函館2歳ステークス

日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬の重賞競走 From Wikipedia, the free encyclopedia

函館2歳ステークス(はこだてにさいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が函館競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

開催国 日本の旗 日本
競馬場 函館競馬場
第1回施行日 1969年8月17日
概要 函館2歳ステークス Hakodate Nisai Stakes, 開催国 ...
函館2歳ステークス
Hakodate Nisai Stakes[1]
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 函館競馬場
第1回施行日 1969年8月17日
2026年の情報
距離 芝1200m
格付け GIII
賞金 1着賞金3400万円
出走条件 サラ系2歳(国際)(特指)
負担重量 馬齢(#競走条件を参照)
出典 [2][3]
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正賞は北海道知事賞[2]

概要

1969年に函館3歳ステークス(はこだてさんさいステークス)の名称で創設[4]された3歳(現2歳)馬による重賞競走。条件や施行時期の変遷(後述)を経て、現在は函館競馬開催の悼尾を飾る競走として概ね定着している。通常は芝1200mで施行しているが、1994年のみダート1000mで施行された。

1997年に函館競馬場と札幌競馬場の開催順が入れ替わったことにより、中央競馬では最初に行われる2歳馬の重賞となった[4][5]

競走条件

以下の内容は、2026年現在[2][3][6]のもの。

出走資格:サラ系2歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:馬齢(55kg)

  • ただし、南半球生まれの競走馬は3kgを減量[1]

地方競馬所属馬は栄冠賞ウィナーズチャレンジ(2競走)で1着となった馬に、本競走の優先出走権が与えられる[7]。また、本競走で1着となった地方競馬所属馬は阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークスホープフルステークスのいずれかに出走資格が与えられるほか、2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬は新潟2歳ステークス中京2歳ステークス札幌2歳ステークスにも出走できる[6][7]

地方競馬所属馬が出走申込を行った場合は、出走申込頭数が4頭以下でも競走の取りやめを行わないことが競馬番組一般事項で規定されている[8][2]

賞金

2026年の本賞金は、1着3400万円、2着1400万円、3着850万円、4着510万円、5着340万円[2]

歴史

  • 1969年 - 3歳馬による馬齢重量の重賞競走として「函館3歳ステークス」の名称で創設[4]、函館競馬場・芝1200mで施行[5]
  • 1984年
  • 1994年 - 函館競馬場の芝コース改修工事により、ダート1000mで施行[5]
  • 1995年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬は札幌3歳ステークスクローバー賞コスモス賞の2着以内馬に限り出走可能となる[5]
  • 1997年 - 地方競馬所属馬の出走資格をラベンダー賞2着以内馬に変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示が国際基準へ変更されたことに伴い、出走条件を「2歳」に変更[5]
    • 競走名を「函館2歳ステークス」に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[4]
  • 2010年
  • 2012年 - 地方競馬所属馬の出走枠が栄冠賞ウィナーズチャレンジ(2競走)の1着馬に変更される。
  • 2013年 - 未出走馬・未勝利馬の出走制限を廃止[4]
  • 2020年 - COVID-19の感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[9]
  • 2025年 - 施行日を2019年以来の日曜日に変更し、これ以降は函館開催最後の重賞競走として実施。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記を用いる。

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。

競走名は第32回まで「函館3歳ステークス」[4]

