浦東国際空港
上海虹橋国際空港
長沙 長沙黄花国際空港
大連 大連周水子国際空港
済南 済南遥墻国際空港
昆明 昆明長水国際空港
牡丹江 牡丹江海浪空港
青島 青島流亭国際空港
三亜 三亜鳳凰国際空港
瀋陽 瀋陽桃仙国際空港
深圳 深圳宝安国際空港
ウルムチ ウルムチ地窩堡国際空港
張家界 張家界荷花国際空港
威海 威海大水泊空港
武漢 武漢天河国際空港
廈門 廈門高崎国際空港
西安 西安咸陽国際空港
延吉 延吉朝陽川空港
煙台 煙台蓬萊国際空港
鄭州 鄭州新鄭国際空港
ラサ ラサ・クンガ空港
石河子 石河子花園空港
日本の旗 日本 東京 東京国際空港
成田国際空港
大阪 関西国際空港
名古屋 中部国際空港
新潟 新潟空港
富山 富山空港
大韓民国の旗 韓国 ソウル 仁川国際空港
金浦国際空港
釜山 金海国際空港
済州 済州国際空港
大邱 大邱国際空港
中華民国の旗 台湾 台北 台湾桃園国際空港
台北松山空港
高雄 高雄国際空港
香港の旗 香港 香港国際空港
モンゴルの旗 モンゴル ウランバートル チンギスハーン国際空港
中央アジア
カザフスタンの旗 カザフスタン アルマトイ アルマトイ国際空港
キルギスの旗 キルギス ビシュケク マナス国際空港
タジキスタンの旗 タジキスタン ドゥシャンベ ドゥシャンベ空港
トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン アシガバート アシガバート空港
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン タシュケント タシュケント国際空港
南アジア
バングラデシュの旗 バングラデシュ ダッカ シャージャラル国際空港
インドの旗 インド デリー インディラ・ガンディー国際空港 2026年9月21日より運航再開予定[34]
モルディブの旗 モルディブ マレ イブラヒム・ナシル国際空港
ネパールの旗 ネパール カトマンズ トリブバン国際空港
パキスタンの旗 パキスタン カラチ ジンナー国際空港
東南アジア
ミャンマーの旗 ミャンマー ヤンゴン ヤンゴン国際空港
カンボジアの旗 カンボジア プノンペン プノンペン国際空港
インドネシアの旗 インドネシア ジャカルタ スカルノハッタ国際空港
スラバヤ ジュアンダ国際空港 2026年9月16日より運航開始予定[35]
パル ムティアラ・SIS・アル・ジュフリー空港 2026年8月11日より運航開始予定[36]
ラオスの旗 ラオス ヴィエンチャン ワットタイ国際空港
マレーシアの旗 マレーシア クアラルンプール クアラルンプール国際空港
コタキナバル コタキナバル国際空港
ペナン ペナン国際空港
クチン クチン国際空港
ランカウイ ランカウイ国際空港
フィリピンの旗 フィリピン マニラ ニノイ・アキノ国際空港
セブ島 マクタン・セブ国際空港
シンガポールの旗 シンガポール シンガポール・チャンギ国際空港
タイ王国の旗 タイ バンコク スワンナプーム国際空港
プーケット プーケット国際空港
チェンマイ チェンマイ国際空港
 ベトナム ハノイ ノイバイ国際空港
ホーチミンシティ タンソンニャット国際空港
西アジア
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バクー ヘイダル・アリエフ国際空港
イランの旗 イラン テヘラン エマーム・ホメイニー国際空港
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 ドバイ ドバイ国際空港
サウジアラビアの旗 サウジアラビア リヤド キング・ハーリド国際空港 2025年9月2日より就航予定[37]
ヨーロッパ
イギリスの旗 イギリス ロンドン ロンドン・ヒースロー空港
フランスの旗 フランス パリ シャルル・ド・ゴール国際空港
ドイツの旗 ドイツ フランクフルト フランクフルト空港 貨物便のみ
オランダの旗 オランダ アムステルダム アムステルダム・スキポール空港
イタリアの旗 イタリア ローマ フィウミチーノ空港 [38]
トルコの旗 トルコ イスタンブール アタテュルク国際空港
 フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター空港 2026年3月29日より運航開始予定[39]
ロシアの旗 ロシア モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港
イルクーツク イルクーツク国際空港
ウラジオストク ウラジオストク空港
北アメリカ
カナダの旗 カナダ バンクーバー バンクーバー国際空港
トロント トロント・ピアソン国際空港 [40]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アンカレッジ テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港 貨物便のみ
シカゴ シカゴ・オヘア国際空港
ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港 [41]
ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
サンフランシスコ サンフランシスコ国際空港 [42][43]
南アメリカ
メキシコの旗 メキシコ メキシコシティ メキシコシティ国際空港 [44]
オセアニア
オーストラリアの旗 オーストラリア シドニー シドニー国際空港
メルボルン メルボルン空港
パース パース空港
ブリスベン ブリスベン空港
アデレード アデレード空港 [45]
ケアンズ ケアンズ国際空港 [46]
ダーウィン ダーウィン国際空港 2025年12月3日より運航開始予定[47]
ニュージーランドの旗 ニュージーランド オークランド オークランド国際空港
クライストチャーチ クライストチャーチ国際空港 [38]
北マリアナ諸島の旗 北マリアナ諸島 サイパン サイパン国際空港
アフリカ
 ケニア ナイロビ ジョモ・ケニヤッタ国際空港 [48]
休・廃止路線
日本の旗 日本 札幌 新千歳空港[49][50][51] 運休中 再開日未定
仙台 仙台空港
茨城 茨城空港[52][53]
広島 広島空港
北九州 北九州空港
福岡 福岡空港
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事故・アクシデント

脚注

外部リンク

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