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1969年8月17日函館1200mタニノソブリン牝2JRA1:13.5山本正司中村好夫谷水信夫
第2回1970年9月6日函館1200mロングワン牡2JRA1:13.7田口光雄松田由太郎中井長一
第3回1971年8月29日函館1200mトモエオー牡2JRA1:12.5郷原洋行大久保房松瀬川祐二
第4回1972年7月2日函館1200mタカヨシタイホウ牡2JRA1:15.2太宰義人中村好夫高山義雄
第5回1973年9月16日函館1200mサクライワイ牝2JRA1:21.7小島太高木良三(株)さくらコマース
第6回1974年9月1日函館1200mホシバージ牡2JRA1:12.8簗田善則増本勇田中寛次
第7回1975年8月31日函館1200mイナリニウドー牡2JRA1:12.7郷原洋行鴨田次男イナリ競走馬(株)
第8回1976年9月5日函館1200mソーウンムサシ牡2JRA1:11.3加賀武見阿部正太郎(株)デルマークラブ
第9回1977年9月4日函館1200mバンブトンコート牡2JRA1:11.9伊藤清章伊藤修司樋口正蔵
第10回1978年7月30日函館1200mシルクスキー牝2JRA1:11.3伊藤清章伊藤修司中山信一
第11回1979年9月16日函館1200mサクラシンゲキ牡2JRA1:11.8東信二境勝太郎(株)さくらコマース
第12回1980年9月14日函館1200mシンピロー牡2JRA1:13.2楠孝志二分久男林幸雄
第13回1981年9月20日函館1200mホクトフラッグ牡2JRA1:11.9柴田政人中野隆良森滋
第14回1982年9月26日函館1200mシャダイソフィア牝2JRA1:10.9猿橋重利渡辺栄吉田善哉
第15回1983年9月25日函館1200mサクラトウコウ牡2JRA1:14.7東信二境勝太郎(株)さくらコマース
第16回1984年9月23日函館1200mエルプス牝2JRA1:10.5木藤隆行久恒久夫小畑安雄
第17回1985年9月22日函館1200mダイナアクトレス牝2JRA1:10.3東信二矢野進(有)社台レースホース
第18回1986年9月21日函館1200mホクトヘリオス牡2JRA1:14.5南田美知雄中野隆良森滋
第19回1987年9月27日函館1200mディクターランド牡2JRA1:12.2村本善之菅谷禎高(有)社台レースホース
第20回1988年9月25日函館1200mサザンビーナス牝2JRA1:11.2松永幹夫﨑山博樹南重利
第21回1989年9月24日函館1200mダイイチオイシ牡2JRA1:12.3猿橋重利沖芳夫辻本春雄
第22回1990年9月23日函館1200mミルフォードスルー牝2JRA1:12.7横山典弘田中耕太郎則武清司
第23回1991年9月22日函館1200mアトムピット牝2JRA1:13.7内田浩一池江泰郎森本忠治
第24回1992年9月27日函館1200mマザートウショウ牝2JRA1:13.5横山典弘奥平真治トウショウ産業(株)
第25回1993年9月26日函館1200mマリーゴッド牡2JRA1:14.1横山賀一奥平真治鈴木勇太郎
第26回1994年9月25日函館ダート1000mダンツダンサー牝2JRA1:00.0藤田伸二山内研二山元哲二
第27回1995年9月24日函館1200mプラウドマン牡2JRA1:11.5清山宏明中村均吉田茂
第28回1996年9月21日函館1200mマイネルマックス牡2JRA1:10.7佐藤哲三中村均(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第29回1997年7月27日函館1200mアグネスワールド牡2JRA1:09.8武豊森秀行渡辺孝男
第30回1998年8月2日函館1200mリザーブユアハート牡2JRA1:11.1横山典弘白井寿昭前田幸治
第31回1999年8月1日函館1200mエンゼルカロ牝2北海道[10]1:11.3井上俊彦林正夫白井民平
第32回2000年7月30日函館1200mマイネルジャパン牡2JRA1:10.6四位洋文佐々木晶三(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第33回2001年7月29日函館1200mサダムブルースカイ牡2JRA1:11.1松永幹夫中村均大西定
第34回2002年8月4日函館1200mアタゴタイショウ牡2JRA1:11.5菊沢隆徳萩原清坪野谷和平
第35回2003年8月10日函館1200mフィーユドゥレーヴ牝2JRA1:12.2藤田伸二山内研二(株)ローレルレーシング
第36回2004年8月8日函館1200mアンブロワーズ牝2JRA1:10.4D.ホワイト小島太(有)サンデーレーシング
第37回2005年8月7日函館1200mモエレジーニアス牡2北海道[11]1:10.7五十嵐冬樹堂山芳則中村和夫
第38回2006年8月6日函館1200mニシノチャーミー牝2JRA1:10.3四位洋文浅見秀一西山茂行
第39回2007年8月5日函館1200mハートオブクィーン牝2北海道[12]1:13.8武幸四郎若松平滝沢孝純
第40回2008年8月10日函館1200mフィフスペトル牡2JRA1:10.7三浦皇成加藤征弘(有)キャロットファーム
第41回2009年8月9日札幌1200mステラリード牝2JRA1:09.7岩田康誠森秀行広尾レース(株)
第42回2010年8月8日函館1200mマジカルポケット牡2JRA1:11.2安藤勝己領家政蔵榊原源一郎
第43回2011年8月7日函館1200mファインチョイス牝2JRA1:10.8上村洋行領家政蔵宮川純造
第44回2012年7月14日函館1200mストークアンドレイ牝2JRA1:10.4川島信二山内研二本間茂
第45回2013年7月21日函館1200mクリスマス牝2JRA1:09.6丸山元気斎藤誠森田謙一
第46回2014年7月19日函館1200mアクティブミノル牡2JRA1:10.2藤岡康太北出成人吉岡實
第47回2015年7月26日函館1200mブランボヌール牝2JRA1:10.5岩田康誠中竹和也前田葉子
第48回2016年7月24日函館1200mレヴァンテライオン牡2JRA1:09.2三浦皇成矢作芳人ライオンレースホース(株)
第49回2017年7月23日函館1200mカシアス牡2JRA1:10.0浜中俊清水久詞(株)カナヤマホールディングス
第50回2018年7月22日函館1200mアスターペガサス牡2JRA1:09.4小崎綾也中竹和也加藤久枝
第51回2019年7月21日函館1200mビアンフェ牡2JRA1:09.2藤岡佑介中竹和也前田幸貴
第52回2020年7月18日函館1200mリンゴアメ牝2JRA1:09.8丹内祐次菊川正達(有)ビッグレッドファーム
第53回2021年7月17日函館1200mナムラリコリス牝2JRA1:09.9泉谷楓真大橋勇樹奈村睦弘
第54回2022年7月16日函館1200mブトンドール牝2JRA1:11.8鮫島克駿池添学(同)雅苑興業
第55回2023年7月15日函館1200mゼルトザーム牡2JRA1:11.7浜中俊加用正宮川純造
第56回2024年7月13日函館1200mサトノカルナバル牡2JRA1:09.2佐々木大輔堀宣行里見治
第57回2025年7月20日函館1200mエイシンディード牡2JRA1:08.4R.キング大久保龍志(株)栄進堂
第58回2026年7月19日函館1200mフェリチタ牝2JRA1:10.4横山和生鈴木孝志(株)カナヤマホールディングス
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関連項目

  • 栄冠賞 - 地方競馬で最初に行われる2歳馬の重賞。本競走のステップレースにも位置づけられている

脚注

外部リンク

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